懺悔が進むと 2020-05-27 08:28:05 | 日記 懺悔が進んでいくと、やがて心境に変化が起こる。何層にもなった感情の蓋がとれて、自分の本心に気づくこともある。中でも重要なのは報恩の念が生まれてくることだ。仏様や両親、様々なご縁に対して感謝の念が生じてくる。あるいは良い夢を見るようになる。私は今日は尊敬する大学の先生が夢の中に出てきた。すぐにそうならなくて気落ちすることはない。少しずつ少しずつ日々懺悔を深めていくと、いつのまにか自然にそうなるのだ。
真言に戻ること 2020-05-27 08:21:29 | 日記 懺悔の修行をしてると、様々は感情が湧いてくる。日常生活の中でも過去の記憶や怒り悲しみ罪悪感などの感情に反応してしまうことがあるかもしれない。そういう時には頭の中でおこっていることなので、そこにすぐに気づいて、真言を唱えるように心がける。迷ったらすぐに真言に戻ることである。真言は迷う心の道しるべ。
懺悔が進まない時 2020-05-26 08:15:27 | 日記 懺悔が進まないなあと感じた時、昔の修行者は自分の肘などを、火のついた太い線香の束で焼いて滅罪をすることがありました。昔の修行者は金品を持っていなかったので、自分の身を焼いて仏に供養したのです。今時の私達ができるとすれば、思い切って困ってる人や動物たちに施ししたり、浮かばれない有縁無縁のお施餓鬼をするなど、布施行を心がけることです。
懺悔は自分と向き合うこと 2020-05-25 15:02:13 | 日記 懺悔してると、今まで目をつぶっていた自分の様々な嫌なところが浮かび上がってくる。そうすると自分向き合わなければならないので、苦しいことがある。これはある意味懺悔ができている証拠だと思う。懺悔が深くなると、血の涙を流するようになると仏典には説かれている。
天部が喜ぶもの 2020-05-25 08:55:10 | 日記 聖天、弁財天、毘沙門天、荼枳尼天などの天部は現世利益があるということで信仰を集めている。これらの諸尊は寺院の守護神として祀られている。中には本尊より有名になって人気を集めているものもある。あくまで心がけておきたいのは、もともと寺院の守護神であることだ。つまり、仏教を修行する者を助けるためにご利益を授けるのである。なぜな、その者が仏教の修行する功徳を、それら天部も受けられるからだ。初めはご利益があったけど、後でご利益がなくなってきたという話を聞く。こいつは御利益を与えても仏教の修行をしないなと思ったら、さっと手を引いていくのである。天部にお願いして御利益を授かった人から、どういうお礼をしたら良いかと尋ねられることがあるが、在家でできる懺悔や布施など滅罪生善の行が一番喜ばれると答えている。ちなみに山崎聖天の開山、木食以空上人は歓喜天の法楽に滅罪の真言である光明真言を1日に1万遍唱えていたと伝えられている。