特等席ではありません

この場所は、台所に近い方なので、ちょっとスースーします。
本当は、この場所の反対側がわたしのお気に入りなんだけど、今おとうさんがデーンと足を投げ出してテレビを観ているので、わたしは座れない・・・。

何だかくつろいでいる雰囲気に見えるかも知れないけど。
そのときに、一番納得できる快適な場所を探しているだけなの。

おかあさんが「ココちゃん、お尻が寒いでしょ」って言ってひざ掛けを当ててくれました。

だいじょうぶよ。
おかあさんこそ、寒そうじゃない？
ここに座ると、おかあさんの動向がよくわかる、という利点があるのよ。
この光る目で見ててあげるからね。
倒れたら、すぐおとうさんに知らせてあげる、ふふふ。