Azabudai Hills Artist Introduction|奈良美智
3年ほどまえ、飲み会の後に寄ってたカフェのトイレの壁には、画家の奈良美智氏の絵が飾ってあった。
あ、この絵の女の子、幼い頃のわたしみたい。と、思う。
ふてくされてて、笑わない小憎らしい子供。
笑うと歯茎が見えて、「ふん」って感じする。
あんたのいうことなんて、なーんも響いて来ないんで、聞かないわよ。てか、聞こえて来ないよ。
どーせ、また、いつものあれでしょう。
聞き飽きた。
つまんないんで、森の奥に帰るから訪ねてきてもわからないわよ。大体、わたしが森のどこに住んでるかもあんた知らないしね。
探せるもんなら探してみなよ。
てな感じのインナーチャイルド。
この子は、わたしと一緒に遊びたがってるから遊んであげてる。
わたしとだけしか遊ばない子。
この子と遊ぶとわたしが楽しい。うれしい。大きな声でリズムをとって両手を繋いで歌ったり踊ったりしたがってる。
この子のいうことは なんでも きいてあげたい。