∞開運ひとりごと♪~強運人生一本道∞ ☆(・∀・)!

人の中にはすべてがある。求めよ、されば与えられん
ブログには気づきがある。
私という世界でたった一つの物語

だいろくの瓶

2018-03-25 | 写・画・絵・詩・物語
  日本の民話   題 : だいろくの瓶 (三好郡)   とんとん昔。 大きな大きな分限者(長者)がおりました。エヘン 大つごもり(大晦日)の晩はどの部屋へも火をいれておくことになっていました。 なな(女中)に火を入れさせて、火を消したらいかんと言うので、大つごもりの晩 ななは夜どうし起きておりました。 ところが一人のななが火を入れて、火の番をし . . . 本文を読む

福の神、貧乏神

2017-12-23 | 写・画・絵・詩・物語
あるところに兄と弟が住んでいました。 裕福な兄とちがって弟は貧乏で、たった1頭の馬で畑を耕していましたが、やがてその馬も死んでしまいました。 困った弟は裕福な兄に1日だけ馬を貸してほしいと頼み込みます。 最初、兄はことわりましたが、弟は願いを聞き入れられるまで何度も頼みに行きました。 貧しい弟が、馬を借りに裕福な兄の畑へと出かけていくと、屈強な男が畑を耕しているではありませんか。 「 . . . 本文を読む

旅は道連れ運も道連れ

2017-12-10 | 写・画・絵・詩・物語
2人の男が一緒に旅をしていました。1人がふと足を止め、財布を拾いました。 誰かが落としたものにちがいありません。 「見ろよ、これ! すごく重いぞ。金が詰まっているにちがいない」 彼は素早く財布を開け、金が詰まっているのを見て「俺はなんて幸運なんだろう!」 と言いました。 「おれ、じゃなくておれたち、だろう」ともう1人の男は言います。 「おれたちは旅仲間じゃないか。旅仲間は幸運も不運 . . . 本文を読む

屁ひりばばあ

2017-09-11 | 写・画・絵・詩・物語
  日本の民話 タイトル : 屁ひりばばあ    むかし、阿波に日本一の屁ひりばばあが住んでおりました。 一発ひれば、満開の桜花を一瞬にして散らすこともできるし、屁で歌をうたうことも朝飯前のことでした。( ´艸`) ごっつい屁をと頼めば、ようだち(夕立)がゴロゴロパリパリ鳴るような大きな大きな屁をひりました。 ある日、裏の竹藪で竹を切んりょると、殿さん . . . 本文を読む

屁をこくおよっさん

2017-01-05 | 写・画・絵・詩・物語
  徳島市  題 屁をこくおよっさん   むかし、あるところに、屁こきの娘はんがありました。(* ̄0 ̄)ノ[才八∃一]ペタッ その娘はんの屁というのは、けったい(妙)な屁で、ブフォフォフォー 「だれぞっ、だれぞっ」キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄) キョロ たてつづけに鳴るのでした。 けれども、しょっちゅう屁ばっかりこいているので、こんな子は . . . 本文を読む