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著者:近藤義雄
発行所:戎光洋出版
発行日:2011年1月初版初刷
サイズ :四六判
ページ数:224P
価格:2300円+税
戦国時代、西上州で武田氏を相手に奮闘した長野氏と、その居城箕輪城を描いた書籍です。
ワタクシが興味をもったのは、第三章「長野氏の城館と経済的基盤」、箕輪城を居城とする以前の、長野氏の居館・城郭を発掘調査の遺構・遺物などから考察されています。
また第七章「長野氏が信仰した神社・寺院」では、来迎寺・長年寺・長純寺・榛名神社など、長野氏と係わりのある社寺を述べられています。
箕輪城については、第八章「箕輪城の変遷」で築城年代や規模などを考察されていますが、近年の史跡整備にともなう発掘調査結果は盛り込まれていませんでしたので、その点は留意が必要かと思います。
ちなみこの「箕輪城と長野氏」、上毛出版社より昭和60年に刊行されたもので、誤植や記述の訂正をし改めて出版したものだそうです。
この書籍は発売された当時に購入し、読んでいるうちに現地に行って見たいな~と思い、箕輪城や鷹留城、来迎寺・長年寺などへ訪れました。
最近はなかなか群馬方面へ行く機会が無いのですが、未訪の地も沢山あるのでまた訪れてみたいと思います(^^ゞ
むかし観たときと比べ、今は力を入れて
「観せる」
箕輪城になりましたね。
長野業政と里見義堯は婚姻を通じて連携していたそうですよ。
こんばんは~ご返事が遅くなりました(謝)
里見氏と長野氏との繋がりは榛名町の里見氏との関係でしょうか
箕輪城が国史跡として整備されるのはお城ファンとして嬉しいのですが、整備費用を聴いたときに、色々な考えが頭に浮かび「う~ん・・・」と唸ってしまいました(汗)
高崎には箕輪城以外にも遺構としても歴史的にも良いお城が残っているので、同じように大切にて欲しいな~と思っています(願望)