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住友不動産六本木三丁目プロジェクト 高層住宅棟 2016年3月15日

2016年03月24日 06時01分00秒 | 再開発・港区


住友不動産六本木三丁目プロジェクト 高層住居棟 工事進捗率90% 2016年3月15日
東京地下鉄南北線の六本木一丁目駅前、首都高速都心環状線の谷町ジャンクション前の再開発工事です。以前のこの場所には六本木プリンスホテルの敷地と、日本IBM本社ビルが建っていたのですが、現在は更地になって工事が進められています。再開発施設は延床面積約20万㎡と、すぐ近くにある六本木ヒルズや東京ミッドタウン並みの規模となっていて、業務×住宅×商業の大規模複合開発となります。この都市再開発は住友不動産株式会社が担当しています。

再開発施設の概要
再開発施設の面積は約2.7ha、高さ約249mの業務棟(40階)、住宅棟(27階)、商業棟(3階)の3つの施設で構成される大規模複合開発となっていて、前述の通り延床面積約20万平米(約6万坪)を誇る住友不動産のフラッグシッププロジェクトとなります。大手不動産業者である住友不動産は、すぐ脇に立っている泉ガーデンタワーの高層ビルも所有しています。

高低差のある地形的な特性を活かして施行区域を南北2つの街区に分け、低地側の「北街区」には商業施設を、丘陵地帯の高台側の「南街区」には業務棟と住宅棟を建設します。また地域貢献の観点から、災害時は一時避難場所としても活用できる複数の広場が設置されます。

再開発事業の主な特徴
1.延床面積約20万㎡、隣接する「泉ガーデン」と並ぶ、“住友不動産最大級のフラッグシッププロジェクト”
2.施行区域約2.7ha、新たな駅前拠点となる業務×住宅×商業の大規模複合開発
3.業務棟・住宅棟は免震構造、オフィス基準階貸室面積約1000坪、無停電対応などBCP対策を強化
4.歩行者の利便性向上のため、 「六本木一丁目」駅西口改札を新設、六本木通りと駅とを結ぶ地下連絡通路や地下鉄駅前広場を整備
5.通常は憩いの場、災害時は一時避難場所として活用する緑豊かな広場を敷地内に設置
6.敷地外周部の道路拡幅や歩道状空地の整備、電線の地中化などを実施


完成予想図の全景です。


再開発計画の見取り図です。

計画概要と整備計画
施行者 六本木三丁目東地区市街地再開発組合
所在地 東京都港区六本木三丁目地内
区域面積 約2.7ヘクタール
建蔽率 約57%
容積率 約878%
階 数( 高 さ ) 北街区 商業棟 地上3階、地下1階(約10メートル)
          南街区 業務棟 地上40階(塔屋2階付)、地下5階(約241メートル)
                住宅棟 地上27階(塔屋2階付)、地下2階(約113メートル)
延べ面積 201815平方メートル
主な用途 事務所、住宅、店舗、駐車場等
住宅戸数 226戸
駐車場 414台

事業の歩みと今後の予定
平成20年3月 「六本木三丁目東地区再開発協議会」設立
平成21年1月 「六本木三丁目東地区市街地再開発準備組合」設立
平成23年9月 都市計画決定
平成24年3月 「六本木三丁目東地区市街地再開発組合」設立
平成25年3月 権利変換計画認可
平成25年6月 準備工事着手
平成25年10月 本体着工
平成28年3月 竣工(予定)

プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年10月28日
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」“住友不動産最大級のプロジェクト” 建物本体工事に着手
プレスリリース:公式ホームページ内の特設サイト
住友不動産 六本木三丁目東地区プロジェクト|すみふ63 - 賃貸オフィス



「アークヒルズサウスタワー」の敷地前から撮影した「住友不動産 六本木三丁目東地区プロジェクト 高層住宅棟」の全景です。地上27階・地下2階建て、高さ113メートルの規模となっています。




工事用タワークレーンや工事用シートも全て撤去されていて、あとは完成を待つばかりとなっているみたいです。




南東側から、「行合坂」内から高層住宅棟の全景を撮影しました。




再開発街区の周囲は住宅密集地帯が広がっているので、撮影出来るポジションを探すのは難しいです。




行合坂前の横断歩道を渡り、再開発工事現場前に近づいて行きます。




再開発工事現場前にやってきました。同じ敷地内に建っている高層オフィス棟と共に、工事が佳境を迎えています。




再開発工事現場の敷地東側を通っている道路を撮影しました。この道路には名前が存在せず「都道415号線」としか言いようがありません。




南東側から高層住宅棟の低層階部分を撮影しました。敷地内には街路樹を植える工事が行われていました。




高層住宅棟の東側に整備されることになる「広場1号」の予定地を撮影しました。現在は工事用の資材置き場となっています。




再開発工事区画の南西角に展開していた工事用プレハブ小屋は撤去されていて、現在は緑地帯の整備工事が行われていました。




再開発工事区画の敷地南側を通る道路の全景です。六本木三丁目地区から六本木一丁目地区方向への抜け道になっているらしく、車の交通量が多かったです。




南西側から高層住宅棟の低層階部分を撮影しました。




工事用プレハブ小屋跡地の全景を南側から撮影しました。緑地帯や散策道などが整備されることになります。




再開発区画の西側を通る「なだれ坂」の坂上にやってきました。なだれ坂を下って行きます。




その前に、六本木三丁目地区の住宅密集地帯内から高層住宅棟を撮影しました。




そばに建っている高層オフィス棟と外壁のデザインが少し似ているところがありますね。




なだれ坂から高層住宅棟の壁面を撮影しました。




高層住宅棟のそばに併設されている低層棟を撮影しました。




このなだれ坂も、再開発工事に伴って拡幅されるのでしょうか。




北西側から高層住宅棟の低層階部分を撮影しました。




なだれ坂の坂上方向を撮影しました。




「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」の地図です。

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