虎徹 咬まれる！

あっという間の出来事でびっくりした。

家を出て２分。

犯人いや犯犬は近所のコッカ―スパニエルみたいな黒犬。
もう一匹、同じようなコッカ―みたいな白犬と、ちょうど車から降りてきたところで、
飼い主よ、早く繋いで、と思ってたら、
黒が虎徹に気づくなり、飛んできていきなり首にガウガウ！！！

飼い主の言うこと、全然きかず。

虎徹は、キャンキャン泣くばかりで、反撃することもなく、やられっぱなし。

私が手で引き離そうとしたけど、ダメで、足で蹴っ飛ばした。

虎徹はというと、頭に血が・・・
どっか咬まれたんだ！と、ふと見ると、私の手から血が。

虎徹は元気そうだったから、とりあえず
家に帰り、応急手当。（まず、私のね）

意気消沈で、ベッドの下に潜り込んでる虎徹を、どうにか、引っ張り出し、体を触ってみる。
どこも痛がらないけど、どっかから出血している。

耳だ。
耳の先を咬まれてたんだ。

すぐに獣医さんに行った。
ちょっとした怪我だけど、出血量が多いのね、耳って。

計３針（１針目は、虎徹が動くから？失敗）、縫ってもらった。

ちょうど来月注射だから、それまで糸はそのままにと。

一応血は止まってたけど、私も咬まれた傷も見てみもらった。

「今晩は、アスピリンを飲んだ方がいいよ、明日朝、きっと腫れるから、
そしたら、抗生剤を飲みなさいね。」

と、私用に処方箋を書いてくれた。

そして、「虎徹は何もしなくていいからね。」と。

さらに、獣医さんはおそるべ情報通だった！

虎徹を咬んだ犬の特徴を言うと、
「あ～あの犬ね、méchantな犬だわ。」すぐ分かった。

méchantって「意地悪」だと思うんだけど、犬だと「嫌な」って感じでしょうか。

たまたま、
コッカ―何某が１年ほど前に来院してたらしい。

おかげさまで、飼い主の詳しい住所、どこのお国の人か、さらに仕事先もわかっちゃった。
おまけに、「これこれこういう診察をして診察代○ユーロいただきました。」と一筆書いてくれた。

近所の人なので、今回の件はちゃんと言っておこうと思う。
って、息子に手紙を書いてもらおうと思ってるんだけど。
（どこに住んでるかは知ってるけど、何号室かは知らなかったので、獣医さんが知っててよかったわ。）

でもさぁ～、私がね、犬を見た時、
さっさと、向こう側に渡ればよかったのに、なんだか油断したというか、ボケっとしてたからさ、診察料の請求まではいっかと。

しかしねぇ～
こういう時って、主人はお仕事がらみで外食、息子も友達と出かけていてね・・・

ふぅ～疲れた。

虎徹は、今度はベッドの上で寝てます。


虎徹！
またどっかの犬に襲われたら、おかーさんは、すぐに蹴っ飛ばしてやっからね！

ン？

飼い主が飼い犬をかばって怪我するってのは、なしだよねぇ～

んじゃ、虎徹、キャンキャンなかずに、やり返せ！


それも、ヤダね・・・



そんな犬に遭遇しないよう、
お気楽に散歩ができるよう、気をつけようね。


明日は仕事だぁ～

手、腫れないといいけどなぁ。

さてさて、風呂入って、ビール飲んで、さっさと寝るか・・・