継続研修会では産業医科大学 産業保健学部 實崎准教授による
「治療終結のかかわり」という講演を聞きました。
一番難しいテーマだと感じました。
講演の中の研究結果によると、治療終結の特徴として40歳頃、ART5回目が目安であるが実際はそれより後になることが多く、治療終結後のその後は、『夫婦2人の生活』 『養子縁組の検討』 『自然妊娠』等があげられるようです。
私たち生殖医療相談士としては、患者様の妊娠と親になることへの思いを傾聴することや、治療に対して「目安」を持つことの必要性を伝えていくことも大切であると感じました。
私はまだ養子縁組に関しての知識も不足しており、これからもっと勉強していく必要があります。これからも、より良い情報を患者様に提供できたらよいなと感じました。
現在、当院では生殖医療相談士又は不妊カウンセラーによる相談の時間は特別設けてはおりませんが、今後そういったお時間を提供できるようにと考えております。