1ヶ月ぶりになるが、山の季節も忘れちゃいない
昨年からの目標だった縦走にチャレンジ
今回はあらためて隊長の実力を測るべく、単独登山である
3日朝7時半
美濃戸口到着
8時美濃戸山荘から南沢ルートへ
北沢と同じく川に沿って似たような山道を進む
今回は単独ということで、とにかく歩幅を小さく歩くこと集中した
前半、何組ものパーティに追い越されながら、とにかく自分のペースに集中した
少し勾配が出始めると、休憩している連中を追い越すようになる
いつもは隊員に気を使い休憩をよく取るが、今回行者小屋までは、1回くらいしかザックは降ろしていない
干上がった川のようなコースに出ると、やがてヘリポートが現れる
すると行者小屋はもうすぐ
10時
行者小屋到着
2時間まずまずのペースかな
すでにたくさん人がいて、テント張ってる人たちがたくさんいる
ここで一杯ビール飲んじゃうか
と思ったが、踏みとどまり赤岳へのルートを確認し、15分ほどの休憩で文三郎ルートに向かう
小屋の右側テントサイトの先が入り口なのだが、分かりにくい
知らないオッサンとキョロキョロしながら行ったり来たり
緑の紐に従って歩くと、どうやら登山ルートに入ったようだ
本当にこのルートは文三郎ルートか
と不安になりつつも引き返す訳もなく、突き進む
前半に比べてかなり急勾配なルートです
「安全第一、安全第一」と唱えながら、歩幅を小さく、ゆっくり登ることに集中
40分ほどで見晴らしがよくなる
当然2000mを超えており、やたら呼吸が苦しかった
階段が整備されてるが、段差が苦しい
同じタイミングで登る人たちとは、抜きつ抜かれつの状態が続いた
赤岳展望荘をすぐ左手に見ながら頂上を目指す
階段の一段、一段にはマムートのマークがついている
カッコイイー
俺が写真を撮ったら、まわりの人たちも写真を撮り始めた
右手には阿弥陀岳の壮大な光景が見えてきた
「あっち行ってもいいな」と思いながら、「まずは赤岳だ」と突き進む
見えていた分岐点にやっと到着
ここから見えていなかった山の裏側から山頂に向かう
「まだまだ距離あるなー」
11時半
いよいよ山頂岩場に近づいてきた
ここからは手も使ってよじ登る感じ
鎖や岩に捕まりながら、慎重に登る
もう疲れてて、けっこうフラッとする瞬間があって集中が必要だ
そしてついに12時
山頂に到着
予定通りの進捗だ
とりあえず2899m山頂踏んで、すぐに赤岳頂上山荘へ移動
お昼ごはんを頂く
やっぱりカレーかな
「岳」や「孤高の人」などマンガがあったが、読み始たてら出発出来なくなると思い、黙って座って待つ
カレーが出てきた
レッドカレーだった
辛口ってこれ?レッドカレーならレッドカレーって言ってよ
まぁキライじゃないからいいけどさ~
速攻食って12時半
横岳に向かっていよいよ縦走開始
今日は先月硫黄岳に登った時に見えた硫黄岳山荘に泊まる
16時までには山荘に到着したかったので、気持ちが焦っていたのは間違いない
ちょっと下ると赤岳展望荘がある
靴脱いで飯食って休んだせいか、快調、快調