メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんの見学の際の実習について、少々>

2018-05-31 09:33:45 | Weblog
もう梅雨入りでもいいんじゃない?

もう5月も終わりだ!1年が毎年早くなるのですが、もう誰も早くなったなんて言ってない。当たり前で驚きもなくなったのかも?

さて、箱の形は、その外観は誰でも大体知っていいます。

でも、展開図は?というと知らない人も多い。

で、そういう中で「この形式はこういう展開図です。覚えてください」というのをやってしまうのが、いいのか?という思いがある。

特に、将来クリエイターになる人たち、つまり学生さんたちなどには、「この形式はこういう展開図で」ということばかり教えるのは、あまりしたくはないと思っている。

こんなものが欲しいという時に、まず頭に浮かぶのは完成された形である。

それをいかに展開していくか?が大事になってくる。(展開しなくていい素材の場合もあるが)

そこを大事にしたい。自分で、展開を作っていくことを。

それは、もともと見学の依頼があった時に「外観の美しさではなくて、それを展開する力を学ばせたい」ということを担当教官から言われていたことである。

数年前に、自分で展開していく実習を思いつき、やってみた。実習するまでの準備が長くて「何するんだ!?」という視線を感じた(笑)けど、実習が終われば満足してもらえた。

その実習が見学に来られた1回生の時だけでなく、2回生でも役立っていると聞きうれしい。

ブラッシュアップして、より普遍的に使ってもらえるようにしていきたいと思っている。

この実習の発想が出てきたのは、それこそ「この形式には、この展開図」的ではなく、いろんなことを自分で考えるようにしてきたからかなとちょっと思う。

でわでわ。







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