2006年公開
スタッフ・キャスト
- 監督:ハン・サンヒ(Han Sang-Hee)
- 製作:黒井和男、ジョナサン・キム
- プロデューサー:椿宜和、杉崎隆行、水野純一郎
- 脚本:伴一彦
- 撮影:石原興
- 音楽:Chung Jai-Hwan
- 主題歌:「未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜」歌:森山直太
解説
日本の高校へ転校して来た韓国人の青年と、同じ高校の女子高生の切ない恋を描いた日韓合作のラブストーリー。
“韓国一美しい男”の異名を取る『王の男』のイ・ジュンギと、『ただ、君を愛してる』の宮崎あおいが共演を果たし、純粋無垢(むく)な淡い恋愛模様を体現した。
監督は本作が初メガホンとなる新人ハン・サンヒ。
言葉の壁を越えて育まれるピュアな恋愛と、南禅寺や嵐山、祇園祭など四季折々の京都の風光明媚(めいび)な景観が美しい。
日韓合作の恋愛映画。
あらすじ
大学教授の父親に連れられて日本に転校して来たミン(イ・ジュンギ)は、ある日、自転車に乗って京都の街を走り回っていると、神社で巫女姿の七重(宮崎あおい)と出会う。
七重に一目惚れしたミンは、彼女は自分が転校した高校の生徒だと知る。
しかしあるとき、七重への想いとは裏腹に、ミンはうっかり彼女の大切な画材を川に落としてしまう。
ミンの誠実さに少しずつ心を動かされていく七重。
やがて2人はある約束を交わすが、七重がミンの前から姿を消してしまい……。
七重の消息も分からないまま、ミンは韓国へ帰ることになってしまう。
離れ離れの2人を運命が引き寄せる。