絵本ひとりぼっち

手作り絵本歴38年・ひとりぼっちのひとりごと

個展案内

2007-07-14 01:00:39 | 絵本
恒例・故郷での個展も今年で6回目になります。
スタートまで一ヶ月を切りましたので、ご案内いたします。


『第6回・おのみどり・てづくり絵本展』


★8月8日(水)~19日(日)
  9:00~17:00(最終日は15:00まで)

★あしや喜楽苑ギャラリー
  http://www.kirakuen.or.jp/index.htm
  芦屋市塩見町31-1 (JR芦屋駅からタクシー・・が一番楽です)


★8月11日(土)13:00~フォークソング・ライブ
  (かなり古い懐メロ~童謡など、一緒に歌っていただける歌がいっぱい)

★8月14日(火)&15日(水) 13:30~てづくり絵本講座(一日教室)
   両日とも、同じことをお教えいたします 二日続きの講座ではありません
   材料費 = 1000円
   きらく苑に予約していただけるとありがたいですが、
   当日のご参加も、たぶん大丈夫だと思われます  年齢制限なし


てづくり絵本作品多数展示
額入りイラスト・エハガキ・グリーティングカード・かわいい小物・展示即売
手づくり絵本のコピー本は、注文制作いたします

常時、会場におりますが、昼食のための外出などもありますので、ご来場の
前に、ご連絡をいただけると幸いです
  
  


アトリエ篭り

2007-07-02 07:48:11 | 絵本
先週の一週間、アトリエにこもっていた時間が、今までで一番長かったのではないかと、我ながら呆れます。

作品がジャンジャン出来上がっているかというと、残念ながらそうでもないのですが、時間をかけて描くのが楽しみになっていることが、ちょっと嬉しい・・という状態です。 

イラストも絵本も、別にどこかに応募するわけでもなく、自己満足の域を出ません。 他人の評価を気にせずに描くということです。 独りよがりとも言えましょうが、自分の好む方法で自分を納得させるものを描くということは、もしかしたら一番厳しいことなのではないかと、思うことがあります。

同じ場所での個展も6回目ともなると、どうしても「ウケ」を狙いたくなります。 正直なところ、今までの個展で、「これは売れるだろう」と思いながら描いたものもあります(そういうものは、結局売れないのだと、学習しました・笑)。
でも、今は自分を満足させるものを描こうと、がんばっています。

去年からの一年間を振り返ってみると、精神的・心理的に、しんどい期間でした。 こんなに苦しんでいるのに、まだ苦しまなければいけないのか、いつになったら苦しみや哀しみから抜け出せるのか、・・・さんざんもがいたあげくの「決断」を、ここでの日記に書きました。 その決断は、落とされないようにとしがみついていた両手を思い切って放してみることでした。 恐ろしいことでした。 どんな死に方をするかという情景まで思い浮かべて覚悟を決めるというほどの決断でした。

でも、しがみついていたときには、まったく見えなかったものが、手を放したとたんに見えてきて、楽になったような気がします。 呼吸が楽にできます。 そして、絵や絵本を、楽しんで描けるようになったことに、自分でも少し驚いています。

こんなふうに日記に書いてしまうと、今年の個展に期待させてしまうのかもしれませんが、あくまでも、これは自分の感じ方・思い入れに過ぎません。
いつもと対して変わらないじゃないかと、笑ってやってください。

今年は、飾りも気取りもなく、ウケ狙いもなく、そのまんまの私・・・これが私です・・・という、イラストを並べます。




写真は、アトリエ北側の壁・・・・・
・クラプトンの2004カレンダー(彼がいつも、斜め後ろから私を見ています)
・カナダで集めたミニ絵本の詰まったミニ棚二つ
  (その上に、娘がくれたミニチュア家具)
・20年以上前に描いた我が子たちをモデルにしたイラスト
・10年前に描いてメルヘンハウスギャラリーに飾ったクマの絵
・息子が幼稚園のときに描いた娘の絵
・息子が3歳のお誕生日にあられちゃん人形をもらったときの写真
・ギターを弾く娘をモデルにした和紙貼り絵
・星の王子様の万華鏡 
・薬屋さんにもらったカレンダー(笑)
・クラプトンのカレンダーにくっついている写真は、「あかずきん展」で
   あかずきんちゃんのケープを借りて狼と話すわたし(笑)