火曜日から木曜日の二泊三日で帰省していました。
平日の帰省は新幹線が空いていていいのですが、もう春休み、帰りの新幹線自由席は、なんとか座れたけれど満席でした。 単身赴任の夫が毎週末帰ってくるので、週末は家にいなければなりません。 以前よりも不自由な気がします。
一日目、新大阪から母に電話して、何か買って帰るからお昼ご飯は食べないで待っててねと言っておいて、JR芦屋駅でいろいろ買い物して実家へ。
食べたらすぐに、今回の最大目的の「探し物」。
昔から、母はよくものを失くします。 家の鍵や通帳やアクセサリー・・・認知症気味になってからは、もっとひどくなって、失くしたことさえ忘れたりします。
あちこち探しながら不要なものをゴミ袋に入れ、タンスや衣装ケースの中のものも整理して、いくつかは発見しましたが、どうしても見つからないものもあって、気が滅入ります。 夕食は、久しぶりにご飯を炊いて、ありあわせの料理で二人粗末な夕食でした。
二日目、大洗濯を済ませて、午後から姉と三人で『ムンク展』を見に行きました。
着ていく洋服を、ああでもないこうでもないと迷ってようやく決めた後、また何度も着替えて・・・ああ、こういうことでいつも洋服ダンスの中がメチャクチャになるんだなぁとわかります(笑)。
父が元気だったころ、毎週のように夫婦で美術館巡りをしていた母、ムンク展には連れて行ってあげたいと前から思っていたのがようやく実現。 父がいれば、絵を見ながら解説してもらえたのになぁと思いながら、阪神岩屋の駅で姉と待ち合わせて行きました。
打出駅までの20分間(私一人なら8分くらいですが)、岩屋から美術館までやっぱり20分間、そして館内、第一から第七展示室・108点をすべて見終わった母、意外なほど足が丈夫でした。 巻き爪・ウオノメ・外反母趾の三重苦の私がダウンしそうでした(笑)。
カフェで遅い昼食をとって休んだ後、帰り道でも元気に駅まで歩き、姉も実家で夕食まで付き合ってくれました。 女三人いろんなオシャベリをして興奮気味なのか、昼寝もせずご機嫌な母の長い一日でした。
最終日、朝から母は寂しそう。 夕方までいるという私に、何度も「また来てね」を繰り返します。 私は午前中、掃除と片付けをしていて父の日記を見つけて読みふけり、ちょっと泣きました。
お昼を済ませて、母をコーラス教室まで連れて行き(ヘルパーMさんのお宅)、Mさんとしばらく話しをして、買い物に行き、夕方母とお茶を飲んでから瀬戸へ。
探し物も見つからず、その他困ったこともいろいろ未解決で気持ちも重く、心身ともに疲れきって家にたどりついたら、愛犬ジェーンが狂ったように喜んで走ってきたのが嬉しくて、ちょっと元気になれました。
疲れましたが、体調のよくなった母と一緒にいられる時間が与えられるということの幸せをしみじみ感じます。
コマッタちゃんの母だけど、まだまだ元気で長生きしてね。
平日の帰省は新幹線が空いていていいのですが、もう春休み、帰りの新幹線自由席は、なんとか座れたけれど満席でした。 単身赴任の夫が毎週末帰ってくるので、週末は家にいなければなりません。 以前よりも不自由な気がします。
一日目、新大阪から母に電話して、何か買って帰るからお昼ご飯は食べないで待っててねと言っておいて、JR芦屋駅でいろいろ買い物して実家へ。
食べたらすぐに、今回の最大目的の「探し物」。
昔から、母はよくものを失くします。 家の鍵や通帳やアクセサリー・・・認知症気味になってからは、もっとひどくなって、失くしたことさえ忘れたりします。
あちこち探しながら不要なものをゴミ袋に入れ、タンスや衣装ケースの中のものも整理して、いくつかは発見しましたが、どうしても見つからないものもあって、気が滅入ります。 夕食は、久しぶりにご飯を炊いて、ありあわせの料理で二人粗末な夕食でした。
二日目、大洗濯を済ませて、午後から姉と三人で『ムンク展』を見に行きました。
着ていく洋服を、ああでもないこうでもないと迷ってようやく決めた後、また何度も着替えて・・・ああ、こういうことでいつも洋服ダンスの中がメチャクチャになるんだなぁとわかります(笑)。
父が元気だったころ、毎週のように夫婦で美術館巡りをしていた母、ムンク展には連れて行ってあげたいと前から思っていたのがようやく実現。 父がいれば、絵を見ながら解説してもらえたのになぁと思いながら、阪神岩屋の駅で姉と待ち合わせて行きました。
打出駅までの20分間(私一人なら8分くらいですが)、岩屋から美術館までやっぱり20分間、そして館内、第一から第七展示室・108点をすべて見終わった母、意外なほど足が丈夫でした。 巻き爪・ウオノメ・外反母趾の三重苦の私がダウンしそうでした(笑)。
カフェで遅い昼食をとって休んだ後、帰り道でも元気に駅まで歩き、姉も実家で夕食まで付き合ってくれました。 女三人いろんなオシャベリをして興奮気味なのか、昼寝もせずご機嫌な母の長い一日でした。
最終日、朝から母は寂しそう。 夕方までいるという私に、何度も「また来てね」を繰り返します。 私は午前中、掃除と片付けをしていて父の日記を見つけて読みふけり、ちょっと泣きました。
お昼を済ませて、母をコーラス教室まで連れて行き(ヘルパーMさんのお宅)、Mさんとしばらく話しをして、買い物に行き、夕方母とお茶を飲んでから瀬戸へ。
探し物も見つからず、その他困ったこともいろいろ未解決で気持ちも重く、心身ともに疲れきって家にたどりついたら、愛犬ジェーンが狂ったように喜んで走ってきたのが嬉しくて、ちょっと元気になれました。
疲れましたが、体調のよくなった母と一緒にいられる時間が与えられるということの幸せをしみじみ感じます。
コマッタちゃんの母だけど、まだまだ元気で長生きしてね。