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私という世界でたった一つの物語

屁ひりばばあ

2017-09-11 | 写・画・絵・詩・物語

 

日本の民話

タイトル : 屁ひりばばあ

 

 むかし、阿波に日本一の屁ひりばばあが住んでおりました。

一発ひれば、満開の桜花を一瞬にして散らすこともできるし、屁で歌をうたうことも朝飯前のことでした。( ´艸`)

ごっつい屁をと頼めば、ようだち(夕立)がゴロゴロパリパリ鳴るような大きな大きな屁をひりました。

ある日、裏の竹藪で竹を切んりょると、殿さんが馬に乗って通りかかりました。

殿さんが、「( ತಎತ)そこで竹を切っているのは誰だ」

と聞きますので、ばばあは、「日本一の屁ひりばばあ」と答えました。

殿さんは、(。◕ ∀ ◕。)それは面白いやつじゃ、さっそく一つひってみろと申し付けました。

ばばあは、よっしゃ!と言って、「ぴっひゃらのほっけきょ~」

と鶯のさえずりを軽く一発やりました。

その見事なことは本物の鶯以上です。

殿さんは、「( ^∇^)天晴れじゃ、今度はもっと、もおーっとすごいやつをやってみろ

と言い放ちました。

ばばあがそんなら、馬にしっかりしがみついとれーと言いました。

ばばあが一発ひると、。・*・:≡( ε:)殿さんは馬に乗ったまま松の枝にひっかかってしまいました。

m9(☉౪ ⊙)プギャー!!!! もうよい、もうよい、ものども、早う降ろしてくれ~

.....∑ヾ(;゚□゚)ノー!!タスケテー


とやっとのことで、松の枝から降ろしてもらいました。(ヨッコイショウイチっと)

屁ひりばばあが、「お殿さん、今度はもうちょっとおっきょい(大きい)のをやりまひょうかい」

と言いますと、殿さんは手を振って、「わかった、わかった、もうよい、もうよい

といって、沢山小判をくれました

屁ひりばばあが沢山小判を持っているのをみて、隣りの欲ばりばばあが、

( ΄◞ิ .̫.̫ ◟ิ‵) 隣りのばばあよ、ほれはどうした」



ほれは(◞≼۞ื≽◟゚;益;◞≼۞ื≽◟)どうした

 

 

と聞きますので、ありのままのはなしをしてやりました。

隣りのばばあは、(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)それは、よいことを聞いた、さっそくわしもやってみようと、あくる日、裏山の竹藪で竹を切んりょると、殿さんが馬に乗って通りかかりました。

 

殿さんは黙って通り過ぎようとしましたので、欲ばりばばあが、

◞( 、΄◞ิ౪◟ิ)、これこれお殿さん、わしこそ日本一の屁ひりばばあじゃ」

と呼び止めました。

 

殿さんは、それは面白い、そんなら一つやってみろと申し付けました。

欲ばりばばあは、殿さんの前に座り、尻をまくっていきずんでおりますと、

ウンコが出てしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

殿さんは大そう怒って、欲ばりばばあを牢屋へぶちこんでしまいました。

おしまい

 

はなし : 阿波郡阿波町 川村武夫(41)

日本の民話

 

 


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