今年もサツキの季節が近づいてきた。「京都観光Navi」の「花だより」では、詩仙堂のサツキは5月15日現在「咲き始め」とのこと。今夜は雨の予報なので、降る前に行ってみた。
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座敷から見えるサツキも、写真集でよく見る階段周りのサツキの群生も、殆ど開花していない。
池の向こう、陽当たりのいいところに植えられたサツキが、まさに咲き始め。
受付の方は「1週間から10日ぐらいで」とおっしゃっていたが、思うに、見頃は2週間ほど先になりそう。人が多すぎるとゆっくりと鑑賞できないし、見頃を外すと悔しいし、悩ましいところ。
この先の、古木に囲まれた石碑の近くには、実生の万両(多分)が、いくつもかわいらしい姿を見せていた。
藤棚の周りには、タンポポが散見され、驚いた。前は、なかった。ここは、自然を目指して作りこんだ庭。苔の間から茎を伸ばした何種類もの茶花は、そこにあるのがいかにも自然。だが、タンポポは。この綿毛はこの庭を少しずつ侵食するに違いない。