非常に面白い設定ですな。
時間の逆行次元に入るとは。
逆行次元の物質が順行次元に存在すると、逆に反応する。
製作陣の苦悩振りが伺える作品だよ。
人には時間の感覚ってのは曖昧だから、混乱するのだ。
地球上の次元は三次元だから、時間は含まれていない。
しかし地球は周辺宇宙と言う四次元宇宙の中にある。
三次元世界は四次元宇宙以上の空間の中でしか存在出来ない。
地上は三次元だが、地球の核芯部は多次元の可能性がある。
単に三次元物質では惑星としての形を維持出来ない筈である。
周辺宇宙は四次元だから、時間が含まれる。
しかし地球から発せられる磁力流が時間のジャンプとか飛び石、パートタイム、逆行、加速、遅速を防いでいる。
だから地球上では単に朝が来て夜が来るだけである。
これを時間の経過とは言わない。
地球上の過去現在未来は同時に存在している。
良く時間線と言うが時間は線状では存在しない。
人は線状の方が理解しやすい様だ。
過去現在未来は可能性の数程無数に存在する。
従ってタイムマシンで過去に行って、ある種の生物の起源を殺しても、別の地球では存在は消えないのである。
映画では人類滅亡を目論むのは悪者なのだが、現実は体制に虐げられている人々とか、貧困に苦しんでいる人々が人類の滅亡を望んでいる事が多い。
それを阻止しようとするヒーローは人類の支配者層である。
ハリウッド映画で描かれている話しの真相は、逆なのである。