絵本ひとりぼっち

手作り絵本歴38年・ひとりぼっちのひとりごと

三月の帰省

2008-03-30 00:59:40 | つぶやき
火曜日から木曜日の二泊三日で帰省していました。
平日の帰省は新幹線が空いていていいのですが、もう春休み、帰りの新幹線自由席は、なんとか座れたけれど満席でした。 単身赴任の夫が毎週末帰ってくるので、週末は家にいなければなりません。 以前よりも不自由な気がします。

一日目、新大阪から母に電話して、何か買って帰るからお昼ご飯は食べないで待っててねと言っておいて、JR芦屋駅でいろいろ買い物して実家へ。
食べたらすぐに、今回の最大目的の「探し物」。

昔から、母はよくものを失くします。 家の鍵や通帳やアクセサリー・・・認知症気味になってからは、もっとひどくなって、失くしたことさえ忘れたりします。 
あちこち探しながら不要なものをゴミ袋に入れ、タンスや衣装ケースの中のものも整理して、いくつかは発見しましたが、どうしても見つからないものもあって、気が滅入ります。 夕食は、久しぶりにご飯を炊いて、ありあわせの料理で二人粗末な夕食でした。 

二日目、大洗濯を済ませて、午後から姉と三人で『ムンク展』を見に行きました。
着ていく洋服を、ああでもないこうでもないと迷ってようやく決めた後、また何度も着替えて・・・ああ、こういうことでいつも洋服ダンスの中がメチャクチャになるんだなぁとわかります(笑)。

父が元気だったころ、毎週のように夫婦で美術館巡りをしていた母、ムンク展には連れて行ってあげたいと前から思っていたのがようやく実現。 父がいれば、絵を見ながら解説してもらえたのになぁと思いながら、阪神岩屋の駅で姉と待ち合わせて行きました。

打出駅までの20分間(私一人なら8分くらいですが)、岩屋から美術館までやっぱり20分間、そして館内、第一から第七展示室・108点をすべて見終わった母、意外なほど足が丈夫でした。 巻き爪・ウオノメ・外反母趾の三重苦の私がダウンしそうでした(笑)。

カフェで遅い昼食をとって休んだ後、帰り道でも元気に駅まで歩き、姉も実家で夕食まで付き合ってくれました。 女三人いろんなオシャベリをして興奮気味なのか、昼寝もせずご機嫌な母の長い一日でした。

最終日、朝から母は寂しそう。 夕方までいるという私に、何度も「また来てね」を繰り返します。 私は午前中、掃除と片付けをしていて父の日記を見つけて読みふけり、ちょっと泣きました。

お昼を済ませて、母をコーラス教室まで連れて行き(ヘルパーMさんのお宅)、Mさんとしばらく話しをして、買い物に行き、夕方母とお茶を飲んでから瀬戸へ。
探し物も見つからず、その他困ったこともいろいろ未解決で気持ちも重く、心身ともに疲れきって家にたどりついたら、愛犬ジェーンが狂ったように喜んで走ってきたのが嬉しくて、ちょっと元気になれました。



疲れましたが、体調のよくなった母と一緒にいられる時間が与えられるということの幸せをしみじみ感じます。 
コマッタちゃんの母だけど、まだまだ元気で長生きしてね。

Sean(翔太郎)お食い初め

2008-03-18 16:15:58 | 家族
先日、Sean(=翔太郎)は100日を過ぎ、夫婦二人で寂しくも豪華な尾頭付き鯛で『お喰い初め』をしました。 おとーさん(息子)は、Seanの口に梅干を入れてやって反応を楽しんだとか・・・いぢわるとーさん(笑)。

その一週間後、東京へ、オペラ『アイーダ』を見に行ったついでに、Seanに会ってきました。 前に会ったのがお宮参りでしたから、久しぶりで、ずいぶんしっかりと人間らしくなっていたのでビックリしました。

人間らしいことの一つは「声を出すこと」。
泣き声ではなくて、何かを言いたそうな「声」・・・ただ「あ~」などと言うだけなのですが、挨拶してくれているようで、その後ニッコリしたのを見ると、もう、バババカ心がムクムクと・・・(笑)。



食卓用の椅子は、オヨメチャンの会社の人たちからの出産祝いとか。 昔のとは違って、安全で快適そうです。 
ガシャガシャいう音が気になるようで、食卓の食パンの袋を振り回して、ひとしきり遊んでいました。



こんな椅子にも座れるんですよー・・・と、オヨメチャンは、たまにしか行かない私にいろんな状況を見せてくれます。 椅子の後ろにあるテントのようなものは、いろんな仕掛けのあるプレイ・サークル。 ここにもしばらく入れられて、ちょっと迷惑そうな顔になってきたSean・・・(笑)。




この日、持参したお土産は・・・
オヨメチャンと一緒に食べるためのサンドイッチいろいろ、
オヨメチャンの大好物のロイズのチョコ・ポテトチップス、
オペラ観劇のお土産にもらったCDとジンジャーケーキ、
洋書コーナーで買った絵本『はらぺこあおむし』(英語版)、
そしてSeanが着ているブルーのカーディガン(ファミリア)。

数時間後、Seanは疲れて(?)眠ってしまい、たぶんオヨメチャンも疲れてきただろうと思い、乗る予定のバスの時間よりもかなり早めにおいとましました。 外はひどい雨と風で、おまけにバスもだいぶん遅れて、荷物を持って傘さして15分くらい立っていた私もすっかり疲れてしまいました。

またお天気の良い日にでもオジャマして、一緒にお散歩でもしましょうね。

MTE仲間・・・他にも

2008-03-15 19:55:13 | 絵本
MTEの会員リストには19名の名前が載っています。
病気、親の介護、仕事、などの都合で休会中が3名、長期欠席者が2名。
(年会費を支払っている会員が、長期欠席会員ということになります。)


Kさん(長期):
PCを使ったお仕事をしているということしかわかりません。
時々お誘いすると、資格試験の受験勉強中という答えが返ってきたりします。
我が子をモデルに、しっかりと全画面塗りこんだ絵本を描く人でした。
たまに、思い出したように顔を見せてくれます。 また例会に来れるといいのですが。


Mさん(長期):
親の介護で家を空けられないという理由で長期欠席・・・でも、展示会を短時間でも見にきてくれたり、お菓子を差し入れてくれたり、の積極的?欠席会員。
優しい淡彩の花の絵を描いた絵本が印象に残っています。
きっとまた戻ってきてくれると、期待しています。


Jさん(休会):
東京在住。 創立メンバー。 娘さんがドイツに住んでいたころは、単身ドイツに行ったりする行動的な人。 初対面のとき、淡彩で子どもの顔を描いていたのが、いわさきちひろ風だと思ったことを覚えています。
合評会のときに、厳しい的確な批評をしてくれる貴重なメンバーでした。


Cさん(休会):
難病で、ここ20年以上ほとんどベッドの上での生活。 それでもその状態で描ける絵・・というのを模索して、小さい貼り絵や水彩画を描きます。 障害者アート展で最優秀賞を取って、記念切手の図柄になったこともあり、可能な限り個展を開くのですが、なんとも言えない色彩感覚と楽しく踊るような絵が、見る人に力を与えてくれるのです。 
偶然、出身が芦屋で神戸の大学を出たということがわかって、病気になる前は帰省したときに会ってオシャベリしたのが懐かしい。 また一緒に神戸に行く日が来るのを心待ちにしています。


Yさん(休会):
4人のお子さんを育てつつ絵本を作っていた人ですが、仕事が忙しくなって、随分長い間、年賀状だけのおつきあい。 絵本に次々登場していたお子さんたちも、もう大きくなったんだろうなー・・・と、復帰を願っています。

MTE仲間(13)Ryさん

2008-03-12 16:38:34 | 絵本
会の中では、一番か二番の年長者・・のはずですが、不思議なくらい少女のような印象のある人です。 出身の福岡訛りの残る、優しい口調と声、いつも笑顔です。

ご主人の転勤で、あちこちにお引越しをして、すぐにその地域に馴染んでしまうRyさん・・・「どこへ引っ越しても、ここが終の棲家だと思える」というようなことを、昔聞いたような記憶があります。 そのとき、私はどこへ行ってもヨソモノ意識があるのを反省しました。

ずっと前、一度京都で会ってお昼を食べたことがありました。 
京都は、関西人の私が学生時代からよく遊びに行っていたところなのに、いろんな楽しいお店をRyさんが教えてくれました。 Ryさんが京都に引っ越して、それほど年月が経っていなかった頃のことです。

京都でも大阪でも絵本の会を立ち上げて、郷里の福岡に引っ越してからもすぐに絵本の会ができました。 Ryさんのところには、人が集まってくるのですね。

このイラストの靴は、お孫さんの靴。 お孫さんが最初に履いた靴からだんだん大きくなっていくいろいろな靴を順に並べてある絵本があります。 こういう成長記録絵本もあるんだなぁ・・・と、感心しました。

洋裁もお得意で、私の娘のためのコップ袋を数枚プレゼントしてくれたり、私のデニムのジャンパースカートをピッタリのサイズで作ってくれたり、・・・絵本の会に行くときの道具やノートを入れる袋は、もう持ち手が擦り切れていますがまだ使わせてもらっています。 

メルヘン展には、ご主人のご病気で、来ていただけませんでしたが、作品はちゃんと間に合うように届きましたし、ティーマット(小さめのプレースマット)や布製のコースターは、たくさん売れました。



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   *好きなこと・・・散歩
   *好きなもの・・・動物
   *趣味   ・・・フォークダンス
   *特技   ・・・洋裁
   *モットー ・・・たのしく!

   ・福岡手づくり絵本の会「ピッピの会」代表
   ・京都桂坂手づくり絵本の会 顧問
   ・大阪手づくり絵本ピッピの会 顧問
   ・絵本歴 20年


MTE仲間(12)Mmさん

2008-03-12 16:07:53 | 絵本
長身・色白・美人。モデルさんのような体型ですが、今は妊婦さんです。

初対面は、私が4年間のカナダ生活から帰国したときで、若いのに中年オバチャン(私たち)会員に怯えることもなく(笑)、ハキハキと自分の意見を言える人だと感心しました。 

息子ちゃん連れで例会に出席する姿が、昔々の私たちを思い出させて、ああ絵本の会らしくていいなぁと思いました。 その子が、先日のメルヘン展ではすっかりお兄ちゃんらしいしっかりした小学生になっていました。 二番目の娘ちゃんが、今は例会でオシャマさんぶりを披露してくれる人気者になっています。 三番目のお子さんも楽しみ。

メルヘン展での売り物はビーズのアクセサリーでした。 かわいい少女の顔のイラストカードの耳の部分に本物のピアスがさしてあって、「ピアス付きイラスト」という感じ。 「売れ残りますよーに・・」と念じていた淡いブルーのピアスが最終日まで残っていたので、買わせてもらいました。

絵本は、やっぱりお子さんが主人公の作品がイキイキとしていて楽しい。
息子ちゃんの顔写真に短い言葉をつけた絵本は、思わず微笑んでしまうような、母親にしか作れない(撮れない)瞬間の記録集です。 

手づくり絵本の大切な要素は、「そのときにしか作れない絵本」だと、私は思っていますが、まさにMmさんの絵本たちは、子育ての短い期間を大事に大事に絵本にうつしていく貴重な宝物だと思います。

ご本人がプロフィールで書いているように、「ネタは つきない」ですね。
三人のお子さんたちそれぞれが出演する絵本たち、10年後・20年後・に家族で見たら、きっと楽しいひとときになるでしょう。

絵も上手ですが、写真は先生について習ったそうで、本格的に上手です。

若い人の少ないこの会を、これからも盛り上げていってください!



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   北海道出身
   手づくり絵本歴は20年
   
   名東手づくり絵本の会には、11年参加
   その間に 2人の子どもにめぐまれて、
   作品は我が子モデルが多くなったのです。
   そして5月には3人目が・・・!
   ネタはつきない!?

MTE仲間(11)Myさん

2008-03-11 18:49:49 | 絵本
創立投書からのメンバーの一人。
MTE三大酒豪の三人目。

初対面の頃から、ほがらかなよく通る声で親しく接してくれたのを覚えています。 それは30年経った今でも変わらず、誰に対しても同じように親しく話しかけてくれます。

いつも元気そうなのに、いろいろな病気をしました。 入院や手術も、会で一番多く、今も健康体とはいえない状態。 家庭内のトラブルやご両親の介護や、本当に次々といろいろな問題が起こって、大変な思いをしてきました。

それなのに・・・彼女は、とても明るくて前向きです。
「楽しい行事は、断らないの。 でも、約束するときに、ドタキャンするかもしれないけどと、言っておくの。 動ける間は動きたいから。」
この言葉の意味を、私たちはかなり深く理解しているつもりです。

彼女が今抱えている病気は、急に症状が出て、動けなくなるかもしれないのです。
でも、彼女に言わせると、「用心して家にこもっていたら、ずっと出られなくなるかもしれない。 動けるときは動かなくっちゃ。」なのです。

カラフルでオシャレな杖を持って、濃い色のサングラスをかけて、飲み水と薬を持って、きれいにお化粧をして、ステキなスタイルで、彼女は活動的に積極的に行動します。 入院中でも手が動けば絵を描き、病室の患者さんやドクターやナースにも明るさを振り撒いて、楽しい雰囲気にしてしまいます。

彼女の初期の絵本・・・絵が全然描けないと、○や△に棒の手足がついた登場人物でした。 そういうのも楽しいな、と思っていましたが、絵の教室に通ったり、スケッチ旅行に行ったり、たくさん勉強して練習して、いつの間にか、プロのイラストレーターのような、独自の雰囲気のある絵を描く人になっていました。

個展や二人展で出品した額入りのイラスト、ほのぼのとあたたかくてやさしくて、ステキでした。 メルヘンハウスM氏に「絵が枯れてきて、いい感じ」と言われると、「枯れてるなんて、いやだー」と言っていますが、もちろん良い意味で、穏やかな優しさをもった絵なのです。 単純な線と淡彩が、細かく描き込まれた絵よりも想像力をかきたててくれて、しっとりした空気を感じさせてくれるのです。

最近は銅版画教室に通って、面白い作品ができてきています。 しばらくは銅版画にのめりこんでいくようで、楽しみです。



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   かに座・A型
   好きなことば・・・ありがとう  うれしい
   好きなこと ・・・ジャズをきくこと
            お山に行くこと
            映画をみること
            カンパイすること
   たからもの ・・・心配してくれる人がいること

   としをとっても、ずっと楽しいことを考えたい!

MTE仲間(10)Hdさん

2008-03-11 18:04:12 | 絵本
一番新しいメンバー。 Ntさんの絵本講座を受けて、絵本作りに目覚めて入会。

とても丁寧な絵を描きます。 
メルヘン展に出品する絵本を「一人5~10冊」と決めたとき、まだ絵本作り歴が短くて絵本作品が4冊しかなかったHdさんは、急遽1冊制作しました。 新人さんだから、あるだけでいいということにしたのに、律儀に真面目に「5冊!」と。

売り物が、これまた丁寧な仕上げの紙粘土人形付きストラップとかわいい柄のアドレスカードのセット・・・まるでファンシーショップに並んでいる市販品のようでした。

PC作業がお得意なので、メルヘン展の案内ハガキをお願いしました。
入り口に貼った大きな(不気味な)メンバー大顔写真の修正(メンバーの写真入れ替えなど)も、千種展のときのリストも、何かお願いすると、喜んで引き受けてくれたうえ、仕事が丁寧で素早いのです。 本当に助かりました。

我が子を主人公にした、とても手づくり絵本らしい愛情のこもった絵本が多いです。 子育てをはるか昔に済ませてしまった古参組の私たちには、懐かしいような作品で、嬉しくなります。

これからの作品も楽しみにしていたし、いろいろ手伝っていただけるので頼りにしていたのですが、残念なことに4月から東京へお引越しです。

遠方会員として、これからもよろしくね。



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   手づくり絵本の会 2007年入会
   好きなこと・・・工場見学、 工房見学
   願望・・・つなぎを着て暮らしてみたい。

MTE仲間(9)Tkさん

2008-03-10 16:29:51 | 絵本
3年前に茅ヶ崎から名古屋へ。 絵本サークルを求めて入会。
人見知りなく、物怖じせず、入会直後から打ち解けてくれた楽しい人です。

幼い姉妹二人を育てつつ、絵画教室やイラスト仕事やカレンダー作りをするバイタリティ溢れるTkさんに、翌年双子の男の子が生まれて、さぁ大変! 

PCゲームのキャラクター・デザインのお仕事をするほどのイラストレーターなのに、育児に専念せざるを得ない状況に突入・・・しかも、お子さん4人がアレルギーや病気で次々と病院に通う日々・・・それでも、「他人に子どもを預けるなんて、寂しすぎる」と立派にたくましく子育てを続けています。

双子ちゃんをめぐる日々をイラスト入りでMixi日記に毎日載せているのを見るのが楽しみでしたが、その余裕もないほどのこの頃。 そんな中でも絵本はできていくのがすごいです。

メルヘン展には一度、双子ちゃんを連れてきてくれましたけれど、二人が猛スピードでてんでに動き回るのを追うだけで、メンバーはヘトヘト・・・Tk母は偉大です!

4人の子どもたちに負けないほどのパワーで動くTkさんの絵は、絵本の中の子どもたちが今にも飛び出してきそうな勢いがあります。 

メンバーみんなで、声援を送ることぐらいしかできませんが、がんばれ、Tkママ!! 



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   1998  長女を出産。「子どもうんだら絵本でもかこかナ」と
         思っていたところ、そのころ住んでいた茅ヶ崎で
         「手づくり絵本の会」発見。「シメシメ」と思い、即入会。

   2001  次女出産。

   2002  お絵描き教室やら、イラストのお仕事をちょぼちょぼと。

   2005  オットの仕事で名古屋に転勤。
         「ぜったいあるはずダ!!」と思い、さがし回ったところ
         「名東手づくり絵本の会」を大発見!!
         「シメシメ」と思い即入会。
         二人の娘も少し大きくなり、仕事も絵本も充実させるぞ!!!
         と、思っていたら・・・

   2006  まさかの双子男児出産!! ギェ~~~

   2008  育児に《超》追われ中。
         年も年なので、無理せずゆる~~く作っていくことを考えています。
         (つまり、最近はサボってます。)

MTE仲間(8)Ntさん

2008-03-10 00:37:00 | 絵本
最年長メンバーで、20年近く会長を務めてくださっていました。
手づくり絵本講座の講師も一番多いベテランさんで、今もよくメルヘンハウスM氏と一緒のお仕事をこなしています。

見た目も「先生」タイプですが、さすがベテラン講師だけあって、絵本作りのテクニックには敏感ですぐに習得・・・畳む絵本、折り紙絵本、ポップアップ絵本、お弁当絵本、いろんな種類の絵本を見つけるとすぐに試作して見せてくれます。 最近はPC画像を習ってマウスで描いた絵本を作りました。

初期に作った「たけのこノッコ」は、本物の竹の皮を使って竹がどんどん大きくなっていくにつれて画面も大きくなってゆく、今でも人気のある絵本。 生粋の名古屋っ子らしい名古屋弁の絵本、東山動物園の絵本、も手づくりならではの楽しさいっぱいです。

昨年はお母様を看取り、ご主人の看護をされ、大変でしたが、それでも時間を作って絵本活動もがんばっていました。 この強い精神力があるからこそ、いつまでも若々しくいられるのでしょう。

製本はもちろん几帳面で美しく、刺繍の腕はプロ並みで、メルヘン展では刺繍をほどこしたかわいいブローチをたくさん売ってくれました。 

これからも、みんなのお母さん・・いえ、お姉さんとして、リードしていってください。



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   会発足半年後に入会。
   気がつけば30年!!  作った絵本80冊余
  
   最年長会員です。
   どんなときにも仲間がいました。

   ありがとう、みんな!
   ありがとう、家族!
   ありがとう、支えていただいたみなさん!

MTE仲間(7)Hmさん

2008-03-09 18:27:58 | 絵本
みんなから「オードリー」と呼ばれている、かわいらしい人。 お孫さんがいるなんて、とても思えません。

花柄のフワッとしたスカートやきれいな色のセーターがお似合い。 先日かぶっていたかわいいニットの帽子は、「ベストをキュッとしぼって裏返したの」・・・そういうユニークな着こなしがステキにできる人です。

水彩画とパステルを使ったお花の絵ばかり、ホテルのラウンジに展示したときに見に行きました。 ホワンと気持ちの安らぐ、プロの作品でした。

Gsさんと一緒に、「貼り絵教室」をしています。 新聞紙のカラーページを使って作る貼り絵にも優しさと可愛さと洗練されたセンスが光ります。 メルヘン展に出品された貼り絵のお雛様の額、私も欲しかったのに、初日に大半売れてしまいました。

お家の中で飼っている雑種犬のトラちゃんは、Hmさんを守る騎士のように、来訪者にとりあえず吠えますが、みんなで食事をしていてもおとなしくお行儀よく座っています。 MTEのメンバーはみんなお料理上手ですが、彼女も上手。 手早く美味しい料理を作って、楽しそうにおもてなしをしてくれます。

たまに、例会のあるのを忘れて欠席や遅刻をしてしまうテンネン・・なところもありますが、そこがまたかわいらしくて、誰からも愛されています。

今は忙しくて離れていますが、美術館で絵の説明や案内をするお仕事もされていたことがあって、画家のお話しなどを聞くのが楽しみでした。

何年経っても、何十年経っても、少女のような印象は変わらないと思います。



★メルヘン展に設置した「会員(自己)紹介ノート」より・・・★

   好きなこと・・・おさんぽ  おえかき
   
   近況・・・白髪がふえました。 
        ヘアスタイルを変えたいと思っているのですが・・・・。