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私という世界でたった一つの物語

イソップ童話 カとライオン 改訂

2012-06-08 | 写・画・絵・詩・物語

365のみじかいお話(8月20日)

「カとライオン」(脚色版)
 永岡書店


ある天気のいい日のこと、ライオンがひなたぼっこをしていました。

そこへ、いっぴきのカがq( ゜д゜)pブーブーブーンとやってきました。ライオンが知らんぷりしていると、カの方からライオンに話しかけました。

「きみは動物の王様だっていうけど、ぼくはきみなんか、ちっともこわくないよー」

ウトウトしていたライオンは、カなんかにバカにされてはかなわないと、いい返します。

「ふん、おまえみたいに、目にも見えないくらい小さいやつに、このわしが負けるはずがないだろう。ガオガオ

わしが歩けば、どんな動物だっておびえてにげだすんだぞ!」

ライオンはカをおどかしますが、カはちっともこわがりません。それどころか、ライオンに向かってさらにこう言います。

「じゃあ、もしきみがぼくよりも強いというのなら、その証拠を見せてよ。きみはつめで引っかいたり、かみついたりするのが得意なようだからね」

最初は知らんぷりしていたライオンですが、自分よりずっと小さなカにからかわれているうちに、だんだん腹がたってきました。


「なんだとー、ひっかいちゃうぞ」

カはなんとも思ってないようです。

「そんなことをしてもムダ 馬犬..._〆(゜▽゜*)だよ」

「きみより強いということをうたがっているのなら、ひとつ対決しようじゃまいか」

「のぞむところだーヽ(`Д´)ノガオガオーーー!!!」

と、ライオンがいうとすぐに、カがおそいかかりました。

カは、ライオンの鼻の穴のあたりの、毛のはえてないところをねらってとんでいき、そこをチクリとさしたのです。

「うわあああああああ、かゆかゆかゆーいいいよおおお!!!

(つд⊂)なにしやがったああ」

ライオンは、かゆくてたまらなくなり、自分のするどいつめでそこら中引っかき、顔が血だらけになってしまいました。

「ヽ(τωヽ)ノ イタイ!!イタイヨー もうこうさんだ」

ライオンはこうして、あっけなく負けてしまったのです。

「ほら、いった通りだ(`・∀・´)エッヘン!!」

カは、ライオンに勝ったことで調子にのりました。

「ライオンよりも、だれよりも、ぼくが一番強いのさ~( ´∀`)~♬」

カは勝利の歌を口ずさみながら、q( ゜д゜)pブーブーブーンととんでいきました。

しかし、その途中でクモの巣に引っかかってしまったのです。

「しまった、身動きがとれない。(;´Д`)どしよかしらん」

カはバタバタと暴れましたが、ネバネバとしたクモの糸に引っかかってはどうすることもできません。そのまま、クモにパクリと食べられてしまいました。


「ぼくはライオンよりも強いのに、クモなんかに食べられてしまうなんてあああ・・・」

クモに食べられるとき、カはくやしくて、泣きべそをかきながらそういいましたとさ。

死んで後

「ぼくはライオンより強い。ぼくはライオンより強い。ぼくはライオンよりもつおいんだー・・・」

魂になったカは泣きながら自分に言い聞かせていました。


お酢まい。


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