うちのしみちゃん(オスの白猫、生後約6ヶ月半)は、とってもスイートな性格だ。
私が布団に入る頃(朝方)や寝起き(昼すぎ)に、よく寝室にやってきて甘える。
私の身体に乗って丸くなったかと思うと、すぐに降りて脇に座ったり、
またよじ登ったり、足元に移動して頭だけもたせかけたりと、いつも落ち着きがない。
そして一挙動ごとに、「ギエ~」とか「グエ~」とかいう、やけに嗄れた奇声を発するのだ。
そんなしみちゃん相手に、半眠りの気だるい状態でだらだら独り言をいうのが、私の日課である。
ある日の私としみちゃんの会話はこんなかんじだった。
(しみちゃんが、横たわる私の胸に座り込む)
みち「あら、いらっしゃいませ…しみちゃんは石地蔵みたいに重いねえ、太りすぎだねえ~」
しみ「ギエ~!」
みち「しみちゃんは子猫なのに、どうしてそんなに声が嗄れてるのかなあ?
もしや、元は人魚姫だったけど、どうしても猫になりたくって、魔法使いのお婆さんと声を交換したのかな~?」
しみ「グエ~!」
(しみちゃんが胸から降りて、枕元に座る)
みち「あの、フサフサの尻尾が顔にかかって、相当くすぐったいんですけど」
しみ「グワ~!」
(しみちゃんが私の顔を舐め始める)
みち「あら舐めてくれるのね、あ、ありがとう。
それにしても猫の舌はザラザラだねえ~。
顔じゃなくて、足の裏を舐めてもらったほうがいいかもねえ。
そうすると、角質が取れてスッキリするかも~。
猫エステで角質とマアッサラーマ!(アラビア語で、”さようなら”の意味)って、どう?」
しみ「キア~!」
(しみちゃん、私の顔を舐めるのをやめて、再び胸の上に乗ってとぐろを巻く)
みち「しみちゃんはあったかいねえ~。
猫に乗っかられると和むんだよね。
こういうの、病院の治療に取り入れたらどうかねえ。
高血圧やウツの治療の一環として、猫のせ療法。
癒されること間違いなしやね~」
しみ「ウギ~!」
(しみちゃん、唐突にベッドから飛び降りて退場)
みち「あら行っちゃった…しょうもないことばっかり喋りすぎやってことかねえ?
じゃあ、そろそろ寝よかな~」
ちなみに、相手がしろちゃん(別の白猫)だと、こんなには喋れない。
しろちゃんが甘えてきた時に、私がブツブツしゃべると、
「キエ~!」と甲高い声を発しながら、前足を伸ばして私の口を触ろうとするのだ。
ちゃんと爪を引っ込めてくれるので、触り心地はいいのだが、
「おだまり!」という意味かと思うと、複雑だわ・・・。
っていうか私、ひとりごと言い過ぎ?
7月に撮ったしみちゃん。いつものようにしょぼくれてる
最近の写真。たぶん左側がしみちゃん、右がしろちゃん
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます