外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

西川口の小さなウイグル料理屋さん「アパンディン」

2018-10-11 02:22:06 | グルメ

 

先日、西川口にウイグル料理を食べに行った。

西川口のウイグル料理店というと、駅西口の側にある「火焔山」が有名だが、実は東口方面にも1軒ある。「アパンディン」(ウイグルアパンディンキッチン)という名前の、火焔山よりもこじんまりとした店だ。ウイグル料理店が2軒もあるなんて、さすが西川口である。ちなみに、アパンディンのすぐ近くには、「ケバブ家」というトルコ料理屋さんもあって、そこでは他の店にはあまりない「スジュク」(牛肉ソーセージ)を卵と一緒に焼いたものや、「クルファスリエ」(白いんげん豆のトマトシチュー・肉入り)などの家庭料理が食べられるそうなので、そっちにしようかと少し迷ったが、アルコール類の値段を比較した結果、アパンディンに決めた。だって、モルツの生が350円なんですもの。

 

近所に猫スポットの公園があるので、少しベンチに座って缶チューハイを飲みつつ、野良猫さんたちをじっくり眺めてから、おもむろにお店に行った。大分蚊に刺された。

 

お店の看板が判読不能ですいません。商店街の角のあたりの階段を下りた半地下のところにある。アラビア語のハラールマークがあった。ウイグル料理なので、料理は当然ハラール。料理はハラールでお酒も飲める店って、大好きだ。(愛の告白)

 

奥がキッチンで、地味に感じがよくて親切な若い(たぶん)男性が一人で全部やっていた。去年の8月に開店したそうだ。

 

テーブルの配置はこんな具合。薄暗くて静かで、落ち着く空間だ。他のお客が少なかったせいもあるが

 

インテリアのセンスが素晴らしい(猫派の意見)

 

 

友人と2人で、羊の串焼き各1本とナン(パン)1個、それと、平たい麺にチキンと野菜の炒め物がのっかったやつ(料理名は失念)を取った。炒め物は多すぎたので、残った分はテイクアウト。年齢的にもうあまり食べられないの、よぼよぼ・・・

 

串焼きはお店の人に勧められて注文した。焼き具合もスパイスの効き方もちょうどいい。羊肉って、大好きだ。(愛の告白2)パンは多少パサついていたが、焼きたてはさぞかし美味しいだろうと思う

 

唐辛子と丸のままのにんにくがゴロゴロ入っていた。唐辛子を丸かじりしなければ、辛すぎるということはなかった。調子に乗ってガンガンにんにくを食べたら、寝て起きた後、部屋の中にいい匂い(主観的表現)が充満していた

 

大雑把に撮ったメニュー写真これでもか攻撃。まず最も重要なドリンクメニューから

 

 

 

 

 

 

 

全部のページを写したわけではないので、これ以外にも料理はある。但し、これら全てが注文可能というわけではなく、ポロ(たしかラグメンも)を頼もうとしたら、今日はもう終わってしまったとのことだった。おいおい・・・デザートのアイスクリームも、全種類「今日はない」とのことだった。まあ、なかなか手が回らないのだろう。3連休の中日のよく晴れた日曜の夜だったのに、私たち以外には2組しか客が入ってなかった。ちょっと心配だ・・・美味しいし、駅に近くて行きやすいし(徒歩5分以内)、雰囲気もいいし、お酒も安いので、がんばって続けてほしいものだ。

 

(参考)

アパンディン(ウイグルアパンディンキッチン)の食べログ

https://tabelog.com/saitama/A1102/A110201/11045121/

 

これもアパンディン情報

https://gourmet.epark.jp/detail/EG00556486

 

ケバブ家の食べログ(行ったことはないが、一応)

https://tabelog.com/saitama/A1102/A110201/11030287/dtlmenu/

 

私たちの食べた炒め物らしき料理(麺なしバージョン)のレシピ動画。(8:27)ウイグル語はトルコ語の親戚なので、ところどころ分かって楽しい。しかも文字がアラビア文字(改良版)。っていうか、挨拶が「アッサラーム・アレイクム」だし。

چوڭ تەخسىلىك توخۇ قورۇمىسى | chong texshilik tohu qorumisi

 

(終わり)

 

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