6/5 中村浩子 And then 第１９話

6/5 中村浩子　And then 第１９話

ポーズ？　浩子にはどうやってポーズをすればいいのか

アイディアがなかった。

あの日は考えるわで終わらせたけど、雄二は次の日から何度も

何か思いついたと聞いてきた。

でも雄二自身忙しい週だったのでその次の週は何事もなく

終わった。


浩子は雄二には内緒で体を引き締めるためにジムに通い始めた。

若い時は何もしなくても細くいられた。

たくさん食べたけど太らなかった。

それがいつからだろう？

水を飲んでも体重が増える？　いやブクブクしだした。

運動不足がたたった結果だから、運動し出すと効果は割と早く

目に見えて出てきた。

３週間ほどで雄二がなんか痩せた？と聞いた。


そんなことないけどと答えたけど本当は嬉しかった。


数週間後の土曜日早朝、雄二はまだ眠っていた浩子を抱きあげた。

そして事前に開けておいた３つ目の部屋に連れて行った。

眠っている浩子を床に置いた。

それからドアに鍵をかけて、浩子を脱がせた。

うるさいな、まだ眠いよ・・・と浩子が雄二を押し返した。

雄二は、僕の可愛いジャじゃ馬ちゃんと言いながら、浩子を素っ裸にした。

脱がせ終わると、手をそれぞれのコードに結びつけ足を手首につないだ。


そして浩子のまたの間に顔を突っ込み下の唇に熱烈なキスを始めた。

なにしてるの？　と浩子が目を開け、脚を振った。

足は固定されていて、雄二を蹴飛ばすのは不可能だった。

浩子を部屋を見回し、雄二始めたんだと思った。


雄二は丁寧に浩子の唇や唇の間を吸ったりなめたりしていた。

それは眠ったあとのせいもあり、浩子に心地いいものだった。

浩子は雄二に身を任せ、されるがままになっていた。

やがて浩子の体は目覚め、思わず尻を振ってしまった。

それが雄二の顔に当たった。

え、と雄二は見た。

目の前で浩子の尻が動いている。

尻のリズムで浩子をしゃぶった。

浩子が頭を左右に振りだした。

そして雄二と切なそうな声を出した。

雄二は腕を浩子のももに回し、がっしり浩子を抱えこんだ。

それから浩子の唇の間をなめながら舌を浩子の中に入れて行った。

雄二自身を動かすように、舌を浩子の中で動かした。

手で浩子の臀部をつかんで上下に動かした。

浩子はそれを理解し、自主的に動かしてみた。

そしてもう何年も感じたことのないような爆発が体の中で起こった。

思い切りももを広げ、浩子は尻を振った。

雄二に見ていてほしいと願った。

悲鳴が上がった。

雄二は自分を止めてそれを見ていた。

ひと時が過ぎ、浩子が静かになった。

雄二が浩子の両足を外し、手首かたコードを取った。

それから、浩子にひざを抱かせた。

浩子は何も言わないでひざを手で抱え込んだ。


雄二はそんな浩子を何枚もスマホにおさめてから

今度はこう、浩子にひざをつかせた。

そして尻を高く上げさせ、腕をひじから前につかせた。

顔は横にした。

そのポーズの写真を何枚か撮ると、

今度は四つ足になってと小声で浩子に言った。

浩子は四つ足になった。

正面に雄二は行くと、僕を見て、と言った。

浩子は頭を上げて雄二を見た。

髪が乱れて野生ぽっかった。

浩子の垂れ下がった乳房が腕の間から見えた。


写真を撮りながら後ろに回った。

尻を上げて体を下げてと雄二が頼んだ。


ひざを広げて、お尻はそのまま高くかかげてと

雄二の指示通りに浩子は動いた。


浩子は雄二に言われるままポーズすることが快感だった。

なんでとは考えたくなく、雄二の言うポーズをするのが好きだった。

ふーとどちらともなく息をついて休みをとることにした。

雄二は部屋の隅の冷蔵庫から何本か飲み物を持ってきて

栓を開けると浩子に渡した。

浩子は水とオレンジジュースを毎度のように交互に飲んだ。


雄二は浩ちゃんすごくよかったよと、雄二は浩子の頬にキスをした。

浩子は穏やかな顔でちょっと微笑んだ。


雄二のメイクラブすごくよかった。

私、自分ででしか強く感じないと思ったのだけど

雄二のすごかった。


雄二は浩子を抱き寄せて強く抱きしめた。

浩ちゃん、愛してる。　どうにもならないほど愛してる。

私もと息も絶え絶えに浩子もささやいた。