美加レディースクリニック いちご通信

クリニック情報を発信していきます。

9月の妊娠報告

2018-10-23 15:52:23 | 教えて美加ドクター 院長ブログ
9月の妊娠報告をさせていただきます。

   

  9月は、北海道地震があり、いろいろ大変な状況でした。

  地震や停電の影響で、精神的ストレスに悩まされたり、しばらく通院できない方もいらっしゃいました。

  そんな中、23名の方が妊娠されました。  年齢は26歳から45歳です。

   本当に、おめでとうございます!!

 

治療法は   

   タイミング療法  14名  (40才以上は、 40才の方 2名 )

   人工授精    3 名  (40才以上は、 45歳の方 1名 すごいです!! 

   体外受精+新鮮胚移植  1名  (40才以上は、 40才の方 1名 )

     体外受精+凍結胚移植  5名  (40才以上は、 44歳の方 1名  すごいです!! )   

    年齢に関わらず 皆さん、治療は、いろいろと大変だったでしょうが、よく頑張ってくれました~

     どうか、このまま順調に、出産されますように、心よりお祈りしています!

 

院長 金谷 美加

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8月の妊娠報告

2018-10-23 14:25:04 | 教えて美加ドクター 院長ブログ
 
8の妊娠報告をさせていただきます。

   おめでとうございます!!

  8月は、24名の方が妊娠されました。  年齢は26歳から41歳です。

 

治療法は    タイミング療法        13名  (うち 40才以上は、 41歳の方 1名)

           人工授精           7 名  (うち 40才以上は、 41歳の方 1名)

        体外受精 + 新鮮胚移植   1名

        体外受精 + 凍結胚移植   3名  (うち 40才以上は、 40歳の方 1名)   

                        でした~

 

院長 金谷 美加

 
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6月、7月の妊娠報告

2018-10-22 16:43:24 | 教えて美加ドクター 院長ブログ
ホームページ工事中のため、報告が随分遅くなりましたが、6月と7月の妊娠報告をさせていただきます。

 おめでとうございます!!

6月は、16名の方が妊娠されました。  年齢は28歳から42歳です。

 

治療法は  タイミング療法      7名  (うち 40歳以上は 40歳1名 42歳1名)

       人工授精          7 名  (うち 41歳 1名)

       体外受精 凍結胚移植  3名  (うち 40歳 1名   42歳 1名)   でした~

 今回は、40歳以上の方が5名もいらっしゃいました。

ただ、40歳以上では、流産率が高く、残念ながら、妊娠後、繋留流産となってしまう方も、いらっしゃいました。

当院を卒業して、分娩施設に転院された方は、40歳以上の5名中 3名でした。

 

7月は、19名の方が妊娠されました。  年齢は29歳から40歳です。

 

治療法は  タイミング療法        10 名

        人工授精            5 名

        体外受精 凍結胚移植   4 名   (うち、40歳の方が 2名 妊娠されました)  

         

   

  どうか、みなさん、無事に元気な赤ちゃんを産んでくださいますようにお祈りしています!

  

院長 金谷 美加

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世界第1号の体外受精ベビー ルイーズさんとお会いしました!

2018-05-21 13:54:30 | 教えて美加ドクター 院長ブログ

 

5月19日東京の雅叙園で、第7回目の「ナースのためのART医学セミナー」懇親会が開かれました。

ゲストに、ルイーズさんが、来てくれました。

40年前に、世界で初めて、体外受精が成功し、生まれたのが、ルイーズ・ブラウンさんです。

ルイーズさんのお母様は、まだ、体外受精が、どうなるかもわからない、試行錯誤の段階の中、主治医のエドワーズ先生を信じて、ブリストルから、何時間もかけて、何度も何度も、ロンドンの病院に通ったそうです。

その当時は、今と違って、超音波検査の機械もなく、迅速ホルモン検査機器もなく、いつ排卵してしまうか、わからない状態。

採卵も、開腹手術で、卵子を採取するので、何回も手術をうけるのは、さぞかし痛みもあり、大変だったろうと思います。しかも、胚の凍結保存もできなかった時代です。

「とにかく、赤ちゃんがほしかった!」というルイーズさんのお母様の情熱と努力、忍耐がなかれば、この体外受精の成功はなかったはずです。

そして、その後、多くの不妊患者さんに、体外受精という新しい方法で、赤ちゃんが得られるという希望を与えることになったのです。

 ただ、その時代は、体外受精という方法に対して、まだ反対する人も多く、、ルイーズさんの家族も、ほかの人から、中傷や批判を受けることも多かったようです。 

 「ルイーズさんに、だれよりも会いたかったのは私です!」と、野田聖子議員も、参加されました。

 ルイーズさんとお会いして、改めて、多くの方々の苦労と努力によって、今の体外受精の進歩がうまれているということを痛感しました。

ルイーズさん、ありがとう!

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不育症の検査 プロテインS比活性検査を行っています。

2018-05-11 18:55:26 | 教えて美加ドクター 院長ブログ

当院でも、「プロテインS比活性検査」 ができるようになりました。

なぜこの検査法が、重要なのかというと・・・・、ちょっとむずかしいお話になりますが、興味のある方は、以下をご覧ください。

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不育症とプロテインS欠乏症:  プロテインS比活性の有用性について

 不育症の原因はいろいろ考えられますが、その一つとして、血栓症により、流産・死産をくり返す場合があります。

血栓症の原因となるのが、抗リン脂質抗体症候群や、凝固因子の異常プロテインS欠乏症、プロテインC欠乏症、第因子欠乏症など)です。

このような異常があると、流産・死産とならなくても、胎児の発育遅延や胎盤の異常を来すことがあります。

この中でも、日本人に検出される頻度が比較的高いのが、プロテインS欠乏症 です。

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またまた、難しいお話になりますが、プロテインSは、血液を固める(凝固させる)活性化Va因子、活性化VⅢa因子を不活性化させる作用があり、血液凝固を防いでいます。

プロテインSが減少すると血液凝固が起こりやすくなり、血栓、塞栓ができやすくなります。

妊娠中は、プロテインS量が低下しやすいため、血栓症のリスクが高くなります。

プロテインS欠乏症は白人では0.03~0.13%と低率ですが、日本人では1.6%と高率で、日本人に多いのが特徴です。

厚生労働科学研究班の報告では、不育症患者ではプロテインS欠乏症が7.4%と日本人の平均より高率でした。

 

日本人に多い、遺伝子変異 「プロテインS徳島」

日本人では、「プロテインS徳島」というプロテインS遺伝子の変異が白人よりも多いと言われており、この遺伝子変異があると、

プロテインS活性が低下して、血液の凝固を防ぐ力が弱くなり、静脈血栓症のリスクが高くなることが報告されています。

日本人には、プロテインS遺伝子の変異がある人の割合が、約1.3~1.8%もいて、欧米白人の20倍も頻度が高いといわれています。

この遺伝子変異があると、繰り返し血栓症をおこすことが多いとされています。

 

プロテインS比活性とは?

 

血液凝固制御因子であるプロテインSの異常/欠乏は、静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism, VTE)の危険因子であり、

日本人の血栓性素因であることが明らかになりました。

日本人には「プロテインS徳島」というプロテインSの機能低下を伴う遺伝子変異が1.3%~1.8% に存在し、

その保因者はVTEを発症する危険性が高くなります(Odds比:3.7~8.6)。

これまで、「プロテインS徳島」などのプロテインS機能異常を正確に診断するには、

遺伝子検査に頼らざるを得ず、時間と手間が掛かり煩雑でした。

プロテインS比活性検査は、自動分析装置で総プロテインS活性と蛋白量を測定し、

蛋白量あたりの活性(総活性 / 総蛋白量)を算出してプロテインS機能低下を判定します。

したがって、プロテインS比活性検査は、これまでより迅速かつ簡便にプロテインS機能異常を検出することができるので、

VTEの予防や診断・治療に大いに役立つものと思われます。

計算方法

総プロテインS蛋白量に対する総活性の比率をプロテインS比活性としました。

 

 

<プロテインS比活性の有用性~まとめ~>

 

①  「静脈血栓症がおきやすい体質かどうか?」を調べるのにも有用な検査です。

   静脈血栓塞栓症は、妊娠中や体動を制限される長距離の旅行、避難所生活、大手術の後などに起きる場合がありますが、

  血栓症がおきやすい個人の体質を予め知っておけば予防することが可能です。

  不育症の原因検索だけでなく、血栓症がおきやすい体質かどうかを知る上でも有用な検査です。

 

②  遺伝子検査を行わずに血液検査で診断できます。

 

   このような体質を知る検査は、今までは遺伝子の検査をする以外に難しかったのですが、

    プロテインS機能検査(プロテインS比活性測定)がごく最近開発されたことにより、

    遺伝子検査をしなくても、通常の血液検査で個人の体質が判るようになりました。

   プロテインS徳島のような遺伝子変異は,血中に分泌されるプロテインS抗原量は正常ですが,活性が低下する「Ⅱ型異常症」です。

    したがって、プロテインS活性とプロテインS抗原量を測定し,プロテインS比活性(比活性=活性/抗原量)を求めることで,

    間接的にプロテインS遺伝子変異を検出することが可能です。

 

③  より正確に血栓症のリスクを診断できます。

        従来のプロテインS活性検査では、血栓リスクを十分に診断できない部分もありましたが、

       「プロテインS比活性検査」を行うことにより、より正確な情報を得られるようになりました。

 

④  妊娠後でも、プロテインS活性より、正確に診断できます。

     妊娠後は、血栓症リスクのない正常の妊婦さんでも、一般に行われている、「プロテインS活性」の血液検査の値は低下してしまいます。

    そのため、妊娠による見かけ上の低下なのか?それとも、本当に活性が低下しているのかの判断をすることができません。

     しかし、「プロテインS比活性検査」を用いると、妊娠後も正しく判断することができます。

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 当院では、プロテインS比活性の検査を行っております。

  

 

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