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10月の日本橋:永代通りを通り抜けて、コレド日本橋へ PART2

2013年10月23日 10時41分58秒 | 中央区全域・銀座


東京地下鉄東西線の日本橋駅直上、永代橋から皇居東御苑方向へまっすぐ伸びている「永代通り」を散策していきます。日本橋界隈は昔から銀行・証券会社を中心とした金融街ですが、近年では高層ビル街へと変貌しつつあります。




1999年1月末に盛大な閉店セールを経て閉鎖された東急百貨店日本橋店の跡地に建っているコレド日本橋。当時、日本橋店が閉鎖されることを惜しむ世論が噴出していたことを今でも覚えていますが、時代の流れには逆らえなかったということですね。




アジアの金融センターとして成長しつつある東京駅周辺のすぐそばの立地条件であり、すでに斜陽産業となりつつあった百貨店よりも、高層オフィスビルとして活用していくことに活路を見出したのかもしれません。オフィスフロアにはメリルリンチ日本証券、三菱UFJメリルリンチPB証券などが入居しています。




1990年代の日本橋地区には高級志向の三越本店、高島屋日本橋店が、そして庶民に人気の東急日本橋店の3つの百貨店がありましたが、当時から東急の売れ行き不振状態が慢性化していました。




やはり1990年代になって自動車社会が急速に進み、郊外の店舗(ロードサイド)が百貨店にとっての強力なライバルとして出現したことが大きな理由だと思います。わざわざ地下鉄に乗って、都心部の百貨店へ出かけるといった買い物スタイルが当時から廃れつつあったということですね。




永代通りと中央通り(国道15号線)が交差している「日本橋交差点」が見えてきました。交差点の後ろ側には東京駅周辺の高層ビル群が壁のように林立しています。




現在東京駅周辺には日本を代表する3大メガバンク(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)の本社機能が集中し、日本国内外の金融機関が集中する「金融センター」となってきていますが、このコレド日本橋を始め、日本橋界隈もそれに取り込んでいく流れになっていくのでしょう。




日本橋交差点の北側の一角の敷地にあったオフィスビルが取り壊されており、再開発工事が始まっていました。数年後には東京駅周辺と日本橋界隈の高層ビル群のスカイラインが連なる光景になっていくかもしれません。




日本橋交差点の南西角に建っている「柳屋ビルディング」、高度成長期の1963年に竣工したオフィスビルで、大昭和紙工産業東京本社や三井住友銀行東京中央支店等が入居しています。この後日本橋へ向かうつもりでしたが、少し寄り道して東京駅八重洲口へ向かいます。




東京駅八重洲口から佃島方向(東方向)へまっすぐ伸びている「八重洲通り」へやってきました。八重洲通りの突き当たりは東京駅八重洲口で、歩行者用デッキグランルーフが小さく見えます。




八重洲通りと中央通り(国道15号線)が交差している「日本橋三丁目交差点」にやってきました。中央通りをまっすぐ北へ向かって散策し、日本橋へ向かいます。




中央通りに沿って建っている高島屋東京店、日本橋駅周辺の高層化を伴う再開発工事、コレド日本橋の高層ビルなどを眺めながら歩いていきます。




既に高層化が進んでいる東京駅周辺と比較すると、八重洲口の東側に広がっている広大なオフィスビル街は昔のままですが、今後複数の古いオフィスビルの敷地を統合して、巨大な再開発施設を造る計画が進みつつあるそうです。




祝日の午前中の中央通り(国道15号線)を散策していきます。交通量はそれなりに多く、タクシーやハイヤー等の姿が目立っていました。




銀座中央通りの繁華街と、京橋のオフィス街を挟んで一体化されている日本橋地区の中央通り、街頭や歩道のデザインも銀座地区と同じになっています。




前方に「高島屋日本橋店」の建物が見えてきました。高島屋は大阪の南海本線・地下鉄御堂筋線のなんば駅前に本店を構える総合百貨店で、東京にはこの日本橋店と新宿駅南口の新宿店、2店舗を展開しています。



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