メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <緩衝作用の強化したもの試作の依頼が増えています。>

2024-02-03 08:40:14 | Weblog

朝会社に来た時の室温が、少し上がってました!まだ寒いけど、

 

かつての展示会の画像です。

 

通販が盛んになり、ダンボールケースで配送が一般的になっています。

最近は、緩衝作用の強化したもの試作の依頼が増えています。

輸送中の破損や事故に対応できるようにするためです。

その分、コストが上がったり、組み立てなどに手間がかかったりします。

例えば、一般的にビンは、井桁の仕切を使って緩衝させています。

ただ井桁の仕切だけでは、緩衝作用が十分で無い場合もあります。

その対策としては、強度のあるダンボールを使用するのが、一般的です。

この場合は、元々の形状に変化はありません。

さらに、緩衝材の追加や構造の変更で、対策を試みることがあります。

最近はこっちの方が多いです。

破損するのは、中の製品が動くからということが原因の一つなので、動かないようにします。

製品に合わせて、井桁をきっちり作っても、全体としては動いてしまうゆとりがあったりします。

このゆとりを徹底的になくすのが対策の一つです。・

さらにケースから製品を遠ざけると緩衝作用は高まります。

そのため箱を大きくして、その中に緩衝材を効果的に詰め込むという方法があります。

ただコストがかかるのが難点です。

いろいろ工夫して簡単で安く効果的な緩衝設計を目指します。

ご相談はお気軽に!

でわでわ。

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