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真冬の築地市場:波除神社と勝どき橋から眺める築地市場

2016年03月10日 06時01分00秒 | 中央区全域・銀座


築地市場の海幸橋門前に整備されている「波除稲荷神社」の境内を撮影しました。創建されたのは江戸時代の初期である1659年のことです。




厄除けや航海安全の神として信仰されています。また築地市場に隣接していることから「海老塚」「すし塚」「玉子塚」などの水産物や食品に関わる霊を祀る塚が設置されています。




明暦の大火後、築地の埋め立て工事が行われたが、荒波の影響で工事は難航しました。その最中のある晩、光を放ち漂う御神体が見つかり、現在地に社殿を建て祀りました。その後、波が収まり工事が順調に進んだことから、以降厄除けの神様として信仰を集めることとなりました。




波除神社の向かいで建設中の新しい商業施設の鉄骨群です。高度経済成長期に埋め立てられた「築地川支流」の跡地に建設されています。




波除稲荷神社の正門周辺を振り返って撮影しました。




築地川支流に架橋されていた「海幸橋」の鉄橋は現在は撤去されていますが、橋柱だけが残されている状態です。2002年にアーチ橋は撤去されたそうです。




波除神社前から東側(市場橋方向)へ向かって伸びているのが築地場外市場南端部の「波除通り」の商店街です。築地場外市場内は、あまりアーケードが発達していないです。




築地場外市場の区画東側を通る道路を北側へ向かって歩くと、晴海通りと交差する「築地六丁目交差点」前にやってきました。晴海通りの車の交通量は相変わらず多かったです。




築地六丁目交差点から晴海通りを東側(勝どき側)へ向かって歩き、勝どき橋へ向かいます。勝どき橋からは築地市場の全景を眺めることができます。




晴海通りの歩道をしばらく東側に歩くと「勝どき橋北詰交差点」前にやってきました。東京都心部と晴海・豊洲の湾岸地区を結ぶ唯一のルートであり、車の流れが全く途切れません。




勝どき橋北詰交差点前から振り返って西方向(東銀座方向)を撮影しました。




勝どき橋が完成したのは戦時中の1940年6月のことです。日本で現存する数少ない可動橋(跳開橋)なのですが、前述の通り都心部と湾岸部を結ぶ最重要ルートとなっています。




勝どき橋北詰から隅田川下流方向を撮影しました。下流側には環状第2号線の「築地大橋」の道路橋梁が建設中であり、2016年11月の豊洲新市場開場時には開通するのではないかと思います。




勝どき橋北詰から隅田川右岸側一帯に広がる築地市場の建物群を撮影しました。おさかな資料館や築地市場厚生会館などの建物が集まっています。




この辺りの風景は20年以上前と全く変わっていないですね。




勝どき橋北詰前から築地市場の建物群を撮影しました。



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