メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <メインの案に確定してもらうために、別案を作ることもあります。>

2024-03-15 10:49:18 | Weblog

3月も半ば。春ですね!

 

とある製品。

細かい部分があり、最初に依頼時のサイズより長くしたパーツにして加工できるようにしました。

いい感じに仕上がりました。

でも最初の依頼では寸法が短いバージョンだったので、営業がやっぱりそれも必要じゃないかなということで別のサンプルも作りました。

ただし構造的に、単に低くしただけでは木型で抜けなさそうなので、同じ構造では出来ません。

どうする!どうする!

そういう時に別案をサッと出せるのは、ある意味強みかも知れません。

営業に別案を紹介して、問題になりそうなところも説明して、とりあえずそれで別案を作ることになりました。

まぁ下から差してたものを、上から差す感じです。

結構発想の転換の部分です。

そのため余分なところが出てしまうのですが、仕方ない部分で総合的に見てもらって決めてもらう感じになります。

こういう場合どっちがいいのかは弊社で決めかねるので、依頼先に見てもらって必要ならば中身を入れて試してもらう必要があります。

その時に、この部分はこっちがいいけど、あの部分は別案の部分を組み込めないか?とか、もうちょっとこうならんかな?というところがはっきりしてくると考えています。

ひとつだけでなく、二つ以上あれば、確定しやすくなります。

なのでこれでいいと思っていても、納得して確定できるように別案を作る場合もあります。

でわでわ。

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