
CDを買ったのに、何故か聴く気にならず、まったく聴っていない曲ってないですか?もしくは、けっこう有名な曲なのに、何故か聴いていないってのは、ないでしょうか。私的には、そんな曲はいくつか思い当たるふしがあります。昔から食わず嫌いが激しくて、そのくせはこの歳になるまで、直らないんですね。
今回とりあげる食わず嫌いの曲は、ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調作品21であります。この曲は、以前にもブログで触れたことがありますが、ほんとに自分で買ったレコードとしては、かなり早い方で、中学生のころでした。ワルター指揮のニューヨーク・フィル演奏で二番と裏表でした。なんで、ワルターかというと、ベートーヴェンの交響曲の1番と2番を下さいと、レコード店で言ったら、これを出してくれただけのことでした。買ってからモノラルだったことも知った程度です。
なんで、この1番をそれほど聴かなかったのか。それは最初の出だしに問題があると思います。最初の和音の出だしが、なんとも頼りなさげで、好ましくなく、こんな出だしの曲に大した曲があろうはずかないと、勝手に思いこんでいたのでした。
しかし、どうしてどうして。音楽は堂々として、かつ清新さにあふれ、後のべートーヴェンを思い起こさせるに十分な曲であります。いままで聴かなかったのが惜しいような名曲であります。演奏はヘルベルト・ブロムシュテット指揮のシュターツカペレ・ドレスデンです。この両者については、前回も指摘したが最近注目している組み合わせです。
まず、注目されるのはシュターツカペレ・ドレスデンの見事さです。弦楽器の豊かな音色はには心を奪われます。そして時折ソロで奏する管楽器も明晰な音でいいです。第一楽章は、序奏のあとの主部は躍動感あふれ、聴き応えがありますね。第二楽章、アンダンテのゆっくりとした楽章ですが、ゆっくりの中にも筋の通った楽章となってます。第三楽章、ティンパニの音色もさわやかな連打がいいです。メヌエットですが、堂々として痛快な演奏です。終わりも曲を閉じるかの勢いがありますね。そして、第三楽章で終わったかという印象をもって入る第四楽章。軽快で明快、極めてオケは安定して強い意志を感じさせる演奏です。
べートーヴェンの青春の名曲ですねえ。このCD、ブリリアントからの全集の一枚ですが、安いです。お買い得です。その上、岡山の中古やさんで買いましたから、よりやすく1400円ほどでした。5枚組ですからねえ。
今回とりあげる食わず嫌いの曲は、ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調作品21であります。この曲は、以前にもブログで触れたことがありますが、ほんとに自分で買ったレコードとしては、かなり早い方で、中学生のころでした。ワルター指揮のニューヨーク・フィル演奏で二番と裏表でした。なんで、ワルターかというと、ベートーヴェンの交響曲の1番と2番を下さいと、レコード店で言ったら、これを出してくれただけのことでした。買ってからモノラルだったことも知った程度です。
なんで、この1番をそれほど聴かなかったのか。それは最初の出だしに問題があると思います。最初の和音の出だしが、なんとも頼りなさげで、好ましくなく、こんな出だしの曲に大した曲があろうはずかないと、勝手に思いこんでいたのでした。
しかし、どうしてどうして。音楽は堂々として、かつ清新さにあふれ、後のべートーヴェンを思い起こさせるに十分な曲であります。いままで聴かなかったのが惜しいような名曲であります。演奏はヘルベルト・ブロムシュテット指揮のシュターツカペレ・ドレスデンです。この両者については、前回も指摘したが最近注目している組み合わせです。
まず、注目されるのはシュターツカペレ・ドレスデンの見事さです。弦楽器の豊かな音色はには心を奪われます。そして時折ソロで奏する管楽器も明晰な音でいいです。第一楽章は、序奏のあとの主部は躍動感あふれ、聴き応えがありますね。第二楽章、アンダンテのゆっくりとした楽章ですが、ゆっくりの中にも筋の通った楽章となってます。第三楽章、ティンパニの音色もさわやかな連打がいいです。メヌエットですが、堂々として痛快な演奏です。終わりも曲を閉じるかの勢いがありますね。そして、第三楽章で終わったかという印象をもって入る第四楽章。軽快で明快、極めてオケは安定して強い意志を感じさせる演奏です。
べートーヴェンの青春の名曲ですねえ。このCD、ブリリアントからの全集の一枚ですが、安いです。お買い得です。その上、岡山の中古やさんで買いましたから、よりやすく1400円ほどでした。5枚組ですからねえ。
LP7枚組の全集が徳間音工の1万円廉価盤で出たときに、すぐに買ったのですが、今は輸入盤CDで2,000円ちょっとで買えてしまう時代です。隔世の感があります。
ベートーヴェンの1番や2番、8番あたりは、あの大名曲3・5・6・7・9番に隠れがちなんですが、よく聴くとイイ音楽だなぁと思います。この頃、トシをとったせいか、1番や2番を聴く回数が増えました。
若い頃は殆ど聴かなかった・・・・というか、その良さが分からなかったんでしょう・・・・・加齢とともに好みが変わってきました。
CD5枚で2000円前後とは、一昔前とは隔世の感がありますね。一枚3500円なんてもう考えられません。私は、ベートーヴェンはほんと聴いていなかったんですが、久しぶりに聴いてます。確かに、1・2・8番はマイナーですが、いい曲ですね。ブロムシュテットももっと聴こうと思っています。