外国人労働者受け入れは日本をダメにする (Yosensha Paperbacks 34)小野 五郎洋泉社このアイテムの詳細を見る
本書はそのタイトルから鎖国論の類の印象を与えるが、よく読んでみるとそう頑固でもない。日本の経済の発展のためには外国人労働者受け入れが決して最善の案ではないとする論調であるが、たとえば最貧国からの受け入れには柔軟な姿勢もみえる。また、受入れにあたり発生する社会コストを回収 . . . 本文を読む
The Age of MigrationPalgrave Macmillanこのアイテムの詳細を見る
移民研究を志す人が必ず一回は読む入門書。この本をはじめて手に取ったのはおそらく10年前くらいだったとおもう。これを読んで移民研究はなんと奥深いのか、世界の移民はこんなにダイナミックに動いているのか、(そして日本がどれだけそのシステムから孤立しているのか)心底考えさせられた。
そのころはまだ . . . 本文を読む
「在外」日本人柳原 和子晶文社このアイテムの詳細を見る
移住・移民(MIGRATION)関連の仕事をして移民を追っかけていたら、自分も日本を離れて8年の在外日本人になってしまったのだが、この本、「在外日本人」を読んでいると、いろんな人の波乱に満ちた人生がすごく強烈に迫ってきて怖いくらい。自分の分野の専門書だと思って購入したのだが、なんだかどちらかといえば海外を放浪する人々に向けた人生指南の本 . . . 本文を読む
table>外務省が消した日本人―南米移民の半世紀若槻 泰雄毎日新聞社このアイテムの詳細を見る
現在アジア各国の海外出稼ぎ斡旋業者と仕事をしている。アジアからの出稼ぎがこれだけ拡大したのはリクルーターと呼ばれる彼らの果たした役割が大きい。ただ、斡旋業者も海千山千。労働者から一切斡旋料をとらないような倫理観をもった業者もあれば、もう取れるだけとってしまおうというかなり悪徳業者までいろいろだ。 . . . 本文を読む