今月の池袋のメモリープレイスさんでの定期講座「アルバムクラブ」の担当は、
私、七井が講師をやらせて頂いております
昨日は2回目の講習が終了致しました。
午前5人、午後6人という、ちょうど良い人数
とてもアットホームな雰囲気で、皆さんとても楽しそう
(お忙しい中、ご参加いただき本当に有難うございました)
この講習、高梨先生と、石井先生と3人体制で、
今のところやらせて頂いているのですが、
お二人の先生の講習の作品がとても気になります
同じアルバムクラブなので、作品のレベルやクラスの講習内容に差が出てくると
いけないだろうし、それでいて2ヶ月連続で、イメージの似た作品だとまずいので、
ペーパーの選択にも注意して、ガラッと作風を変えて製作するようにしているつもりです。
お二人の先生方、新しいトレンドやテクニックを作品に上手く取り込んでいたり、
それでいてご自分の個性も表現されていて、勉強になります
作品はもちろん、どんな授業風景なのかも気になったりして・・・
スクラップブッキングの先生の講習は、なかなか参加しずらく、
チャンスも逃すことが多い私。
でも、「先生」という立場上、「自己流」のやり方で問題意識を持たず、進めてしまうと
「小保方さん」のような失敗になりかねないので、気を付けてはいるのですが、
どうやって勉強すれば良いのやら・・・
でも最近、気がつきました
「どうやったら、生徒さんにわかりやすく教えられるか?」
何を見て参考にしてると思います??
なんと「料理番組」です。
先日、言わずと知れた料理研究家、小林カツ代先生の追悼料理番組を特集していて、
思わず見入ってしまいました。
あの短い時間で、丁寧にわかりやすく「教える」と言うよりは、料理のコツを「アドバイス」する程度の教え方で、
実に「なめらか」な教え方なのです。
それでいて楽しく、冗談も交えて、手順やポイントはしっかりと指導している。
料理番組は実に短い時間ではあるけど、いかに視聴者に「作ってみたい!」という気にさせるのが重要。
スクラップブッキングも同じこと。
私はいつも自分の講習では、「もう一度作ってみたい!」と思って頂けるような
シンプルな作品作りを目指しています。
レジュメがなくても、スケールで寸法を追えば、家でも違うペーパーで作れてしまうような・・・
料理の本で人気のある内容は、「アレンジ可能なレシピ」だそうです。
たとえば、1日目は「カレー」2日目はそのカレーをアレンジして「和風のカレーうどん」はたまた、「カレー風味のおでん」とか
一つの料理から様々なアレンジの仕方を紹介するというような内容。
私も講習の時は出来る限り、同じ作り方でペーパーチェンジしたもの作り、紹介するようにしています。
全く違うイメージのものが出来上がり、楽しいですよね
今回のアルバムクラブもペーパーのテーマが「ソーイング」で、女の子っぽいイメージの作品です。
でも、男の子の子のママだと困るだろうし、ミシンや糸巻のエンぺリのインパクトが強くて、
写真によってはつり合いがとれないだろうな・・・
そう思い、ペーパーの使用面の裏面でに一部、チェンジして、
トルソーなどのエンぺりを外してみると・・・これはこれでイケるかも!
そう思い、もう一作品作ったのがコチラです。
(一眼レフ故障のため、コンパクトカメラなので画像が悪くごめんなさい)
写真はあえて息子の入園式の写真、男の子の写真を使い、写真の縦横の向きも変えて見ました。
そしてテーマは「春」
ペーパーのお花のデザインが生えるように、他はシンプルに抑えてみました。
(というか、ステッカーは、すでに使用してしまっているので、何もなかっただけです)
とりあえず、ステッカーの余りのものを貼ったり、いつもの様に床に落ちてたラインストーンや、
中途半端に残っていたドイリーが引出しの奥に眠っていたので、
用いてみたりなんかして・・・
小林カツ代先生風に、良く言えば、「ちょっとした素材を付け加えるだけでこんな「アレンジ」料理も出来ました!」
ってとこでしょうか。
これが平野レミ先生だと、「冷蔵庫の中の残り物をかき集めて、テキトーに作っても、こんな風にできちゃうのよ~ん
」
って感じ??
講習ではどちらか、二者択一でお好きなパターンを作って頂きます。、
もちろん、作品で用いなくても、リボンを巻いたトルソーなども、きちんと作り
余ったペーパーでカードを一冊作り、そちらの表紙に用います。
(画像がなくてごめんなさい。)なかなか、手の込んだカードになりますよ。
生徒さんにも喜んでいただけて、同じペーパーを帰りにお買い求めになり、
トルソーのダイカットを余分に抜いていかれる方が多く、
「お家に帰ってからも作っていただけるのかな?」と思うと、
本当に嬉しいです
これからも、料理番組を参考にしながら、どうすれば興魅力ある講習ができるか?
参考にしたいと思います(笑)
余談ですが、参考にはならないけど、目指すは「速水もこみち」
華麗な包丁さばきや、大胆なオリーブオイルのかけ方。
ついつい毎朝、見てしまいます