ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

EYES OF SHIVA

2006年02月20日 | Weblog
EYES OF SHIVA / Deep 2006 1/25 ビクタ-

ディープ


オフィシャルHP

試聴先


評価7/10

ブラジルの5人組民族音楽要素入りのメロディックパワ-メタル2nd。

前作がANGRA似だと言う事で気になって聞いたが、完成度はまだまだのバンドだった。でも面白い事をしてくれそうだったので期待。

新作はやはり民族音楽要素が入り、普通のメロディックパワ-メタルとの違いをアピ-ルしているが、個性がやや薄れた感じがする。ANGRA度も減少し、一般的なメロパワ風に近くなりつつあるように思える。アルバム全体を聞いた感じでは平均的な出来の曲は多いが、これ!といったキラ-チュ-ンがなく、ちょっと地味。やはり売り出そうとするならもっと大きなインパクトは必要だと思うんだがな~。センスと演奏能力は高いレベルにありそうなだけにちょっと残念。パ-カッションがいかにも南米らしさを演出しているところは○。

大きく化けそうな予感はするのだがな~、次に期待するか。

今月の目玉はElvenking か?祝国内盤

2006年02月20日 | Weblog
Elvenking / The Winter Wake 2006 2月
イタリアン6人組フォ-クメタルバンドの3rdアルバム。

Winter's Wake

評価8/10

新作から3曲試聴可

コテコテ民謡的要素満載な疾走メロディ-&合唱と同じくコテコテメロディアスに鳴り響くヴァイオリンが魅力的なイタリアン6人組フォ-クメタルバンドの3rdアルバム。

ボ-カルがイタリアンメロスピバンドによくありがちなB級臭い感じのため、B級クサメタルバンドの香り?も若干するが、アルバム全編楽曲の出来はかなり良い。サウンドクオリティ-もかなり上質の部類だ。CDはスピ-ディ-なコテコテフォ-キ-サウンドで幕を開ける。2曲目もいけいけどんどん。これでもかと言う感じの疾走メロディ-がとても嬉しい(笑)。3曲目はちょっと落ち着いてミドルテンポの曲。4、5曲目は再度疾走。ヴァイオリンが鳴りまくり。6曲目は雰囲気が変わり、女性ボ-カル入りのミドルテンポなフォ-キ-サウンドに泣きメロがすばらしい。7曲目以降も再度疾走サウンドが続き、聴く者を素直に楽しませてくれる。

なかなか面白いバンドで個人的には大好きだが、もう少しボ-カルのレベルが上がってくれると嬉しい。次も期待しているよ!