日本海側の大雪積雪が3メートル超えるところもあるようで83歳のおばあさんが一人で雪おろしという現実人生には、どうしようもないことどうにもできないことがゴマンとあると言われる中でやっぱりどうしようもないのかなぁ・・・と思ってしまう仕事のない人がたくさんいるから、その人たちを使って雇用も賄うという訳にはいかないだかしんボランティアも大事だけどどうしようもない自然を相手にウマいこと商売に繋げるひと工夫が出来たらいいのにな~
評論家の樋口恵子さんと、エッセイストの酒井順子さんとの対談今日は総集編で~すちっと長いけんね~
~以下、1月4日の静岡新聞・夕刊より抜粋~
新春対談 大おばあさん時代の心得
酒井 私がおばあさんになるころは、電車に乗ってもほとんどがおばあさん。席は譲ってもらえないでしょうね・・・。
樋口 大変ですよ。もう、おばあさんの洪水。
酒井 私も最近、あちこちが痛くて。気合いの入ったおばあさんに学びたいと、「おばあさんの魂」という本を書き
ました。このままでは、なんとなく年を重ね、ある日突然おばあさんであることに気付きびっくりするのでは、
と。
樋口 酒井さんが言う、結婚せず子どもも持たない「負け犬」と、その反対の「勝ち犬」という言葉をあえて使うと、
勝ち犬には「おばあさんへの道」という決まった階段がある。結婚して子供を産み「お母さん」と呼ばれ、息子
や娘が結婚し、いやでも「おばあさん」と呼ばれる。
酒井 確かに私も子どもがいたら素直に「おばさん」になれたのかも。
樋口 私たちの世代は「国民皆婚社会」というくらい全員が結婚した。でも、例えばうちの娘は酒井さんより七つ上
ですが、独身。70過ぎても「私、中年」って言うかも。この世代の独身は、中年崩れのまま老境の絶壁へ落
ちるんだろうなぁ。
酒井 私も自覚を深める機会がありません・・・。
樋口 オーダーメードで老いるのも良いと思いますよ。酒井さんや娘たち世代の老い方を見届けて死にたい(笑)。
酒井 私は女子高の同窓会のたびに既婚率を計算しますが、42歳でやっと6割。出生率は1.0いかないと思う。
「負け犬の遠吠え」の後に「儒教と負け犬」という本を書きましたが、韓国も出生率が低い。儒教文化のせい
で、嫁に行きたくない人が多く、出生率に響いているのではと。
樋口 その通り。韓国は嫁への制約が大きい。今どきの儒教文化は女を結婚から遠ざけます。新聞で人生相談を
受けていますが、いまだに嫁姑の悩みは非常に多い。夫の親をみる女性を「嫁」と定義するなら、嫁は絶滅
危惧種です。心掛けの問題でなく、少子化や非婚化によって、人口論的に。だから介護は社会全体で担った
ほうがいい。
酒井 私たち世代だと、それぞれの親をそれぞれがみる、という意識です。
樋口 家事全般に慣れない、実の息子の介護が増え、高齢者虐待の加害者第1号は息子です。介護は負け犬も
勝ち犬も男女も問わず、誰もが乗り越えねばならないもの。
酒井 介護を終えた方々には、確固たる自信のようなものがみなぎっている。そんな感じすら受けます。
酒井 男性の平均寿命は女性の7歳下。パートナーがいてもいなくても、女性は一人になる可能性が高い。どうや
ってくらしていくのでしょう。
樋口 今や高齢者施設の約8割は女性。大独身、女子高社会です。酒井さんは女子高育ちですよね?
酒井 小、中、高と。
樋口 それは強みだと思います。最後は”女子高”なんだもの。
酒井 また女子高生活に戻るわけですね。
樋口 一方で、女同士うまくやっていけないと悩むおばあさんも多い。
酒井 私は高校まで、自分が意地悪だと気づかなくて。
樋口 前向きな意地悪力があれば、多少のことではめげないでしょう。素晴らしいです。
酒井 意地悪さを自覚した結果、その意地悪のおかげでご飯を食べられている気がします。
樋口 こびる女性に男性はころりとまいってしまう。こちらは半ば軽蔑し、半ばうらやみ、男性への対応力を少しず
つ学習もしました。こうして育てば、男子にも女子にも強い両生類(笑)。
酒井 男性がいたら態度が変わる女子を意地悪く見つつも容認するというか、「そういうものだ」と認め合う雰囲気
はありました。
樋口 それが女子力です。必要なのは多様なスタイルを容認すること。
酒井 本当にいろいろな女の人がいますよね。
樋口 夫が、子が、孫がという家族自慢も女性の方が強いかも。一方で大家族、3世代同居でのトラブルも多い。
酒井 家族は一種のリスクなのですね。
樋口 「一人で生きる人の清やかな自立」を、結婚し家族がいる人も学んだ方が、生き切れるんじゃないかな。夫
や子どもに依存して生きるのは、人生が50~60年のころは何とかなったけど、90年、100年の時代には
持ちません。
酒井 すると、おばあさんの基本は、女子力とおひとりさま力ですね。
樋口 これからの女の老後に不可欠なのは経済力。年金も税制も、すべて夫(=男性)中心につくられた国の政策
が問題なのですが、そろそろ女性も目を覚まさなくては。若い世代も含め、寿命の長い女性こそ、生き方・働き
方を、時代に合わせて変えてゆくことが必要です。”老婆(ローバ)”は一日にして成らず、ですよ。
~以上、抜粋終わり~
大おばあさん時代に必要なもの貴女は何から取りかかりますか~実は私、女子高卒でおまけに今いる職場も、ほとんどが女性女子力を身につけるのには持って来いでも、できれば「両生類」を目指してユーモアもお忘れなくそして、ケチることなくでも、おカネはできるだけ減らさないようにしながら・・・おひとりさま力って、どうやって身につけていけばいいだか
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