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京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業:工事進捗率10%(2014年3月)

2014年03月06日 08時00分00秒 | 再開発・中央区


京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業 工事進捗率10% 2014年3月
JR東京駅の八重洲口にほど近い中央区の京橋二丁目地区、中央通り(国道15号線)に面した広大な敷地で現在行われている再開発工事です。東京駅周辺は2000年代初頭から再開発に伴う高層化が進んできましたが、遂に京橋地区でも高層化の流れが到来してきました。京橋二丁目三番ビルや京ビル、明治屋ストア本社ビルなどが建っていた2街区の再開発工事です。

2013年の10月から日本土地建物や東京建物などは東京都中央区の京橋で大型再開発工事に着手しました。再開発区域内にある高級スーパー明治屋の本社・本店ビルは耐震性を高めてそのまま利用します。その周囲に地上32階、高さ170メートルの超高層ビルを建設します。新旧のビルのデザインが調和するよう配慮し、全体の完成は2016年10月を予定しています。

明治屋ストア本社ビルとは
再開発工事の敷地内には明治屋ストアー本社ビルが建っていますが、このビルは取り壊さずに免震工事を施した上で保存されます。1885年(明治18年)に磯野計が横浜で創業しました。1903年(明治36年)に合名会社に改組、1911年(明治44年)に株式会社に改組しました。小売店の明治屋ストアーを、東京都を中心に日本で10店舗、日本以外で1店舗を経営しています。商品のブランド名として「Мy(マイ、エム・ワイ)」を使用しています。

事業概要
計画名称 京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業
所在(施行区域) 東京都中央区京橋二丁目2番27(地番)
施行区域面積 約1.0ha
建築敷地面積 約7990㎡(約2417坪)
交通 東京メトロ銀座線 京橋駅直結、JR東京駅 徒歩5分
事業手法 都市再生特別地区、第一種市街地再開発事業
計画容積率 1330%
施行者 京橋二丁目西地区市街地再開発組合
特定業務代行者 日本土地建物(株)、東京建物(株)、(株)日建設計、清水建設(株)
参加組合員 日本土地建物(株)、東京建物(株)、清水建設(株)

施設建築物の計画概要
構造 
再開発棟 S造(一部SRC造)、中間層免震構造
歴史的建築物棟 SRC造、免震構造
規模
再開発棟 地下3階地上32階建て(建物高さ 約170m)
歴史的建築物棟 地下2階地上8階建て(建物高さ 約31m)
用途および各専有部床面積 ※歴史的建築物棟は延床面積 再開発棟
事務所 約66590㎡(約20144坪)
店舗 約3000㎡(約907坪)
公共公益施設 約2380㎡(約719坪)
歴史的建築物棟 約5480㎡(約1658坪)
延床面積 約119050㎡(約36012坪)
駐車台数 約280台

事業の流れ
2006年 2月 準備組合設立
2009年 6月 都市計画決定
2011年 7月 組合設立認可
2012年 12月 権利変換計画認可
2013年 4月 既存建物等除却工事着工
2013年 10月 本体工事着工
2016年 10月 竣工(予定)

京橋二丁目西地区市街地再開発組合 京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業 2016年(平成28年)10月完成予定
http://www.kyou2west.com/
京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業
http://www.kyou2west.com/130924%20panfu.pdf#search='%E4%BA%AC%E6%A9%8B%E4%BA%8C%E4%B8%81%E7%9B%AE%E8%A5%BF%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%AC%AC%E4%B8%80%E7%A8%AE'
『京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)』の着工について
http://www.nittochi.co.jp/news_links/pdf/news/20131002000.pdf
清水建設 『京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)』の着工について
http://www.shimz.co.jp/news_release/2013/2013040.html




中央通りから撮影した「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景です。工事用フェンスで囲まれている敷地内には多くの工事用重機が展開していました。




再開発工事の敷地内の一角に建っている「明治屋ストアー本社ビル」を見上げて撮影しました。免震工事を施すためか、建物の外壁がブルーシートで覆われ始めていました。




中央通りの歩道から西側を眺めてみると、再開発工事減の奥には東京駅八重洲南口前に林立している高層ビル群「グラントウキョウサウスタワー」などが建っています。




再開発工事現場である京橋二丁目地区はJR東京駅八重洲口にもほど近く、歩いて約10分ほどの距離です。また東京地下鉄銀座線の京橋駅にも直結しています。




この日は休日だったので、普段は多くのビジネスマンで賑わう京橋二丁目界隈も閑散としていました。




京橋界隈には1960年代の高度経済成長期に建設された古いオフィスビルの数が非常に多く、今後10年以内に建て替えの時期を迎えることになります。今後しばらくは工事が続くのではないでしょうか。




工事用フェンス越しに、免震工事中の明治屋ストア-本社ビルの建物を見上げて撮影しました。




再開発工事現場前の中央通り(国道15号線)の歩道の全景を撮影しました。




工事用フェンスに打ち込まれている説明板を撮影しました。




解体工事のお知らせと、建築工事のお知らせの説明板を撮影しました。解体と、建設ではそれぞれ「別個」の工事であると見なされているわけですね。




東京駅周辺や日本橋地区につづいて、いよいよ地味なオフィス街のイメージしかなかった京橋地区の再開発工事が本格的に始まりつつあります。10年後にはこのエリアの景観は一変していることになると思います。




再開発工事現場周辺の地図です








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