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真夏の皇居東御苑:高台広場を通り抜けて、汐見坂へ

2013年09月04日 11時44分02秒 | 皇居周辺・城西


江戸城・本丸天守の跡地に整備されている展望台へ上っていきます。加賀藩前田家の普請によって完成した高さ18メートルの花崗岩でできた天守台の石垣の脇を通り抜けていきます。




展望台から北側の北の丸公園の緑地帯を撮影しました。8月下旬の時期の散策だったので、北の丸公園内は鬱蒼とした濃い緑で覆われています。緑地帯の中心には「日本武道館」の建物の屋根が突き出ているのが見えますね。




北の丸公園の緑地帯の中の日本武道館の屋根をズームで撮影しました。その背後にはJR飯田橋駅周辺で再開発工事中の高層ビル群が写っているのが見えます。




天守跡地の展望台から振り返って本丸跡地の高台広場と、丸の内の高層ビル群の全景を撮影しました。この展望台の高さは標高レベルで約35メートル程です。




JR東京駅周辺の丸の内地区と、丸の内の北側の大手町地区の二つの高層ビル群はこうして見てみると、一体化されて一つの巨大な高層ビル街として形成されています。




丸の内の高層ビル群の周辺には日比谷公園、皇居前広場、そしてこの皇居東御苑と性格の異なる3つの緑地帯や公園が整備されていますが、3か所から眺める丸の内の高層ビル群の雰囲気はどれも全く違って見えるのです。




丸の内の高層ビル群の南側一角をズームで撮影しました。2002年に建て替えられた丸の内ビル、東京中央郵便局を擁するJPタワー、日本一の総合商社である三菱商事の本社機能を有する丸の内パークタワーです。




天守跡地の脇に建っている建物は「桃華楽堂(とうかがくどう)」と言います。昭和41年2月に完成し収容人員は200名の音楽堂で、音楽好きの香淳皇后(こうじゅんこうごう)さまの還暦記念として建設されました。




高台広場の脇を通り抜けて「二の丸庭園」へ向かいます。高台広場から低地に整備されている二の丸庭園へは「汐見坂」と呼ばれる急坂でアプローチすることになります。




天守台跡地の置くにも散策道は続いていて、この道を道なりに進むと「北詰橋門」と言う名前の江戸城の門に出ることが出来ます。皇居東御苑を抜けて北の丸公園方向へ進む際にはこの門を利用するのが便利です。




高台広場から汐見坂を目指して木々が鬱蒼と生い茂っている散策道の中を歩いていきます。巨大な石垣に囲まれている散策道を道なりに沿って歩いていくと…。




本丸の高台広場から二歩丸庭園方向へ降りることが出来る「汐見坂」に出ることが出来ます。視界がパッと開けて、坂上から眺めていると展望台の上から見渡している感じでした。




坂下には「二の丸庭園」が整備されている広大な原生林が広がっているのが見えます。坂を下ってこの原生林の中を歩いていきます。そして正面には大手町の高層ビル群も広がっているのが見えます。




「汐見坂」は本丸と二の丸をつなぐ坂道でした。江戸時代以前は新橋から皇居前広場の近くまで日比谷入江が入り込み、この坂から海を眺めることができました。現在の丸の内の高層ビル群や東京駅がある場所のことです。




「汐見坂」と言えば、千代田区霞が関の中央省庁街の中にも同名の坂が存在します。あちらの「汐見坂」も江戸時代以前の日比谷入江を坂上から見下ろすことが出来たことから名付けられたそうです。




以前に二の丸庭園を訪れたのは今年の真冬の時期だったので、原生林全体が枯れ木状態だったのですが、8月下旬の時期の散策ですと濃い緑に覆われています。この原生林の中を散策して二の丸庭園へ向かいます。



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