☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

近ごろのジラゴン 矯正の強制編

2022年02月10日 | 近ごろのゴジラ


    copyright © mike-boy


今日2月10日は「レフト(左)の日」なのだそうです。
初めて知りました(^^;

最近、左利きの俳優さんタレントさんを結構見かけます。
現代劇なら問題ないのですが、時代劇の時には右手を使うように指示されるそうです。
そう、昔は礼儀作法として右手を使うことを強制されたのでした。

筆者の小さい頃も「左利き」をかなり奇異な目で見られました。
信じられないでしょうけれど、差別用語が飛び交い、からかいの対象にもなりました。
「親のしつけが悪い」などと言われたこともありますが
両親や祖父は「右手も使えるようにしなさい」と言う程度で
厳しく言うことはありませんでした。

小学校の先生たちは結構、筆者を「しつけ」ようとしたのです。
特に五年生の時の担任は、見る度に「右手」を強要するのです。
そういう日々を過ごしていたら、そのうちなぜか言葉がなかなか発せられず
吃音のなり掛けたのでした。
そのわけを後々、映画「英国王のスピーチ」で知ることとなります。
吃音がひどい国王の言語指導者が『小さい頃、左利きを厳しく矯正されなかったか?』
と、尋ねる場面がありました。
なるほど!それでか!と納得☆

しかし進級して担任が代わり、
その先、中学に入るとどの先生も珍しがるだけでしつけようとはしなかったのです。
「私は私で居られる」と思いました。

話は戻りますが、小五の時の担任からのパワハラ的指導で
登校拒否にならなかったのは、
5、6年生の選抜生徒による合唱部での練習があったからでした。
歌う時は右利きも左利きも一緒ですから♪
思い切り声を出せば、何だかスッキリして楽しかった覚えがあります。

以前、左利き用のハサミのことを書きましたが、
道具だけでなく、世の中が結構右利き仕様に出来ていることを
その都度、自分の中で納得とか諦めと共に過ごして来たので
もうそれに慣れてしまいました。

マイノリティという位置づけの左利きにも
光を当ててもらえたレフトの日でした。

最後にひとつだけ。
編み物とそろばんは右手を使います。
習い始めの時に右で覚えるしかなかったから。



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