Paradise for Stupids

愚者の楽園たるこの国周辺で起こる愉快なことをつぶやきます

沖縄は獅子身中の虫なのか

2013-06-16 23:47:50 | 政治
日本のような小さな国でも出身地を巡る話題は人気があるようで、出版物はもとよりテレビのバラエティ・ショーも一定の人気を博しているようだ。出身地に関心が集まるとなると、好き嫌いのランキングをつけようとする者が出てくるのは自然な流れである。先日目にした嫌いな県人ランキングで印象的だったのが、首都圏や大阪・京都・兵庫の近畿といった大都市圏に加えて、沖縄県人が嫌いな県人の上位にランキングされていたことである。何が皆の反感を買っているのか興味を抱いたのである。

私個人の考えを述べれば、沖縄を巡る様々な物事、関与する人々に、胡散臭さを感じている。また経済的な点では、米軍基地設置の見返りに得ている莫大な補助金ばらまきに対して、不公平感を抱いている。更に、第二次大戦の地上戦並びに米国統治を盾にした過度の被害者意識の表明には辟易している。この点に関しては、まるで朝鮮のコピーと見紛うばかりである。更に、そのような沖縄の立場を強硬に主張し支援する一部の沖縄人や、プロ市民風の本土の支援者を嫌悪している。このような印象を持つ人間は、へそ曲がりの自分位なものかと思っていたのであるが、理由はどうあれ、沖縄をよく思わない人は相当多いと知って驚いた。

ところで、先週、"たかじんNOマネー"という番組で、橋下徹氏の発言に激怒した水道橋博士という芸人が、生放送中に番組を降りたという珍事件が発生した。たかじん氏の番組は、私の住む東京では放映されていないので、YouTubeを検索していたところ、このようなビデオを発見した。

沖縄出身の元自衛官、惠隆之介という人が、テレビ番組の中で沖縄の問題点を告発したビデオである。詳しくはこちらのリンク先を見ていただきたい。

このビデオを見て印象に残ったのは次の4点である。

沖縄米軍基地の土地所有者は、沖縄には住んでいない。高額な補償金等を得て、首都圏の高層マンション等で優雅な生活を送っている。

県民所得は低いが、年収1000万円以上の高額所得者数は日本国内で17番目である。組合幹部を中心に、国からの補償を懐にいれているらしい。ベンツで通勤する教師もいるとかいないとか。

沖縄には独立や中国との連携を真剣に図る一派がいる。沖縄県主催のイベントに日本側の予算で中国要人を招いたり、北京の方向に向いて「中国万歳」と斉唱している。

沖縄のマスメディアは米軍や日本(本土)の悪い点は報道するが、良いニュースは無視するか扱いが小さい。


これらが事実なのであれば看過出来るものでは無い。日本国は沖縄県に対して十分すぎるほどに補償はしてきた。一種の産業としてみれば、米軍基地は非常に良い飯のタネである。米軍兵士の犯罪を殊更糾弾するが、在日朝鮮人の犯罪率と比較してどうなのか興味深いものである。米軍兵士がそんなに極悪非道の輩なのか。戦後70年になろうとする今、そろそろこの手の戦中戦後のくびきは抜本的に絶ち、独立主権国家として法整備を進め、国家反逆に繋がる活動は徹底的に取り締まってほしいものだ。

ある老害の言葉:日本をこれまで支えてきたのは我々の世代だ

2013-06-13 21:42:55 | 高齢者
NHKニュースウォッチ9の中で、街頭インタビューに答えた見た目65歳前後の老人が発した言葉だ。炊事をしながら、耳に飛び込んできたこの言葉で、テレビに注目した位なので、前後の脈略はよく分からない。この老人、続けて「憤りを感じる。」と言うのである。どうやら"日本を支えてきた我々世代は、手厚い年金を貰う権利があり、社会保障費カットには憤りを感じる"ということらしい。

団塊以上の世代は、何故にここまで愚劣で見苦しく、軽蔑すら値しない、輩が多いのだろうか。下の世代から見ていると、下品極まりない。隣の国のお上りさんとそっくりである。

このような輩には、次のように返したい。

日本を借金大国にしたのは誰か。

次世代に繋がる産業を育てることなく、前世代からの遺産を食いつぶしたのは誰か。

憲法自主制定を阻み、結果的に周辺各国から足元を見られ、主権侵害、国力低下を招いたのは誰か。

日本の超高齢社会に歯止めをかけられなかったのは誰か。

あなたは年金に対して一体掛け金としていくら支払い、いくら受給されるのか。

財政ひっ迫の中で、掛け金以上の年金をはじめ、手厚い社会保障費支給を続けていたら、この国はどうなるのか。

あなたは世代間闘争を望んでいるのか。

世代間格差を埋めるためにあなたは何が出来るのか。

日本国の生産性は大丈夫か

2013-06-11 01:08:32 | ワークスタイル
本日久しぶりに午前様になってしまった。Virtual Private Network(VPN)が普及して以降、久しぶりである。VPNと携帯電話があればどこにいても仕事関係の仲間と連絡が取れる。よって、私は特別なことが無い限り、午後7時前にはオフィスを後にすることにしている。今日、帰りが遅くなったのは、若手社員向け研修の成績評価委員として、評価に立ち会わなければならなかったからだ。この評価プロセスが、今時信じられないほど愚劣なものだった。

評価の進め方は至って単純だ。受講生のプレゼンテーションを聞き、評価結果を審査票に書き込む。各評価委員の評価を合計した結果、得点が高いものがアワードを貰うというものである。

特に、問題もなくプレゼンが終わり、後は集計を残すばかり。帰れるものかと思ったら評価委員は残ってほしいと事務局のおばさんが言う。集計結果を確認してほしいというのが理由だそうだ。女性蔑視と取られかねないが、社内間接部門の女性、特におばさんは基本的に恐ろしく仕事が遅い。例にもれず、たった8名の評価委員による評価結果の集計にも関わらず1時間もかかってしまった。単なる足し算にである。

さぁ、帰れるかと思ったら、最上位3名を指して、この方々はこの順番で良いですか、と我々評価委員に問いかけるのである。予め決められたルールに則って決まった順番を、密室談合で変えてしまおうというのだろうか。何やら各部門間のバランスとやらがあるらしい。評価委員は皆、沈黙である。他の方々の思いは分からないが、少なくとも公平な裁定でないことは確かである。ここで30分は時間を浪費してしまった。結局、大した意見は出ず、ようやく解放されたのが23:00である。

意義ある作業で時間を費やすのは厭わない。我々は少なくともプロフェッショナルであるし、その職務を全うするのが使命だからだ。しかし今日(正確に言えば昨日であるが)の午前様は、最悪の経験であった。たかが研修の評価、それにも関わらず単価の高いシニアな社員を待たせながらの評価結果算出という非効率なプロセス、その総仕上げが予め決められたルールを無視した順位付けの示唆である。これが一体ビジネス上どんな意味があるのであろうか。

我社の業績は芳しくない。昇給は無く、むしろ減給対象社員がどんどん増えている。間接部門の予算は削られ、肩たたきが着実に進行しているらしい。しかし未だにこんなくだらない作業に従事する内勤者がいるとは驚きである。嘗てのようにこの国の生産性を上げるには、まだまだ絞り上げるべき非生産的活動者がいるようである。

野中広務氏:支那の工作員と呼ばせていただきたい

2013-06-09 23:20:52 | 政治
このところ、ご本人や古賀誠氏等一派をしばしばテレビで見かけると思っていたら、先週後半から例の尖閣棚上げ合意で騒がれている。日中国交正常化の際に、田中角栄前首相が中華人民共和国首脳と尖閣棚上げを口約束で合意したと、田中氏本人から口頭で聞いたと喧伝している。

これが何故問題なのかは、多くの方々が発言しているので詳しくは述べない。単純に言えば、尖閣は日本固有の領土であり、領土問題は無いという日本政府の立場を棄損し、支那に有利な証言であること。そして、それが嘗ての政府首脳から発せられたということだ。

ご本人は、日本のためと仰っているが、日本の利益には繋がらず、むしろ明らかに不利益となっている。かつての日本国首脳の発言として尖閣棚上げが発せられることにより、領土紛争地域であることを我が国自身が認めていた可能性を示唆することとなる。支那からすれば大いなる前進だ。

領土問題の完全解決は武力に依るしかなく、平和裏に事を収めるには、結局のところ棚上げしかない。しかし、日本の国益を考慮するならば、あくまで領土問題は無いという立場を取りながら、裏で支那と何らかの妥協をしつつ、棚上げに持ってゆくという外交手法を取るべきなのだ。反戦平和を唱える野中氏であるからこそ、そのようなスタイルでの外交を陰からサポートするなら理解できる。それが、全く日本の国益に反したスタンドプレイは、日本を憂える元政治家の行動とは思えない。しかも、文書など証拠が残っている訳でもなく、伝聞でしかないという。「この俺だけが聞いたのだ。俺の命令は上様の命令だ。だから従え。」ということか。まるで柳澤吉保に代表される江戸時代の側近政治ではないか。正に野中一派の密室芸ここにありである。彼らの世界観は、法治主義や民主主義の対極に位置しているようだ。

この手の輩に対する効果的な接し方は、無視、そして相手にしないことである。国を憂える気持ちがマスメディアに少しでもあるならば、鳩山氏や野中氏等による国益に反する所業に関しては無視を貫いていただきたいところである。

年金問題

2013-06-08 10:44:51 | 政治
先週末だったか何気なく見ていた報道番組で、あるキャスターが"XX年後には、老人一人の生活を1.8人で支えなければならなくなる"と言っていた。また、受給開始年齢を67-8歳に先送りをという声も出てきている。既知の話題ではあるが、ちょっと気になっていたのでネットで検索したところ、ちょっと古いがこのような統計情報が見つかった。


高齢者一人を支える生産年齢人口は、2025年で2人を切り、2055年には1.3人を切るという。1995年には4.8人で高齢者一人を支えていたわけだから、それに比較すると、大きな違いであり、若い世代にとっては、これまで以上の大きな負担となる。

その一方で、マスメディアが取り上げる現在の年金受給者の中には、潤沢な企業年金も合わせて、かなりリッチな老後を送っている方々もいるようだ。私が偶然目にした番組では、月額60万円以上を受給している方を紹介していた。60万円は極端な例かもしれないが、私の先輩の方々レベルでも、40万円以上は貰っているようで、企業年金は終身で支給されるという。一方、同じ会社に勤めているにも関わらず、私はそんなに優遇されることはないはずだ。数年前、全社員が呼び出され、企業年金の段階的減額と、終身支給制度の終了が通知されたからだ。経済状況の悪化は現実としてあるのだから、是非もない。しかし、納得できないのが、世代間格差である。早く生まれ、早く定年退職さえしていれば、優遇されるというわけで、やり逃げされたという不公平感を抱くのは自然だろう。企業年金だけではなく、国レベルの公的年金でも同じことが言える。つまり、少子高齢化を招いた世代は老後を謳歌し、少子高齢化の不始末を、後に残された世代が引き継ぐという図式に釈然としないのは私だけではないだろう。

年金問題は、現行年金システムの破たんのリスクを孕んでいることに加え、国民の消費動向にも大きく影響している。私自身、若いころから、給与のそれなりに大きな部分を、老後の資金として貯蓄している。

また、子供を持ちたくないと考える若い世代も増えるだろう。自身の経済的状況が許さないということもあるだろう。生まれてくる自分の子供に苦労させたくないと考える親もいるはずだ。苦労するくらいなら産まないという選択である。私自身、後者と同じ考えを抱いていた(妻の希望を入れて結局子供を授かることになったが)。年金の不安が、更なる少子化を招くという構図である。

更に、このような不合理な仕組みに巻き込まれることを嫌って海外移住を図る人もいるはずだ。私の同僚の中には、それもあって子供をインターナショナル・スクールに通わせている人がいるし、わが家でも帰国子女プログラムが充実している学校に子供を通わせ、いざ海外で学習・就職したいという希望に応えられるよう準備している。

残念ながらこの問題の解決の糸口は全く見えない。民主党のミスター年金(笑)、上妻議員に世間の期待が集まったが、リーダーシップの欠如という彼自身の人格上の欠陥と共に、見かけ倒しに終わった。

外野から見ていて奇異に思うのは、何故現在受給されている方々の受給額を減額調整しないのか、という点だ。老人を中心に票を減らしたくない政治家の無責任に加えて、既に契約に基づいて発給中の案件を、一方的に減額などできないというのがその理由であろうと想像はつく。しかし、年金どころか国家財政は既に破たんしていてもおかしくないほどの赤字大国のこの国で、過去の規約に基づいて延々と満額発給しているのは不合理である。デフォルトに至るまでこの状況を続けるつもりなのか。

何も全受給者の受給額を減額せよとは言わない。企業年金などで経済的に潤沢な方々の公的年金を減額することは出来ないのであろうか。最近そして近い将来受給される方々は日本の人口ピラミッドの中で、一番ボリュームの大きい世代に属している。この山を乗り切ることが出来れば、ひと段落となるのではないか。

また、人口の増減に影響を受けやすい現行の賦課方式をやめ、積み立て方式など他の手法に切り替えるという選択肢をなぜとらないのだろうか。私が知る限りでも10年以上、この議論を続けている。膨大な時間をかけたにも関わらず、何も決められないというのは、民主党だけではなく、戦前の政党政治から連綿と続く、日本の政党政治・民主主義の特徴のように見える。ことこの問題だけに絞っても、この国には民主主義や政党政治はマッチしていないように感じる。


アントニオ猪木:維新の会から参院選出馬

2013-06-04 23:09:21 | 選挙
エンターテインメントの世界のアイコンとしては申し分ない。たまたまつけたテレビに映ってたら、暫くの間、見てしまうと思う。スポーツのヒーローとしてではない、そもそもプロレスはスポーツじゃないし。芸人として何か期待してしまうのだ、まぁビンタとかポエムというところだろうが。

今夜のBSフジのプライム・ニュースで猪木氏の出馬を報じていたのだが、その際の氏の顔写真、どれも人相が悪かった。揃いも揃って悪人顔なのである。これまでの悪行が表面に浮き出た感じというのは言い過ぎだろうか。遠くから眺めているには面白いですまされるが、現実世界で付き合うのは避けたい御仁という印象である。

かつて参院議員を務めていた際、元秘書らの告発により政治資金の不正や女性問題がスキャンダルとして取り上げられ、その影響か、再選はならなかった。「国会に卍固め、消費税に延髄斬り」というキャッチ・コピーは覚えているが、彼の口から、まともな政治信条を聞いたことがない。

さて、維新である。先の衆院選ではそのまんま東を比例名簿の上位に載せたり、"たちあがれ"一派と合流するなど疑問を感じる点が多々あった。そんなこともあって彼らには投票しなかったし、近い将来も投票行動で彼らを支持することは無いであろう。しかしながら、橋下氏の理念を基にしてもう一つの保守の柱を確立するものと期待していた。リベラルから清和会までバラエティに富む間口の広い自民党に対して、先鋭化した硬派の保守の旗を揚げるものかと思っていたのである。そこに、アントニオ猪木氏参入である。猪木氏の政治信条を耳にすることなしに、判断を下すのはフェアではない。しかし、現時点では、維新と猪木氏のカップリングに大いに違和感を抱いている。東に続いてまたまた色物に手をだしてしまったか、とでもいうような印象だ。

例の橋下発言のダメージが拭えない維新である。現状打破のためのカンフル剤が必要なことは確かである。猪木氏が橋下氏をビンタすれば、それが話題に上ることは間違いない。先の参院選で蓮舫に、そして都知事選ではそのまんま東に投票したような消極的無党派層(意識の低い有権者)が、参院選で維新の会と書いてくれることも期待できる。しかし、これが橋下氏の立てた維新の会の旗なのだろうか。この判断が更なる逆風に繋がらないことを祈るばかりである。

日米のカルチャー・ギャップ 2

2013-06-04 21:17:36 | カルチャー・ギャップ
米国駐在と、その間の一時帰国において、日本らしさを感じたエピソードを紹介したい。

服装

日本在住の日本人は、本当に服装に気をつかっていると思う。お金もかけていると思うし、お洒落である。中には、センスの悪い人もいるし、気を使っていない人もいる。しかし、私が駐在していた米国の人々(米国人だけでなく、米国在住の日本人も含む)に比較すると、平均的に、お洒落である。

米国だって、お洒落な人もいるし、それなりのドレスコードを要求する社交の場がある。しかし、普段はTシャツ、ジーンズ(または短パン)、スニーカー(あるいはサンダル)で、どこにでも出かけてゆく。それなりのドレスコードを要求するレストランでも、超グレードの高い処じゃなければ、許容してくれる。ガイド・ブックには、ブロードウェーミュージカルを鑑賞するならジャケット着用が望ましいと書いていたりするが、そんな必要はない。確かにジャケットを着こなしたお洒落な紳士もいるにはいるが、おのぼりさんの多いブロードウェイあたりでは少数派だ。私はポロシャツ等襟付きシャツを着るようにはしているが、Tシャツ姿のオジサンなんかも見かけることがある。

こんな環境で暮らしていると、日本人だって服装には無頓着になってくる。最初のころは日本的な服装で過ごしていたが、いつの間にか、Tシャツと短パンにサンダル、そしてサングラスが定番の外出スタイルになってしまった。なんたってこっちの方が楽なのである。

恐いもので日々身に着ける服装は、毎日の習慣だけあって、生まれてからこの方、ずっとこのスタイルで過ごしてきたかのように、違和感がなくなる。そんな訳で、一時帰国した際に、うっかりいつものよれよれのTシャツに短パン・サンダル・サングラスという定番スタイルで銀座や日本橋の小奇麗なレストランに出向いてしまい、周りからの冷やか視線を浴びたものだ。

逆に言えば、米国に遊びに来た日本人は直ぐに見分けがつく。米国在住の日本人は、髪型から服装まで、多かれ少かれ米国風に馴染んできてしまっているので、見分けがつかないこともある。しかし、短期滞在の日本人はすぐに分かる。なにしろ服装が違うのだ。パリッとして一見新品のように見える出で立ちで、色柄が上手にコーディネートされ、センスの良い人が多い。米国人の同僚が、"日本人の旅行者はファッショナブルなので、韓国や中国の旅行者と間違うことなく、見分けることが出来る"と言っていた。全く同感だ。

ファッショナブルなことは良いことだが、異国ではかなり目立っている。旅行中に犯罪に巻き込まれないよう十分に留意いただきたい。

日米のカルチャー・ギャップ 1

2013-06-03 23:25:42 | カルチャー・ギャップ
運よく米国駐在の機会に恵まれて、長期間母国を留守にしていたことがある。
初めて一時帰国の機会を得たのが、離日してから一年後。1年というのは母国を客観的に見ることが出来る最短の期間であったようで、ちょっとしたFindingsがあった。今日はそれを2つ紹介したい。

空調
室内やバスの車内がとにかく蒸し暑い。米国に比較して日本ではそもそも温度設定が暖かめだし、現時点での気温ではなく、どんなに暑くても、季節ごとに決められた設定温度に合わせて空調を運用しているように思える。
一時帰国したのが3月だったのだが、たまたま季節外れに暖かい日だった。外気温で20°Cは超えていたように記憶している。にも関わらずリムジン・バスの中では暖房が稼働しているようで、正に蒸し風呂状態。窓は曇って全く外が見えず、汗だらだら、シャツは汗でびしょびしょの状態で箱崎まで1時間強缶詰にさせられたのは、強烈な思い出だ。
なお、私は日本人としては暑がりではあるが、米国の強烈な冷房に順応できているわけではない。結局米国のオフィス内では、外気温100°弱の盛夏であっても、Tシャツはもちろん襟付きシャツでも半袖は着なかった。

煙草のにおい
成田に降り立って、米国との違いを意識したのが煙草のにおいです。空港の中は完全禁煙で、喫煙者は金魚鉢状の喫煙ルームでスパスパやっていたが、そこから漏れ出てくるにおいに反応してしまった。また、空港外の喫煙エリアの煙はリムジン乗り場に容赦なく押し寄せますしね・・・
New Yorkなど大都会なら、路上で吸っている人も少なくないのだが、私が駐在していた東部の中核都市では、煙草を吸う人は圧倒的少数だった。元来においに敏感で、殊更煙草臭は目立つので、久しぶりの例の臭いが気になりました。ちなみに私は非喫煙者です。