心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

出入国管理法案を考える!-①

2018-11-18 11:15:09 | 時事政治経済哲学思考

 

 外国人移住を認めるということを考える場合に、

考えておくべきことは単に労働人口が国内に不足しているから

ということだけでは問題は解決しないし、

相も変わらず付け焼刃的な解決方法で、

新たな問題を国内に山積させることになるに違いない。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%85%A5%E5%9B%BD%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%8F%8A%E3%81%B3%E9%9B%A3%E6%B0%91%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E6%B3%95

 国内人口の減少化は、

全体として国民の貧困化が根本にあります。

それは高度成長末期のバブル経済の崩壊、

リーマンショックによる金融経済の破綻、

を起点として

国内経済が急速に成長の原動力を失ったことにあります。

そこでは若者の労働の場を奪い、パート、アルバイトなどを

「フリーター」などと聞こえのいい名目で

短時間、低賃金労働に走らせました。

 

 それは政府の支援の下に「人身売買」に近い派遣業の乱立を

合法化させました。

 実際は独占資本主義社会における体のいい

「安全弁」を合法的に作り上げたことでした。

 

 結果は、低賃金・過重労働が生み出され、

若者の間に、結婚できない、子供を産めない、

子供を育てるための教育費がない、

一人前の生活を保証できる就職先が不足している、などの

重大な問題が浮かび上がってきました。

これらの一連の問題は内容通り

人口減に拍車を欠けていることは論を俟(ま)たないことです。

 

 同時に、それらに加速を加えているのが

国際経済のグローバル化という名目のもとに、

大企業を中心に海外に続々と出ていきました。

当然、金融資本も国内投資よりも

海外投資に並行して重点を移し始めました。

 cf. https://blogos.com/article/339309/


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1 コメント

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納得 (hide-san)
2018-11-18 14:30:30
ここまでは納得しました。

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