昨夜、お風呂に入っていたら
遠く、サイレンの音が・・・
ふと、耳を澄ます
だんだん近づいてきて・・・・
止まるなぁ 止まるなぁ
心の中で、呟く
そして、そのサイレンの音が
小さく、小さくなって、遠ざかっていくと
ほっと、胸をなぜ下ろす
風呂の中で、聞くサイレンと言えば
私が、まだ、うら若き乙女の頃
それは、夏の夜だった
お風呂からあがると
入る前にいたはずの母がいない
見ると、玄関のドアはあけっぱなし
裏の窓も、もちろん、あけっぱなし
何やってんだァ~~
そう思いつつ
小一時間もした頃だろうか
息を弾ませて、母が戻ってきた
「すごかったぁ~~~」
と、
かなり興奮した様子
「何が?どこに行ってたのよ」
興奮した母が話すのには
な、なんと~~~
すぐ近くで、殺人事件があったとのこと
しかも、当時話題になっていた
アベック連続殺事件!!
「煙草の火を貸してくれますか?」
そう言って、アベックに近づき
いきなり、男を刺すという手口
母が、かなり興奮気味に
周りの、状況や、血の海の話を
目を輝かせながらする
おいおい!、ちょっと待てよ~~
あんたねぇ、娘が風呂に入ってる間にねぇ
しかも全部あけっぱなしで
犯人が、逃げ込んできたら
どうするんじゃ~~~~!!!
そんな、娘の思いなど、
完全に頭から抜けているw
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