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東京駅前八重洲1丁目東地区の再開発地区 2015年6月25日

2015年07月12日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業の再開発地区 2015年6月25日
東京建物株式会社が中心となって八重洲通りの北側のエリアで進められている「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」です。敷地全体をA、B地区の二つに分割し、B地区には事務所、店舗、住宅、医療施設などからなる地下4階地上54階建て延べ約22万4000㎡の複合施設を計画しています。高さは約250メートルとなっています。予定工期は1丁目東地区が2019-2023年度です。

本事業は、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として、東京都の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議の同意を経て、内閣総理大臣による認定を受けるべく手続きが進められています。

東京駅前八重洲1丁目東地区第1種市街地再開発事業の概要
外濠通りと八重洲通りが合流している「八重洲中央口交差点」の北東側に広がっている区画であり、東京建物ビルや八重洲センタービルなどが建っている場所です。八重洲1-6~8、9の一部、約1.4ヘクタールが対象地となります。

A地区~再開発施設には事務所、店舗、宿泊施設等を設け、規模は地下3階地上11階建て延べ約1万2000㎡。2棟で総延べ約23万6000㎡を想定しています。敷地面積は約1万1900㎡。
B地区~国際交流・情報発信を促進させる「カンファレンスセンター」、国際水準の医療サービスを提供する「国際医療施設」を導入し、国際競争競争力を高める考えです。

また約3000㎡の帰宅困難者受け入れスペース、高効率で自立性の高いエネルギーシステムの導入など防災機能の強化も図ります。都市計画コンサルタントと事業コンサルタントは日本設計。東京建物のほか、大成建設、大林組が事業協力者として参画しています。

本事業の整備方針・主な特徴
1.東京駅前の交通結節機能の強化
 ①国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルの整備
 ②東京駅と周辺市街地等を結ぶ、地上・地下の歩行者ネットワークの整備
2.国際競争力を高める都市機能の導入
 ①日本橋のライフサイエンスビジネス拠点と連携した交流施設等の整備
 ②高度医療施設と連携した初期医療施設の整備
 ③エリアマネジメントの実施によるまちの魅力・活力の向上
3.防災対応力強化と環境負荷低減
 ①地区間連携による災害時支援機能の強化
 ②エネルギーネットワークの構築等による環境負荷低減

これまでの経緯
平成12年7月 東京駅前地区再生推進懇談会 (中央区主催)
平成13年4月 日本橋東京駅前地区協議会 (中央区主催)
平成15年7月 八重洲一丁目地区協議会ワーキング (地元関係者有志主催)
平成17年5月 まちづくり勉強会 (中央区主催)
平成19年5月 八重洲一丁目地区地元再生研究委員会 (地元関係者有志主催)
平成20年6月 「東京駅前地区八重洲一丁目東地区市街地再開発準備組合」設立
平成27年3月 都市計画の手続き開始


(外観イメージ)です。


(八重洲通り・八重洲仲通り沿いの低層部イメージ)です。


(さくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部イメージ)です。

プレスリリース:東京土地建物株式会社発表の報道資料
「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」計画概要について



東京駅八重洲口に整備されている歩行者用デッキ「グランルーフ」にやってきました。この場所から「東京駅前八重洲1丁目東地区」の再開発工事現場の建物群を見渡すことが出来ます。




八重洲口前の「八重洲中央口交差点」の全景と、そこから東側に伸びている「八重洲通り」を撮影しました。再開発工事区画は、この八重洲通りの北側一帯です。




八重洲中央口交差点の北東角に建っている「アールエフ」「ECC」などの看板が付いているオフィスビルと、その背後に建っている「東京建物ビル」です。これらも再開発対象となっています。




「ECC」「中山式」の左側に建っている「新槇町ビル」は再開発対象に入っていません。




外濠通りに面して建っている雑居ビル群の中のいくつかは同じように再開発対象外になっていて、というより用地取得のための交渉に失敗しています。




再開発工事区画の南西角前の八重洲通りの交差点前にやってきました。奥には八重洲中央口交差点と、八重洲口の「グランルーフ」のデッキが写っているのが見えます。




再開発区画の南側、八重洲通りに面して建っている「東京建物ビル」を見上げて撮影しました。高度成長期に建てられたオフィスビルで、老朽化が進んできています。




再開発区画の敷地西側を通っている「八重洲仲通り」です。この場所から北側へ4区画分の敷地が再開発対象となり、八重洲仲通り沿いの雑居ビル群が全て撤去されることになります。




「八重洲仲通り」をズームで撮影しました。東京駅の八重洲口や京橋地区のオフィスビル街で働いているビジネスマン向けの駅前繁華街の街並みが広がっています。




八重洲仲通りの中を北側へ向かって散策していきます。進行方向左側の雑居ビル群が「東京駅前八重洲1丁目東地区」の再開発区画となっています。




平日の午後4時過ぎの時間帯だったので、まだ繁華街の仲は人通りは少なかったですが、午後6時以降になれば多くの人々で賑わいそうですね。




八重洲通り側から一つ目のブロックの北側を通る道路を撮影しました。居酒屋や飲み屋さんの店舗が密集しています。西側へ100メートルほど歩けば八重洲口前に出ることが出来ます。




八重洲通り側から2つ目のブロックの北側を通る道路前にやってきました。ここから八重洲北口前にそびえ立っている「グラントウキョウノースタワー」の高層オフィスビルが良く見えます。




八重洲通り側から3つ目のブロックの北側を通る道路前にやってきました。そばに建っているのが「八重洲センタービル」であり、このまだ新しいオフィスビルも再開発対象となっています。




「八重洲センタービル」の南側を通っている道路です。奥にはグラントウキョウノースタワー低層階の「大丸八重洲店」が写っています。




「八重洲センタービル」前から振り返って南側(八重洲通り側)を撮影しました。この辺りはカラオケ店が多いですね。




北東側から撮影した「八重洲センタービル」の高層ビルの全景です。この場所が再開発区画の北西端になっています。




同じ場所から低層階部分の全景を撮影しました。



再開発区画の敷地北側を通っている「日本橋さくら通り」です。その名前の通り、4月上旬の時期になると桜並木道となります。




「日本橋さくら通り」を歩き、再開発区画の北西端にやってきました。八重洲口周辺の高層ビル群やグランルーフを見渡すことが出来ます。




外濠通りの歩道から「日本橋さくら通り」の入り口を撮影しました。




北西側から、「グラントウキョウノースタワー」の敷地前から撮影した「東京駅前八重洲1丁目東地区」の全景です外濠通りに面した雑居ビル群ですが、数棟ほど再開発に参加しない(説得に失敗した)ビルが混在しています。




同じ場所から撮影した「日本橋さくら通り」です。再開発工事の進展によって、この歩道部分も拡幅されそうですね。




整然とした高層ビル群が広がっている線路を挟んで反対側の丸の内と比べて、こちら八重洲口側はオフィスビル街と繁華街が混在していたりと様々な顔を持っている街並みですね。




「新鉄鋼ビルディング」の再開発工事現場前から撮影しました。




八重洲中央口交差点の北東側一帯が「八重洲1丁目東地区」です。

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