今回の歩行者用デッキ・グランルーフの開業によって新しくなった東京駅・八重洲中央口を真正面から撮影しました。駅舎入り口の上層階には店舗などが併設されています。
地上部に設置されている八重洲中央口以外に、地下街である八重洲地下街と直結している八重洲地下中央口が真下にあり、八重洲口周辺の人の流れは地上よりも地下の方が多いです。
ズームで撮影してみると、八重洲口の高速バスターミナル周辺には人だかりが出来ていました。
八重洲中央口の脇には臨時のタクシー乗り場が出来ていて、外堀通りの側車線上に多くのタクシーが列をなしていました。新しいタクシープールが完成する来年の秋までこの風景が見られるのでしょう。
雲一つない快晴の青空の中にそびえ立っているグラントウキョウノースタワーを撮影しました。八重洲口脇の一等地に建っている高層ビルで、大和証券グループ本社や、フランスのメガバンクであるBNPパリバ等が入居しています。
シャンデリアを連想させるような前面ガラス張りのノースタワーの頭頂部には「GRAN TOKYO」の文字盤が打ち込まれています。また外堀通り側には「大和証券」の文字が打ち込まれています。
八重洲中央口前交差点の横断歩道の周囲にタクシーが集まっており、道路を横断する人々と、発停車するタクシーが入り乱れる状況になっていて、見ていて少しヒヤヒヤしてきました。
2年程前、グランルーフの構造体の建設工事が始まる前の更地だった頃は、ここから反対側の丸の内地区の高層ビル群を綺麗に眺めることが出来たのです。
この場所から撮影する東京中央郵便局跡地のJPタワーはものすごくスマートで綺麗に写すことが出来たのですが、仕方がないですね。
八重洲中央口交差点から呉服橋交差点へ向かって散策を続けていきます。前方には建て替えのための再開発工事によって、すっかり更地となってしまった「鉄鋼ビル」跡地が見えてきました。
八重洲口会館ビル前から外堀通り越しに撮影してみると、幌屋根との隙間から東海道新幹線ホームの屋根を撮影することが出来ました。
八重洲口のグランルーフの建設工事(交通会館ビルの解体も含む)が始まったのは2008年の初頭ですが、かれこれ完成まで6年近くもかかったことになります。
八重洲口会館ビル前から、グランルーフの全景を撮影しました。精密に計算されて設計されている、この綺麗なウェイブを描いた幌屋根が、今後の八重洲口のシンボルになっていくのですね。
反対側の丸の内駅舎の場合は、2007年5月に復原工事に着工し、そちらも6年後の2012年10月に工事が完成しています。
平日だと外堀通りは大型トラックなどが多く走行しているので、撮影が難しいのですが、この日は土曜日だったので交通量も少なくトラックも全くと言っていいほど走っておらず、撮影は順調に進みました。