先日、ikus.の定例会の帰り
聴きたい講演があったので立ち寄りました。
“わが国における子宮頸がんワクチンの現在と未来”
ジョン・マドックス賞を受賞した
医師でジャーナリストの村中 璃子先生による
子宮頸がんワクチンについてのお話し。
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ジョン・マドックス賞
公共の利益に関わる問題について
健全な科学とエビデンスを広めるために、
障害や敵意にさらされながらも
貢献した個人に与えられる、国際的な賞。
総合学術誌ネイチャーの元編集者
ジョン・マドックス氏の名から命名
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お話しを聞いて、
疑問や不安を解決することができました。
数字のトラップによる印象操作。
フェイクニュース。
不確かなデータ(マウス1匹だけ)。
現在、日本では
浸潤がんと診断される新規患者数は年間約1万人。
毎年3000人が死亡。
毎年約1万人が子宮を摘出。
マザーキラーとも呼ばれる子宮頸がん
若年化で子育て中の女性の命を奪うからだそうです。
どの国でも新しいワクチンが導入されれば
それに反対する人は必ず出てくる。
2016年7月 世界発、国家賠償背急訴訟
国家賠償訴訟は終わるまで10年かかるそうです。
訴訟が終わるまで、
積極的接種勧奨の再開はないだろうと…。
接種率 勧奨時約70% 現在は任意で1%未満。
1万個×10年=10万個の子宮が摘出されて行く未来。
唯一予防できるがんである子宮頸がん。
予防接種を男女に接種しているオーストラリアは
罹患率が格段に下がり撲滅に向かっているそうです。
※予防接種は100種以上あるHPVウィルスの中で
高リスクの型の数種のみに対応しています。
予防接種しても、がん検診は必要です。
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