北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

どんど

2008-01-11 23:41:24 | 文化
今日仕事で「わち山野草の森」を訪れたとき、駐車場前でどんどの準備がされていました。キャンプファイヤーの時のように木を組んでその真ん中に立派な門松が堂々と立ててありました。どんどは竹でするもの、と思いこんでいた私には新鮮な風景でしたのでポケットに入れていたカメラに納めて帰りました。トップの写真です。

皆さんにとってはこの形は珍しいですか?それとも見慣れたものでしょうか?

私が小さい頃のどんどの思い出は、川原に竹を組み、の人が集まってしめ縄などの正月の飾りなどを燃やします。その時書き初めの紙が炎と共に高く舞い上がれば字が上手くなる、と言われて激しい煙にうまく乗って高く上がるように燃やしたり、竹の先を割ってそこに菱餅つけて残り火で焼いたこと、この日ばかりはそう何回も食べれないぜんざいが食べられるのが嬉しかったことなどを思い出します。炎の勢いが増すと青竹ポーンと大きい音を出して割れ、勢いある炎と煙がもうもうと高く上がっていた風景が脳裏に焼き付いています。

参考までに、「わち山野草の森」のホームページは、ここです。


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2 コメント

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Unknown (道草)
2008-01-12 11:54:01
私達の村のどんどは、小学校の運動場でやりました。大抵は雪が積もっていましたから、火の周りは溶けて赤土がべたべたになりました。靴に引っ付いて重くて歩くのに苦労したものです。青竹を3本立てて、それに書初めをぶら下げて燃やしました。高く上がったら字が上手になるというより、上手に書いてある字の半紙が高く上がると聞かされて信じていました。
あの頃は、誰もが真面目に書き初めをしたのですねぇ。学校の書道の時間では、終わり頃になると飽きてきて墨で髭などを書き合い、先生に叱られたりしていました。
同級生に字の上手な女の子が居て、墨の摺り方からして丁寧で関心したものです。そう云えば、奈良の遠足で、お土産の代わりに書道の筆を買った女生徒も居ました。我々悪餓鬼は、元々勝負にならなかったのです。今は書道の授業があるのかどうか・・・。「どんど焼きどんどと雪の降りにけり」一茶。
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どんどは健在です (mfujino)
2008-01-14 22:28:30
昨13日は朝から雪が舞ってどんどの雰囲気づくりにこうけんしてくれました。京北の正月行事体験ツアーに京都市内などから参加された方も宇津の中地の川原で行われたどんどを体験されました。京都新聞に出てましたが、記者の井上さんなかなか旨い写真を撮ってられましたね。京北のあちこちでどんどは挙行されているようです。来年はしっかりと写真に納めたいと思っています。
この京北の正月行事体験ツアーに参加された皆さん12日の夜はゼミナールハウスで、何年ぶりかしら、などと言いながら半紙に筆を走らせておられました。また駒回しやお手玉を童心に帰って楽しんでおられる姿にはほのぼのとしたものがありました。
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