アスペルガー育児日記(現在高校3年生)

アスペルガーの長男ナギと、そうでない次男コウを持つ、シングルマザーの日々の記録

アインシュタイン

2005年08月23日 | ☆Weblog
高機能自閉症・アスペルガー症候群には知能の遅れはありません。
それどころか自分の興味に合ったテーマと
集中出来る環境が整えば
たぐいまれな成果が発揮出来るそうです。
親が言うのも何ですが、
それはナギを見ていても良くわかります。
単調な作業を黙々とやり続けることが大好きで得意です。
その根気には脱帽します。

世界の偉人の中にも
アスペルガーが疑われる人たちがたくさんいます。
有名なところではやはりあのアインシュタインでしょうか。

ナギが現在お世話になっている教育相談所の先生が
アインシュタインを引き合いに出して
「お子さんはどんな素晴らしい発見をするかわからない」
と一生懸命に励まして下さったことがあります。
よほど私が疲れて見えたのでしょう。

でも世界が誇るアインシュタインも
英語は300語ぐらいしか話せなかったそうです。
だからこそアスペルガーが疑われるのでしょうが…。
果たしてアインシュタインの人生は
幸せだったのだろうかと、
悲しい気持ちで考えます。

アスペルガーは自閉症の仲間です。
でも多くの人が想像する自閉症の症状とは
あまり似ていないように思います。
人好きの自閉症とでも言うのかな、
ナギを見ていてもコミュニケーション能力が
低いことはよくわかりますが、
それでも人見知りをせず、
むしろ積極的に関わろうとすらします。

さみしがりやのひとりぼっち…。

私は疲れているときにはこんなふうに
ナギの将来を考えてしまいます。

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