前回の記事に、「ルーコラの種を蒔いたら、もりもり芽が出てきた」と書いた。
現在はこんな状態だ。
びっしりこ
小さくて底の浅い容器に、種を1袋無理やりまいたもんだから、こんな密度になってしまった。
今回は肥料もやっていないし、このまま行くとそう遠からず全部しおれてしまうような気がする。
今が全盛期かな、このヒトたちは・・・って、そろそろ間引きするべきですかね。
話は変わるが、先日友人と横浜の山下公園に行って、カモメにパンをあげてきた。
カモメの餌付けはたのしい。
投げたパン屑を空中キャッチするなどの芸当を見せてくれるので、ハトの餌付けよりもイベント性が高いのだ。
ただ、山下公園のカモメたちは、イスタンブルのカモメたちのような離れ技を身につけていないのが少々残念だった。
あちらのカモメはフェリーにぴったりくっついて飛び、船の進む速度を考慮しつつ乗客の投げたエサをキャッチすることができるのだ。
プロのカモメ調教師をトルコから招いて、訓練を受けさせる必要があるかもしれない。
カモメを見ていたら、童謡の「かもめの水兵さん」を思い出した。
あの歌ではカモメはひたすら波にチャプチャプ浮かんでいることになっているが、実際にはどこかに止まっているか、空を飛んでいることのほうが多い気がする。
https://www.youtube.com/watch?v=keulO4hoQPw
氷川丸のもやい綱にずらりと並ぶ
この獰猛な顔が好き
さらに話は飛ぶが、最近ちょっと、赤ずきんちゃんのおばあさんについて考えを巡らせていた。
「赤ずきんちゃん」の話の中でおばあさんは完全に脇役なのだが、私にとってはなぜか気にかかる存在だ。
狼がいるような深い森の中の一軒家に1人で住んでいて、身体が弱くて、赤ワインが好き。
なんだか他人とは思えない・・・
おそらく猫の1匹や2匹も飼って、野鳥の餌付けもしていたに違いない。
たぶんこのおばあさんは、赤ずきんちゃんのお母さんの実母だ。
お母さんは赤ずきんちゃんが小さい頃離婚して、小学校の教師として働きながら女手一つで子育てをしている。
森の中で一人暮らしをしているおばあさんのことを心配しているが、仕事で忙しいからなかなか会いにいけない。
「森を出て、私たちと一緒に暮らそう」と何度も提案したが、おばあさんは「町の暮らしは私には合わない」などと言って、どうしても首を縦に振らない。
しかし、最近そのおばあさんの体調が思わしくないと、郵便配達人が話しているのを聞いた。
このため、森にはリスクがあることを知りつつも、赤ずきんちゃんをお使いに出したと・・・
という具合にあれこれ想像していると、時間なんてすぐ経ってしまう。
そうこうしているうちに、今年もじきに終わるのね・・・