ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

5/1-4 あれはいつだった? もう一つのバージョン & 完

2024-05-04 09:48:33 | あほ


5/1 あれはいつだった? もう一つのバージョン & 完


長野はどうして旭が直子を窓から捨てるなんて、残酷でひどいことができた

のだろう?と考えていた。

僕は女嫌いを公言してはいたけど、旭はとっかえひっかえだった。

でも直子は規格外で振り回されて、もてあました結果が鞭との

出会いで変わった。


鞭が旭を変えた?

俺は強いんだと思え始めた?


長野の勘が今村兄弟が何かするを推測した。

長野は信兄に電話した。

自分も参加したいと言ってみた。

信兄は一瞬黙って、側にいた弟、秀吉に長野も行きたいって

とささやいた。

それから後で連絡しますと答えて電話を切った。


長野は推測していた。

あの2人は旭を殺しにいく。

それからスマホを持つと車に乗った。

そして、直子の家に向かった。


連絡が着く前に長野の車は今村家に到着した。

長野は車で動きを待った。

今夜は動きはないと思いかけた11時ごろ、

ドアが開いていくつかの影が出てきた。

長野はそれを見て驚いた。

末の子がいたからだ。

長野は信兄に電話した。

僕も参加したいと言った。

びっくりした信兄はどうしたいのですかと聞いた。

長野は車のヘッドライトをつけて消すを2階ほど繰り返した。


信兄は車の中に長野を認めた。

長野が車から出てきた。

僕も行きます。同行させてください。

好古がいいじゃない、一緒にやろうと言った。

それは直子に言われた感じだった。


旭のドアの前、ブザーを押して旭の声がした。

好古が直子ですと言ったのを聞くと長野の体が震えた。

ドアが開いた。

4人に続いて長野も入った。


中に入るにつれ、旭の目がギラギラしてきた。

そして4人と一緒にいる長野をみると開きなおった。


長野、お前だって直子を楽しんだ一人だ。

焼印はお前が作ったんじゃないか、

おれの上にお前の焼印を押した仲じゃないか!


お前の鞭さばきを見せてやれよ、

直子のおっぱいを鞭で締め上げたのはお前だろ、

こいつは直子の尻に押した焼印を作った男だ、

お前ら知っているか?

と言いながらソファのクッションの間から何か出して

床にばらまいた。

それは直子のさまざまな写真だった。

焼印のシーン、 

鞭のソーン、 

首輪をされ、リードをつけられ芝生で排便中の直子

2人の男ににメイクラブされている直子、

直子の顔のアップ 口に旭をくわえて・・・・・これが好古のちょうど前に落ちた。


でも好古だけでなく誰も動じなかった。

警棒を鞭のように音をさせながら、旭をベランダに、ベランダに、

ベランダにと押しやった。


筆者から 今シドニーシェルドンを思い出しながら、彼の書き方を思い出しながらのほうがいいかも。

読みながら、読み手がシーンを想像できるような書き方。初期はそうだった。

シドニーシェルドンは元はシナリオライターだった。


旭は着ていたバスローブの紐を振り回しながら武器を探した。

スタンドの灯りはひとつづつ消されていった。

旭はベランダに逃れた。

旭のベランダは朝食のテーブルが置けるほど広かった。

旭はベランダに出ると暗いのをいいことにバスローブを脱いで応戦始めた。

警棒が旭の肩をかすった。

次は胴回り、また肩、そしてベランダの欄干に追い詰められたとき

1本の警棒が旭の又、股間をかすった。

ア、と小さい叫び。

片足が浮いた。

誰かがそれをつかんだ。

旭の体が欄干からオーバーしかける。

足が高く上がった。

欄干を大きくはみ出した体は支え切れず、大きく外に

足がさらに上がって、おし殺したクソっという声とともに

旭は落下した。


それは旭が長期海外出張の前夜だった。

マリコ、妻は午後から実家に行ってしまっていた。


信兄は何も言わずに写真を集めて、リビングがなにごともなかったように

清掃会社勤務の秀兄により片づけられた。


ベランダの窓は開いたまま、スタンドもついたまま

テーブルにはたぶん氷で薄まった飲みかけのウイスキーのグラス

それから水だけが残った氷入れが・・・・・



4人と長野は階下に降り、秀兄は防犯カメラをもとに戻した。


そしてマンションから離れたところに駐車しておいた車で

それぞれの方向に去った。

車に乗る前、信兄は長野に写真を渡し、焼却処分を頼んだ。

街中でこんな大量のものを燃やすわけにはいかないのでと言い訳した。


長野は興奮していた。猛烈に疲れも出ていた。

受け取った写真は助手席に彼のバックとともに置いた。


直子、直子と唱えながら、誰もいない高速道理を、それから国道を県道を

走った。

だんだんスピードが上がっていった。


道は狭くなかった。

でも長野はハンドルを握り締め、アクセルを踏んで踏んで

防音壁にぶつかっていった。

車は大破して、火がついて爆発した。

長野はかろうじて外に逃れたけれど・・・・・・



4人はニュースで長野の事故を知った。

それから2か月弱して、信兄は長野の弁護士と言う人から

電話を受け取った。

信兄とその兄弟は長野の弁護士から妻直子の遺族として

長野の遺産のすべてを相続した。

長野は直子の死後、どうやってか直子を妻に、戸籍上の妻にしていた。

信兄と秀兄は長野が何を直子にやったとしても

長野が直子を愛してくれたことを信じようと思った。


長野の葬儀は信兄が喪主としてしめやかに行われ、

彼の遺骨は直子の眠る墓地に埋葬された。

それは長野の願いだった。









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