読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

おうち映画(日本)・リスタートはただいまの後で/余命10年

2024年04月05日 | 映画(国内)
「リスタートはただいまの後で」
2020年
【Amazon Prime Video】

原作 ココミ

上司に人間性を否定されて会社を辞め、10年ぶりに故郷に戻った光臣(古川輝輝)は、近所で農園を営む熊井のじいちゃんの養子・大和(流星涼)と出会います
人懐っこい大和を苦手に思う光臣でしたが、父親(甲本雅裕)に実家の家具店を継ぐことを拒絶され農園を手伝い始めると、大和と過ごす時間が増えていきます
光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しさを持つ大和
自分にはない魅力を持つ彼に次第に惹かれていく光臣でした

当初は
田舎へ帰って間もない光臣の傲慢さや思い上がりにに全く共感できるものがなく不愉快
彼に優し過ぎる故郷の人々にも違和感を感じました
そんな中、少しずつ変わっていく光臣
父親に「変わりたい、誰かに喜ばれる仕事がしたい」と告げるシーンはウルっときました
一方、捨て子だった大和は親の愛を知らずに育った自分には愛がわからない、という思いがあって、光臣に対しても壁を作ってしまいます

BL作品ではありますがそれだけに収まらない人間愛、親子愛を描いた作品
二人の“リスタート”を応援したくなる優しさが詰まっていました
   




「余命10年」
2022年
【チャンネルNECO】

原作 小坂流加

小坂さんご自身のことを書いたものを映画化
数万人に一人という難病に冒され余命10年を宣告された20歳の茉莉(小松菜奈)
生きることに執着しないように、恋だけはしないと心に決めていましたが、地元で開かれた同窓会で和人(坂口健太郎)と出会い、恋に落ちたことで彼女の最後の10年は大きく変わっていきます

難病恋愛ものはあまり観たくないジャンルですが小松菜奈&坂口健太郎ということで鑑賞

いやぁ~
全くもって、泣ける泣ける
友人役の山田裕貴さん、奈緒さん、茉莉の家族役の松重豊さん、原日出子さん、黒木華さん、他の皆さんの演技も素晴らしく、安易なお涙頂戴ものに終わらず登場人物たちの情感が丁寧に描かれていました

小松菜奈さんは必ずといっていいほど出演作に闇雲に食べ続けるシーンが出てきます
これが嫌味なく小気味よく見えるから不思議
小松さん、どんどん上手くなっています
今後も、マンネリ化しない程度に役を選んで成長していって欲しいです

二番手に徹した坂口さんも素晴らしかったです
     



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中島要「雪とけ柳 着物始末暦... | トップ | 東野圭吾「夜明けの街で」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(国内)」カテゴリの最新記事