みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

古都アーヘンの美しい夕暮れ

 9月に入ってから、もう秋です。冷たい風がビュービューと吹いて、そろそろ暖房が欲しくなるような天候が続いています。

 ミュンスターでの仕事を事実上終了し、今は、もっぱら、アーヘン集会で仕事をしています。ここアーヘンは、ベルギーとオランダに面したドイツ国境の町、いろいろな文化が混ざり合った興味深い古都です。

 ここは、あのカール大帝が「戴冠」した由緒ある古都。一千年以上の歴史があります。

       

 これが、アーヘン大聖堂です。ここで、カール大帝の戴冠式が行われました。興味のある方は、世界史の本を開けて、調べて見て下さい。面白いですよ、ヨーロッパの歴史は。この聖堂が建立されたのは、紀元800年です。内部には、美しい宝石をたくさん使った見事な「説教台」などがあります。

 

 この明るさで、まだ午後7時頃(夏時間)、日が暮れ始めるのは午後9時頃からです。まずは、この市役所広場の古いレストランで、夕食をとりました。妻と義母の三人で、アーヘン料理を堪能いたしました。「黄金の一角獣」という名のレストランです。

       

 こんなレストランもあります。なんかなあ・・・ 馬のウエイターがそびえ立っています。

 

 さあ、美しい夕焼けが始まります。なんともロマンティック。こういう情景にいるとなんだか泣けてきますね。

       

 大聖堂の上に、バラ色の夕焼けです。周りにいたドイツ人も、「うわー綺麗!」と言って、デジカメで写真をたくさん撮っていました。

 デジカメが多くの人に普及したので、ドイツ人も今では「日本人並み」にたくさん写真を撮るようになったそうです。

 

       

 

 これも中世からある市役所です。

       

 季節としては秋が一番好きな私ですが、これからドイツは、ウマイものがたくさん登場します。


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コメント一覧

小林直生
オダマキ様 いつも投稿をありがとうございます。そうですね、時々ゆっくりと空を眺めると思わぬ発見がありますね。10月には日本にいるので秋空がこれから楽しみです。
オダマキ
なんて色の空でしょう。
肉眼で見たらどんなだろう、と思います。
この写真に見入っていたら、
空を見上げるような生活してないなぁ、と思い、そのことで泣けてきそうでもあります。

「いいなぁ、こんな空が見れて・・」
と思いましたが、見上げれば私の頭の上でも空は一刻一刻表情を変えているのに、
気が付きもせずに日々過ごしてしまっています。
子どもたちと一緒に夕焼けや月を見るには良い季節です。
散歩にでかけたくなりました。
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