自然の恵み ミツバチからの贈り物 Ⅱ

ミツバチと野菜を育てて、自然の恵みを貰い、健康に暮らす。また、養蜂を通じて四季の移ろいを感じる。

恐ろしい大スズメバチの襲撃

2010-08-27 18:29:38 | Weblog
 毎日晴天続き、それも異常に暑い日が続きミツバチも女王が産卵を控えているのに、恐ろしい大スズメバチがミツバチを襲いに来ている。
 蜂群が減少して越冬に大きな支障が出るのではないかと気が気でない。

巣箱の入り口でミツバチを狙っている大スズメバチ。
この写真では仲良く並んでほのぼのとさせてるようであるが、とんでもないのだ。
隙あらばミツバチを咥えて肉団子にして自分たちの幼虫の餌として巣に持って帰るのである。  多いときは10匹ぐらいが屯して、時には仲間内で殺し合うこともある。

 ここにもこんな格好で狙っている。

小さくてあまり迫力が感じられないが、顎を“カチカチ”鳴らして“ブーン”と鳴っている羽音を聞くとやはり怖いものがある。

努力の甲斐あってこのようにグレープジュースで作った誘引トラップには10匹くらいがかかっている。

 ゴミのようになってしまったので、清掃して、また追加作らなくっちゃ。


これは守門に取り付けたトラップであるが、大スズメバチが入ったのでミツバチが攻撃して狭いトラップの中でミツバチたちが大スズメバチに顎でかみ殺された残骸。

 大スズメバチ1匹捕らえるのに何十匹のミツバチが犠牲になっている。
そうかといって何もしなければ、9月になったら大群で襲われ1時間で巣は全滅に成ってしまうのだが・・・・

時期はずれですが『桜散る』

2010-08-23 15:46:45 | Weblog
 8/22新潟で剣道6段審査があった。
この暑い時期の審査は受験しなかったのだが、五月の審査結果があと一人の審査員が○すれば合格とのことだったので、気合を入れて練習に励みながら臨んだのであるが残念ながらまたまた不合格。 
 今回は気合も入り冷静に臨め、それなりに攻めて有効打突もあったので自信があったのだが・・・・
 当日は新幹線往復とビジネスホテル朝食付きのチケットを購入したので、新潟のすし屋で一人残念会をした。(わびしいーー)

 ホテルに5時頃憔悴しきって着き、サービスの岩盤浴に40分、ペットボトル2本飲んでまた汗をかいた。
 日中の暑さ、審査前稽古、審査と汗をかきまくったのに懲りずに(本当はおいしいビールが飲みたかったので)

 6時半頃ホテルを出て、いざ目指す【すし屋】へ一直線。


 食べログで口コミの多い【大屋寿司】を目指したが、三社祭とやらで閉まっていた。
本当に今日はついていないなーー。
 汚い店であるが夫婦二人で切り盛りしており、味と価格で出張族に評判の店だ。
本当に外観はボロッチイな。

 仕方ないので、駅前の本通りでお客の多く入っていそうな店【千代鮨本館】に入った。
板さんが『ちょっと混んでいるので時間がかかります』との話であったが、折角新潟に来たのだから海の幸、それもおいしい寿司を食べずに帰れまい。

 ここで生ビール2杯、つまみにイカの沖漬け、板さんがてんてこ舞いの忙しさで、気の毒になってきたので、新潟寿司のキャンペーン【極み】を一人前上がりで注文。
 腹がすききっていたので酔いも回っておいしかった。


 翌日5:30起床、シャワーを浴びて6時頃から早朝散歩。

 
 これが【大屋寿司】。

 夜と昼とはまったく違い、早朝見ると格段に小汚い店だなーー。



 こっちは【千代鮨本館】。 早朝なのでシャッターが閉まっており、昨晩のにぎやかさはどこに行ったのか。





 これが新潟が誇る万代橋。
何の変哲もないただの大橋にしか見えないのだが・・・


 これも新潟が誇る【朱鷺メッセ】。
遠くに高いそびえるビルがそうらしい。

 そういえば10月に新潟でAPECが食糧問題で開かれるそうだ。

 APECは11月にも横浜で開催されるということで、いろいろ大きな準備が始まったとこなのに、新潟でも・・・。
そういえば確か大分でも今年行われたようだが、そんなに会議会議必要なのかい。

大スズメバチ対策

2010-08-15 23:12:03 | Weblog
 今年は季節が2週間早まっているようなきがするので、大スズメバチ対策も早めることにした。  例年大スズメバチが大挙してミツバチの巣を襲うのは9月中旬なのだが、季節が早まっているような今年は今日8/15に写真のように巣門にスズメバチ捕殺器を設置した。



今回はスズメバチ捕殺器を設置しただけであるが、9月には巣箱の周りにミツバチだけが通り抜ける目の細かい金網を設置するなどもっと厳重に管理しないと、ミツバチが全滅してしまう。
 


このトラップは簡易トラップで大スズメバチが巣箱内に入れないだけのトラップであるが、上のスズメバチ捕殺器は、巣箱内に入れないが、その前面に入ったら出られなくなるような仕掛けになっており、毎年数匹がかかる。

 スズメバチをおびき寄せて酔わせて溺死させる自作トラップも準備できるのだが。
これは大きなペットボトルの両サイドに窓を開け、底にグレープジュースやグレープフルーツジュースに砂糖を混ぜ、日本酒を入れておくだけである。甘い香りに誘われて大スズメバチがこのジュースを飲んで酔っ払いそのジュースで溺死するのである。
なぜかこの甘い香りはミツバチにはまったく魅力がないようである。

 本来1~2ヶ月前にこのジューストラップで大スズメバチを捕獲しておけばよいのだが。


そろそろ越冬準備とスズメバチ対策

2010-08-14 02:52:53 | Weblog
 毎年この頃になると、越冬に向けた養蜂管理をすることになる。
気をつけなければいけないことは、
強盛群で越冬できるよう蜂群を増やすことと、越冬蜜を十分用意することだ。
 そのためにすることは、①9月上旬から始まる集中的な大スズメバチ襲撃から守るため、巣門に駆除器、その周りに網目の細かい金網を設置し、大スズメバチがミツバチの巣箱に入らないようすること。
②元気な越冬ミツバチを健成するため、寄生するミツバチヘギイダニの駆除。
③減少した蜂群を密集するため、余った巣枠の保管。巣枠に寄生する蛾の幼虫駆除。
④越冬中の食糧補給にする給餌蜜の確保。
以上のことを今月中に済ませなければならない。
それも作業中に大スズメバチが襲撃してくるので、自分の身とミツバチを守りながらの作業となる。

 今年は原点に返って手抜きなしで、点検、管理しているので、ミツバチたちも期待のこたえて、しっかり蜜を貯めてくれたので、こちらもミツバチの期待にこたえて、越冬が無事できるようあらゆる手立てを尽くすつもりだ。

毎日暑い日が続きます

2010-08-08 20:11:18 | Weblog

ここ数日雨も降らず異常に暑い日が続いてる。
昨日、今日と2日にわたって早朝5時前に起きてミツバチ点検。
昨日は3群、5時から7時半ごろまでチェック。
今日は残った2群を5時から6時半までチェック。
というのも子供たちが昨日から泊まっているので、今日は三崎港の朝市に行く予定だから。
 先週蜜搾りを行わず残った群も来週あたりは搾れそうだ。
今年は昨年の反省を踏まえ、原点に返ってこまめに飼育に勤めたことと、春の低温現象でカボチャ栽培が少なく、その農薬被害が減少したので強勢群となった結果、今までで最高の収穫かも。
来週はお盆休みも頂き、今シーズン最後の蜜搾りを行い、後は大スズメ蜂の襲来からミツバチを守ることと越冬準備となる。
 今年こそ越冬できるよう初心に返って丁寧な管理を心がけよう。

 さて、朝市のほうであるが、7時に家を出て、朝市に。  
この時間になるとすでに終了した店もあるし、残った品物をさらに値引きして終えようとする店もある。
よいものは残っていないけど、別に特別欲しいものがないのでそれでもいいのだ。
今年は毎年購入しているスイカ農家で不幸があって、7月中旬一回だけしか購入できなかったので、今日ここでもスイカとグレープフルーツを買って、ガストで朝食。
 朝市効果か?、メッチャ混んでいる。
店員が少ないので、ドリンクバーなども間に合わず、店員さんが走り回って、かわいそうなくらいであった。  

 8時半ごろ家に戻り、再度9時半頃家を出て、大型鮮魚店で刺身を購入し、孫の1歳誕生会に突入だ。

採蜜作業が熱くて死にそう

2010-08-01 20:29:05 | Weblog
 このくそ暑い中 採蜜作業。
昨日準備に入ったが、蜜が貯まり過ぎていて危ない状況であった。




 このようにあまり熱いので、暑い外気が巣に入らないよう身をもって巣を守るミツバチ。

今日は5時頃から始まり、7時半に朝食休憩、8時半から再開し、12時半まで毎回汗びっしょりで休憩のつどシャワーを浴び、シャツやパンツもそのつど交換。
蜂に刺されても安全なため、長袖ポロシャツ2枚重ね、靴下も2枚、軍手も2枚、暑いはずだよなーー。


蜜枠にへばりついている蜜蜂を振るい落として保管した蜜枠からハチミツがこぼれだしている。
前日作業したのであるが・・・・・



 休憩中珍しい場面が見られたので、ちょいと1枚。

蜘蛛の糸に絡んでしまったミツバチを捕獲している雀蜂。
下のほうに雀蜂の羽が見える。



こちらはミツバチをくわえ込んでいる黒い大きな細身の蜂。



 今日は夕方5時頃に蜜を搾った巣枠をそれぞれの群れに戻す作業も小1時間半。
本当に今日は疲れた。

女王が見当たらない?

2010-08-01 08:19:54 | Weblog
 毎日暑い日が続き、休日家にいると熱中症になりそう。
そんなわけで、蜂の点検もおろそかになっていたらしく、今日点検すると蜜がいっぱい。
早速採蜜の準備に入るのだが、女王作成用の王台が作られている。
原因は、①蜜枠でいっぱいになったため、女王が産卵できず分蜂する準備か
②継箱に女王がいないので、移管産卵巣枠の3日以内卵で女王を作成しようとしている
③女王に不測の事態が生じたのか?
原因追求しようと長時間じっくりと点検したが、女王の姿が見つからない。
4群点検したが、1群だけ未交尾女王が見られただけで、産卵女王が見当たらない。
原因解明にならないので、とりあえず採蜜し、王台は2個残し、隔王板(女王が巣箱と継箱に移動できない仕掛けの板)を撤去して、当分様子を見ることにした。