☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

意味のあるもの

2021年11月27日 | 頭の中
ほぼ2年ぶりにちょっと遠出をした。
一般のヒトにはこれを「遠出」とは言わない距離だが。

写真は、某ショッピングモールのカフェの窓から撮った風景。


都会的な風景に特に何も感じない筆者だが、
これを見て思い出したことがある。

解剖学者のYさんが「都会には意味のあるものしかないし、造らない」と
言っておられた。
なるほど~、ヒトにとって「意味のあるもの」を造ってそこで生活する都会の勤労者。
だから緑=自然も最小限しか存在しないのだね。

どこか空き地があると、いつの間にかハコモノが出来ていたり。
雑木林があって小鳥の声が聴こえていいな、と思っていた場所が
いつの間にか木が切らえて、そこにもマンションが出来ていてショックだった。

そこで再び「意味のあるもの」のことで思い出したことがある。
某女優さんが、過去の偉人の母親役で出演した映画があった。
そのロケのためにある地方へ出向いて撮影したお話をラジオでしていた。
その時のその場所を『なんにもないところでねぇ・・・』ですと(゚д゚)!
いやいや、そこは有名な観光地の近くでそれはそれは綺麗な湖も山もあり、
田畑は豊富な作物を生み出し、空気は胸いっぱい吸いたいほどキレイなのに。

その女優さんにとっては、その地は「意味のないもの」だったのかも知れない。
だって都会育ちの方だから、きらびやかなイメージしかない方だから。
それ以来、彼女の演技がどこか噓くさく感じて仕方がない。

「意味のあるもの」しか認めないのなら、この世はなんと味気ないことか。
都会の在り方が、ヒトにとって本当は不自然な形なのだと気付いていた方が
これからの時代はいいのではないか、と考えてしまった。

Yさんが「都会人は、参勤交代のように一定期間田舎に行って自然の中で農作業して暮らし、
また戻って来て都会生活をすればものの見方が変わる」
という意味のことを仰っていた。

賛成☆



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