日本リーグ静岡大会第２日目②

　日本女子ソフトボールリーグ第三節静岡大会を公式記録員が振り返る

第２日目第２試合　　　試合時間２時間４２分　　公式記録員・楽勝

日立ソフトウェア　００００３２０　５
トヨタ自動車　　　１０１０１６ｘ　９

バッテリー　日立ソフトウェア　藤原・山中・山口・●藤原・瀬川－鮫島
　　　　　　　トヨタ自動車　○アボット－渡邉

長打　本塁打　ワトリー②・前薗（トヨタ自動車）
　　　二塁打　西山②（日立ソフトウェア）、ワトリー・藤野・伊藤（トヨタ自動車）

　トヨタ自動車が打ち勝って、開幕からの連勝を「７」に伸ばした。
　初回に先制したトヨタ自動車。逆転された５回にはワトリーの２打席連続となる本塁打で同点に追いついた。再度勝ち越された６回には満塁から２番前薗が値千金のグランドスラム！この回一挙６点を挙げて試合を決めた。投げてはアボットが５失点ながらも完投で５勝目を挙げた。
　日立ソフトウェアは５回、西山と馬渕の適時打で３点を挙げて逆転。同点に追いつかれた６回にも西山の適時二塁打で２点勝ち越したが、その裏再出場した藤原がつかまり、惜しくも敗れた。

楽勝の見たトコ感じたコト
　今や日米のエース対決と言っても過言ではないネームバリューと実力を兼ね備えた両エースが先発とあって多くても３点勝負の試合かと思いきやっ８本の長打が乱れ飛ぶおそらく誰も予想し得なかった打撃戦へ
　あの絶対的エース・アボットからなんと１１安打５得点を叩き出した恐るべし日立ソフトウェア打線細かく見ていくと・・・３回無死一塁での送りバンド失敗ゲッツー続く４回、無死満塁のチャンスに無得点このあたりで得点していたら・・・記録員泣かせの試合になり勝負の行方も分からなかったのかもしれません
　投手陣では・・・エース藤原は調子が悪いながらも回の得点を最少失点に抑え、なんとか凌いでいたものの、リエントリーした６回に再びつかまって満塁ホームランを浴び、まさかの降板変わった瀬川も３連打などで２失点投手陣の立て直しが急務といったところでしょうかうーーん、残念
　一方のトヨタ自動車この日も４打数３安打ホームラン２本ツーベース１本と絶好調のワトリーが打線を引っ張り２００本安打にあと一本と迫った伊藤幸子選手は最初の打席で詰まりながらも大台を決めるレフト前ヒットを放ち重圧から解放されたのか、このあとも２本のヒットを放って、ワトリー・坂元とともに３安打の猛打賞チームの勝利とともに、記録達成に花を添えた
　チェンジアップのないアボットたとえは良くないかもしれないけど・・・交通事故でも当たれば飛んでくしかしっ１１本は無いでしょう後半に得点を許したものの、結果的には３回４回のピンチをなんとか凌いだことが勝利に繋がったと言えるでしょうおそらく・・・５点も取られたことは無いんじゃないかと最終回は３者凡退に抑えてきっちり締めくくり今年は精神的にもひとまわり成長したのではないかと感じました

　


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