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The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)の進捗状況 2018年7月31日

2018年08月14日 06時00分00秒 | 再開発・港区


ホテルオークラ本館建て替え計画:工事進捗率80% 2018年7月31日
2014年5月23日、ホテルオークラがマスコミを通したプレス発表で建て替えを行うと発表しました。ホテルオークラは、東京都港区の虎ノ門の閑静な住宅街の中に建っている本格的な高級ホテルであり、2020年の東京オリンピック前の、2019年春に営業再開する予定となっています。そもそも、ホテルオークラが開業したのは1964年(昭和39年)の東京オリンピックの2年前であり、開業後50年近くが経過していて老朽化が長年の課題となっていました。2020年の東京オリンピックに向けて、遂に計画が動き出したと言えます。

2015年8月末に本館建物を閉館し、9月から既存建物の解体に着手します。2016年1月に本体着工、2019年2月末の竣工を目指します。


ファッションスナップニュースの記事内から拝借した、完成予想図です。

ホテルオークラとは?
東京都港区虎ノ門二丁目地区の閑静な住宅密集地帯の中に建っている高級ホテルです。日本国内では「老舗ホテル」とされており、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニとともにホテルの「御三家」と称されています。大手ゼネコンの大成建設などの創設者である大倉喜八郎の長男で大倉財閥の二代目である大倉喜七郎氏によって設立されました。

公職追放により帝国ホテルを離れた大倉は、憲法の制定により華族としての待遇も奪われます。しかし、国内屈指の工芸家たちへ日本の美を以って諸外国の貴賓を迎えるホテルの理念を熱心に説き、その協力を得てホテルオークラを開業させました。明治以降の日本に存在したであろう貴族の精神を証明するという野心と「最後の男爵」としての意地により、「帝国ホテルを超えるホテル」をコンセプトに設立されたホテルとなっています。

再開発計画の詳細
新本館は「伝統と革新」を開発コンセプトとし、和の要素を取り込んだ現代的な高層棟、日本の美の粋を集めた中層棟で構成。総延べ18万平方メートル規模のラグジュアリーホテルとなっています。2019年6月の竣工、同9月上旬の開業を目指しています。総事業費は1100億円を見込んでいます。

設計を大成建設・谷口建築設計研究所・観光企画設計社・日本設計・森村設計・NTTファシリティーズJVが担当します。工事監理とコンストラクションマネジメント(CM)は三菱地所設計、施工は大成建設がそれぞれ手掛けています。建設地は虎ノ門2の10(敷地面積約2・6ヘクタール)。建て替えに当たり、ホテル名称を「The Okura Tokyo」(オークラ東京)に変更します。

高層棟には海外を中心に展開する「オークラプレステージ」ブランド、中層棟には今回新設するブランド「オークラヘリテージ」をそれぞれ導入し、2ブランドを一体的に運営します。敷地南側の高層棟「オークラプレステージタワー」の建物規模は地下1階・地上41階建て、延べ15・3万平方メートル。客室数は368(うちスイートルーム10室)となっています。低層部は宴会場やレストランなど主に共用施設を配置。5階メインロビーは旧本館ロビーを復元します。8~25階はオフィス、26階と27階はフィットネスクラブとスパ。28~40階に客室、41階にはレストランやチャペルなどを設けます。

敷地中央に中層棟「オークラヘリテージウイング」を配置しています。建物規模は地下1階・地上17階、延べ2・7万平方メートル。低層部は共用施設を入れ、6~17階に客室(140室、うちスイートルーム7室)を備えています。約1・3ヘクタールを緑地・庭園に充て、自然環境や周辺環境との調和・共生を図ります。高層棟と中層棟、改修している大倉集古館に囲まれた空間には広場も設けます。

建替え計画の概要
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目10番
現況敷地面積 約26200㎡
建物延床面積 約18000㎡
建物高さ 195m(地上38階、地下6階)
建物用途 ホテル、オフィス、美術館、駐車場
現本館閉館 2015年8月末
建替工事開始 2015年9月
新本館竣工 2019年2月末
新本館開業 2019年春
※記載の数値には、公益財団法人大倉文化財団所有の土地・建物(大倉集古館)を含みます。

プレスリリース:新日鉄興和不動産のホームページ内 2016年6月1日
「ホテルオークラ東京本館建替計画」オフィス事業の取り組みについて~2019年の完成を目指し、2016年6月1日着工~
ニュースリリース:ファッションスナップニュースの記事 2018年6月25日
ホテルオークラ東京の本館が建て替え、2019年9月に開業



虎ノ門二丁目地区内の「江戸見坂」の坂下前の交差点にやってきました。これから、江戸見坂の急坂を上って「ホテルオークラ東京本館建替え計画」の再開発工事区画へ向かっていきます。




江戸見坂の20パーセントもの急坂を上っていくと、前方に「ホテルオークラ東京本館」の敷地内の従業員宿舎の建物が見えて来ました。従業員宿舎の建物については、建替えの対象外となっています。




江戸見坂の急坂を上っていくと、前方に「ホテルオークラ東京本館建替え計画」の再開発工事区画が見えて来ました。




北東側から、江戸見坂の途中から高層オフィス棟の全景を撮影しました。既に最高高さの180メートルに到達しているように見えました。




北東側から「ホテルオークラ東京本館建替え計画」の再開発工事区画の全景を撮影しました。




北東側から、高層オフィス棟の建物の低層階部分を撮影しました。




北東側から、高層オフィス棟の建物を見上げて撮影しました。




虎ノ門四丁目地区内の路地裏から、高層オフィス棟の建物の全景を撮影しました。




東側から、再開発工事区画の敷地東側の4番資材搬入口を撮影しました。奥には「別館棟」の建物が建っているのが見えます。




江戸見坂の急坂の坂上周辺にやってきました。東側から、再開発工事区画の敷地南側を通っている道路を撮影しました。




ホテルオークラ東京本館の敷地南側の「城山トラストタワー」の敷地内の広場スペースにやってきました。南東側から「高層オフィス棟」の建物の全景を撮影しました。




南側から、「高層オフィス棟」の建物の低層階部分を撮影しました。




南側から、「高層オフィス棟」の建物を見上げて撮影しました。




高層オフィス棟の敷地南側前から、東側へ向かって伸びている「江戸見坂」の坂道を見下ろして撮影しました。




南西側から、高層オフィス棟の建物の低層階部分を撮影しました。低層階部分では、カーテンウォールのガラスの取り付け作業が行われていました。




南西側から、高層オフィス棟を見上げて撮影しました。




「ホテルオークラ東京サウスウイング棟」の建物前から、江戸見坂方向(東側)を見渡して撮影しました。




南東側から、改修工事中の「大倉集古館」の建物を撮影しました。同じ敷地内のホテルオークラ東京本館の建て替え工事に合わせて、2014年4月から閉鎖されて工事が行われています。工事は2019年に完成予定となっています。




実業家大倉喜八郎が、長年に亘って収集した古美術・典籍類を収蔵・展示するため、1917年(大正6年)に財団法人大倉集古館として大倉邸の敷地の一角に開館したもので、日本最初の私立美術館となっています。




南側から、既に完成の状態に入っている「別館棟」の建物の全景を撮影しました。




南西側から、高層オフィス棟の建物の低層階部分を撮影しました。




南西側から、高層オフィス棟の建物を見上げて撮影しました。




「ホテルオークラ東京本館建替え計画」の再開発工事区画の敷地の南西角の交差点前にやってきました。南西側から「大倉集古館」の建物を撮影しました。




南西側から、「大倉集古館」の建物をズームで撮影しました。




南西側から、高層オフィス棟の建物の全景を撮影しました。




南西側から、再開発工事区画の敷地南側を通っている道路を撮影しました。




再開発工事区画の敷地西側(アメリカ大使館側)の歩道を、北側へ向かって歩いていきます。




「アメリカ大使館」の敷地前にやってきました。北西側から「別館棟」の建物の全景を撮影しました。




北西側から「高層オフィス棟」の建物を撮影しました。




現在は、高層階部分のカーテンウォールのガラスの取り付け作業が行われていました。2019年2月に本当に完成出来るのか少し心配していましたが、間に合うみたいですね。




ホテルオークラ東京の地図です。

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