いいもの発見部mihaの気まぐれ日記

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奇跡♪♪

2013年10月21日 | mihaのひとりごと

ボケちゃんへ

 

明日はお誕生日ですね

ボケちゃんに“奇跡”を語っておきます。

 

20数年前の今頃…お母さんはすでに陣痛真っ只中

陣痛がこなかったので陣痛促進剤を使われ…

痛くなってから分娩まで、なんと36時間かかりました

「心音が小さくなってるから、お母さん、頑張って!」

頑張ってと言われてもヘロヘロで…

 

やっと出てきてくれたとき、ボケちゃんは泣きませんでした

処置後、泣いたようでしたが…

母子手帳に仮死産と書かれていました

 

出産後、はじめて病室に来るという日の朝…

楽しみに待っていると、副院長が来られて

「赤ちゃんがちょっと具合悪いので鋼管病院に行きますけど、

心配いりませんから、ゆっくり養生してください」…と。

 

心配いらないんだなと思い込んだお母さん…

お父さんやおじいちゃんおばあちゃん、親戚の人たちまで病室に来て…

そこで異変に気づけばいいものを

お母さんは分娩の疲れで気がまわらなかったのです…。

吸引分娩の影響でボケちゃんが「くも膜下出血」を起こし

救急車で鋼管病院へ運ばれ、危篤状態だったとは

 

お母さんはしばらくそのことを全く知らなかったので

ずいぶん後でそれを聞かされたとき

あの日のお父さんの目が赤かったことも…

親戚の人たちが早々に来てくれたことも…

理解できました。

 

入院したために急きょ必要となったボケちゃんの名前…

その年のミスユニバースで優勝した人の名前なんです漢字は違うけれど…

ミスユニバースに出られるような女の子に育ってね

そんなオモイのこもった名前です。

 

3910gで生まれたボケちゃん

(ちなみにアイちゃんは3850g、ユイちゃんは4006g…笑)

鋼管病院の保育器の中で生死の境を彷徨い…

私たちのもとへ帰ってきてくれて

ボケちゃん、ありがとう

毎日毎日、おばあちゃんに鋼管病院まで連れて行ってもらって…

ガラス越しで見るボケちゃん

何時間見ても飽きることはありませんでしたよ

だいぶよくなって保育器から出され…

写真のボケちゃん…生後2週間とは思えないでしょ

髪がくくれそう(笑)

どうやって産んだんだろう…大きすぎるよね(笑)

 

3週間が経ち、退院が決まりました

先生や看護婦さんにはなんとお礼を申し上げてよいやら

ボケちゃんが退院する日にお母さんは初めてボケちゃんを抱っこして

初めてミルクをあげました。

その時の写真です…

 

これを“奇跡”と言わずに何を“奇跡”と言うのだろう

 

その後も1年間知能の検査に来るよう言われたので通いました。

同じような方がおられ、その方の子どもさんは障害者に…

反対にもし、ボケちゃんがそうなっていたら…

家族全員、全く違う人生だったことでしょう

 

書きついでに書きます

二人の妹とボケちゃんが違うところは、そこです。

私はボケちゃんに「結婚は焦らなくていいよ」とよく言いますが…

そこなのです。

結婚して、子どもを産んで、育てて…

そういう人生もいいものです。

でも、ボケちゃんには何か“使命”があるのです。

もちろん、誰にでもあるのですが…

特にボケちゃんには“何か”あるように思えてなりません。

“どんな人生でもいい”

“自分を大切にして生き抜くこと”

“人のために尽くすこと”

生後2日で生死の境を彷徨ったボケちゃん…

もしかすると、あの時悲しい別れがあったかも…

でも、生かされたのです

 

10月22日0時40分…

お母さんの子どもに生まれてきてくれて、ありがとう

 

書き足らない気がするのですが…(笑)

 

かわいいお母さんより


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